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実は『老後破綻』を招くリスクがあった…お金のプロが警告。良かれと思ってやりがちな、「日用品の買い方」とは?

  • 2026.2.10
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

老後の経済的な安定を願って、日々の生活で「節約」に励んでいる方は多いはずです。

しかし、よかれと思って続けている「日用品のまとめ買い」が、実は老後破綻を招くリスクを秘めているとしたらどうでしょうか。

「安いうちに買っておこう」という安心感が、知らず知らずのうちに家計の管理能力を低下させてしまうことがあります。今回は、買いだめ習慣が抱える意外な落とし穴と、限られた資金を守り抜くための「賢い買い物のルール」をご紹介します。

日用品の買いだめが招く老後破綻のリスクとは?

私たちは、「まとめ買いで価格が安くなる」と言われると、つい多めに購入したくなります。特に日用品は生活必需品なので、セール時にまとめて買いだめすれば得だと思いがちです。しかし、この習慣が長期的な家計には逆効果を及ぼすことがあります。

例えば、買いだめしたことに安心感を覚え、日々の支出管理が甘くなりやすい傾向も指摘されています

それだけでなく、まとめ買いは手元の現金を一気に使うため、急な出費に対応しづらくなる場合も。特に年金生活に入った老後は収入が限られるため、大きな支出のタイミングや金額を誤ると資金不足を招くリスクが高まります。こうした習慣こそが、実は「老後破綻」の引き金になりかねないのです。

知っておきたい買い方のポイント

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出典:photoAC(※画像はイメージです)

では、どうすれば無駄な買いだめを避け、日用品を賢く購入できるのでしょうか?まずは「必要な量だけを計画的に購入する」ことが基本です。具体的には、消費ペースを把握し、使い切るタイミングを考えた上で、無理のない範囲で購入を分散させること。これにより、劣化や置き場所の問題を防ぎやすくなります。

さらに、日用品の価格変動をチェックし、「本当にお得なタイミング」を見極めることも大切です。単に大量購入が節約とは限らず、「割引率」や「クーポン利用」「ポイント還元」なども計算に入れましょう。近年はネット通販やドラッグストアのアプリで価格比較が簡単にできるため、賢く使い分けるのがおすすめです。

また、急激な買いだめを防ぐには「月の予算を決める」方法も効果的。計画的な支出管理ができれば、老後の生活資金を圧迫せずにすみます。日用品だけでなく、全体の収支バランスを意識しながら買い物すること。これが、老後破綻のリスクを減らす大きな一歩です。

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出典:マネーシップス 石坂貴史

買い方の見直しが、未来の自分を守る最大の防波堤に

生活スタイルや収入が変化する老後において、最も重要なのは「支出のコントロール力」です。なんとなく続けてきた買いだめ習慣を卒業し、必要な分だけを計画的に買うスタイルへシフトすることは、無駄な出費を削ぎ落とすだけでなく、家計の透明性を高めることにもつながります。

  • 消費ペースを把握し、適量を守る
  • 目先の安さだけでなく、ポイントや還元率を冷静に比較する
  • 月の予算枠を決め、その範囲内でやりくりする

こうした些細な習慣の積み重ねが、数十年後の資金繰りに大きな差を生み出します。将来の安心を確かなものにするために、まずは次回の買い物から「本当に今、これが必要か?」を自分に問いかけてみることから始めてみませんか。


監修者:石坂貴史

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証券会社IFA、2級FP技能士、AFP、マネーシップス運営代表者。累計1,100件以上のご相談、金融関連の記事制作、校正・監修を手掛けています。「金融・経済、不動産、保険、相続、税制、教育」の6つのFP分野が専門。お金の運用やライフプランの相談において、ポートフォリオ理論と行動経済学を基盤にサポートいたします。【運営サイト】https://moneyships.biz/