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保護者「知らなかった!」自転車で小1を…交通違反になる“NG行為”に「気をつけなくちゃ」「危ないよね」

  • 2026.2.13
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出典元:photoAC(画像はイメージです)

はやいもので2026年も2月に入りました。この春から小学校に入学するお子さんがいるご家庭では、そろそろ準備に追われている頃ではないでしょうか?ランドセルや文房具を揃えたり、通学路の確認をしたり…やることはたくさんありますよね。

そんな中、SNS上で「小学生になったら、自転車の後ろに子どもを乗せてはいけなくなるって知ってた?」という話題が注目を集めています。

保育園や幼稚園への送り迎えで毎日のように自転車の後ろに子どもを乗せていたのに、小学生になった途端ダメになるなんて、少し意外ですよね。中には「じゃあ習い事の送迎はどうすればいいの?」と困惑する保護者の方もいるようです。

実は、自転車の二人乗りには法律でしっかりとしたルールが定められています。今回は、意外と知られていない「子どもを自転車に乗せる際のルール」について、詳しくご紹介します。

小学生になったら二人乗りは禁止?違反するとペナルティも!

それでは、実際にどのようなルールになっているのか、詳しく見ていきましょう。

乗車できるのは「小学校就学の始期に達するまで」

自転車の幼児用座席に子どもを乗せられるのは、「小学校就学の始期に達するまで」と定められています。具体的には、「6歳に達する日(誕生日の前日)の属する年度の3月31日まで」です。

具体的に例を挙げてみましょう。2019年4月10日生まれのお子さんの場合、6歳の誕生日は2025年4月10日ですが、「6歳に達する日」は法律上その前日である2025年4月9日となります。

2025年4月9日が属する年度は「2025年度」ですね。そして、2025年度とは、「2025年4月1日から2026年3月31日まで」です。つまり、2019年4月10日生まれのお子さんは、2026年3月31日まで、自転車の幼児用座席に乗せることができるというわけです(ただし、運転者は16歳以上である必要があります)。

2019年4月10日生まれのお子さんは、基本的に2026年4月に小学校入学ですから、「小学校に入学する直前の3月31日まで」は一緒に自転車に乗れますね。

2026年4月1日からは、自転車の交通違反にも「青切符」が適用!

さらに、今年の春からは、自転車に関する交通違反の取り締まりに大きな変化があります。自転車に乗っている人が交通ルールを守らずに重い怪我を負ったり負わせたりするケースが多発している現状などを鑑み、2026年4月1日からは、自転車にも自動車と同じように「交通反則通告制度(青切符)」が適用されることになりました。

つまり、16歳以上の方が事故を引き起こす恐れのある危険な運転をしたり、警察官の指導に従わず違反を続けたりすれば、自動車のドライバーと同じように、青切符を切られることになったわけです。

青切符が交付された場合、「原則7日以内に反則金を仮納付すること」が定められています。要するに、罰金をとられてしまうのですね!

自転車も車両の一つ。ルール違反は事故につながる危険な行為です。「小学生になったら二人乗りNG」というルールをしっかり守りましょう。

子ども2人を乗せたい!3人乗りはOK?NG?

「子どもが2人いる場合、2人とも一度に自転車に乗せてもいいの?」と疑問に思う保護者の方もいるかもしれません。実は、条件を満たせば3人乗りも可能です。ここでは、OKである場合とNGである場合について詳しく見ていきましょう。

普通の自転車で3人乗りは基本的にNG

まず、普通の自転車の場合はどうでしょうか?残念ながら、普通の自転車で子ども2人を前後に乗せることはできません。

普通の自転車を16歳以上の方が運転する場合、一緒に乗せていい子どもは1人までです。もちろん、幼児用座席をつけてくださいね。

「幼児2人同乗用自転車」なら座席に2人乗せてOK

「幼児2人同乗用自転車」と呼ばれる特別な自転車を使えば、前後の座席にそれぞれ子どもを1人ずつ乗せることができます。これは、幼児2人を安全に乗せられるよう、強度やブレーキ性能などが強化された自転車のことです。

こうした条件を満たした自転車であれば、16歳以上の方が運転する場合、小学校就学前の子ども2人を前後の座席に乗せることができます。なお、「幼児2人同乗用自転車」であっても4人乗りは禁止されています。

幼児用座席の安全基準もチェック!

幼児用座席には、一般財団法人製品安全協会が定める安全基準(SG基準)があり、製品ごとに体重の上限や目安身長などが定められています。

例えば、前に乗せる座席は体重15キロ以下、後ろに乗せる座席は体重22キロ以下といった基準が設けられています。小学校入学前であっても、体重や身長が基準を超えている場合は使用すると危険です。使う際は、必ず製品ごとの基準を確認してください。

おんぶはOK、だっこはNG!知っておきたいルール

「幼児用座席がない場合、おんぶやだっこで自転車に乗せてもいいの?」と疑問に思う方もいるかもしれません。実は、おんぶとだっこでは、ルールが大きく異なります。

「だっこ」は禁止!命に関わる危険性も

結論から言うと、だっこして自転車に乗ることは法律で禁止されています。

自転車に子どもを乗せる場合、「幼児用座席に座らせる」か「おんぶする」ことが法律で決められており、だっこして乗ることは認められていません。

独立行政法人 国民生活センターによると、2017年度からの約6年間で、だっこしたまま自転車に乗った際の転倒や転落によるけがの事例が32件も報告されています。過去には死亡した子どももいるとのこと。

だっこでの自転車走行は、子どもの命に関わる危険な行為なので絶対にやめましょう。

「おんぶ」は条件付きでOK

一方、おんぶであれば、条件を満たせば認められています。その条件とは、「16歳以上の方が、4歳未満の幼児1人を子守バンドなどでしっかりと背負っている場合」。

ただし、おんぶができるのは首がしっかりすわってからです。子どもの発育状態をよく確認してください。

また、おんぶで自転車に乗る場合も、幼児用座席に乗せる場合と同じように、子どもにヘルメットを着用させることが大切です。

正しいルールを知って、安全に自転車を利用しよう

今回は、意外と知られていない「子どもを自転車に乗せる際のルール」についてご紹介しました。

SNS上では「知らなかった!気をつけなくちゃ」「1年生になるまでに自転車に乗れるよう練習させよう」「この間大きい子を乗せている人を見た。危ないよね」といった声が見られました。

小学校に入学したら二人乗りはNG、だっこは禁止でおんぶは条件付きでOK、幼児2人同乗用自転車なら3人乗りもOK…など、ルールは意外と複雑です。また、2026年4月からは自転車にも青切符が適用され、違反に対する取り締まりが変わります。

子どもの安全を守るためにも、正しいルールを確認して、安全に自転車を利用しましょう。


参考:
自転車の幼児用座席に乗車可能な年齢が6歳未満から小学校入学までに拡大(埼玉県警察)
ご入学まで一緒に乗れます(埼玉県警察)
自転車の新しい制度(警察庁)
取締りについて(警察庁)
自転車を安全・安心に利用するために(警察庁)
自転車の交通ルール(警視庁)
自転車用幼児座席のSG基準(一般財団法人 製品安全協会)
こどもを抱っこして自転車に乗ることは危険です-転倒・転落によりこどもが頭部に重篤なけがをすることも-(独立行政法人 国民生活センター)


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