1. トップ
  2. 恋愛
  3. アレン・リーチが語る 『ダウントン・アビー/グランドフィナーレ』完結に込めた思い【sweetムービーインタビュー】

アレン・リーチが語る 『ダウントン・アビー/グランドフィナーレ』完結に込めた思い【sweetムービーインタビュー】

  • 2026.1.22

イギリスで2010年から始まり、日本ではNHKなどで放映された『ダウントン・アビー』がついに完結。20世紀初頭のイギリスを舞台に、地方貴族と使用人、そして実際の当時の世相を交えた人間模様を描いて大ヒットとなったシリーズ。

Allen Leechアレン・リーチ

イギリスで2010年から始まり、日本ではNHKなどで放映された『ダウントン・アビー』がついに完結。20世紀初頭のイギリスを舞台に、地方貴族と使用人、そして実際の当時の世相を交えた人間模様を描いて大ヒットとなったシリーズ。

4226_D018_01935-01936_RCC Allen Leech stars as Tom Branson and Michelle Dockery as Lady Mary in DOWNTON ABBEY: The Grand Finale, a Focus Features release. Credit: Rory Mulvey / © 2025 FOCUS FEATURES LLC

完結編となる『〜グランドフィナーレ』は、この作品の大テーマだった「相続問題」を中心に描いています。
というのも、当時の相続は男系の男子ひとりが相続する決まりだったのに対し、主人公達のクローリー家には娘達しかいない問題があったから。

時代とともに移り変わる価値観の変遷を描いて、今を生きる人にも問題意識を持ってもらえるように作られているのがナイス!


「クローリー家が知っている世界は変わりつつあり、彼らも変わらないといけないことを自覚してるんですよ」というのは、一家の中でも異色の経歴を持っていたトムを演じたアレン・リーチ

「価値観が変わっていくことはこれまでも描かれてきたけど、本作では最大級に表現されてます。1930年代が舞台だけど、一家の中で一番古い考えを持っている人達が変わるチャンスを得るんです。ただ、それが平穏に進まないんですけどね(笑)」

本作でのトムは、クローリー家の人々の意識を根本から変える大事件において、一家を救おうと動く役割。

もともと一家の運転手から貴族の仲間入りをした経歴の彼だけに「トムはいつもアウトサイダーだから、貴族には知り得ない情報を収集する能力があるんですよ」とか。

「トムは適応力が半端なくて、変化にも柔軟に対応してきました。だからこそ、クローリー家の人達にとってもトムは価値ある存在。トムから見た一家は“古い貴族の生活は長くは続けれられない”と分かっていたから、その都度助言をしていってるんですよね。今回のトムの活躍は……観てない人のために内緒にしますが、僕自身も気に入っていますよ」

15年も同じ役を続けるのは、いわば“ハリー・ポッター”超え。これでお別れはつらいのでは?

「別れを告げるのはとても悲しいことですが、今が正しいときだと思いますし、何事も永遠には続かないものですからね。そう、ダウントンの貴族達の生活のように。私のキャリアの中で、自分の出演作にここまで多くの支持をいただいた経験はありません。そのことは一生忘れないと思います」


『ダウントン・アビー/グランドフィナーレ』
story: 1930年、社交シーズンでロンドンを訪れたクローリー家は、長女メアリー(M・ドッカリー)の離婚をマスコミに報じられる。すると、社交界は騒然。彼女は舞踏会などから追放されてしまう。そんなとき、彼女の母の弟でアメリカ人のハロルド(P・ジアマッティ)が訪れ、一家を揺るがすハプニングが……。

監督:サイモン・カーティス/脚本:ジュリアン・フェローズ/出演:ヒュー・ボネヴィル、ミシェル・ドッカリー、ポール・ジアマッティ ほか/配給:ギャガ/公開:1月16日より、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー

© 2025 FOCUS FEATURES LLC.ALL RIGHTS RESERVED

text : MASAMICHI YOSHIHIRO

photo : Zoe McConnell zoemcconnellphotography.com

※記事の内容はsweet2026年2月号のものになります。
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください。

元記事で読む
の記事をもっとみる