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恋人や親友と“すれ違い”を感じる…「セキララカード」でお互いの気持ちを確かめてみた

  • 2026.1.12

長く一緒にいる恋人や友人。お互いのことを理解し合っているからこそ、ちょっとしたことですれ違ってしまうこともあります。

相手の行動や言動にモヤモヤすることがあっても、面と向かって意見を伝えるのも、難しいもの。そんな時に使ってみたいのが、親しい人と価値観をシェアするためのコミュニケーションカード『セキララカード』です。

カップルや夫婦で遊べる『For Couples』、親しい友人などと使える『For Friends』など、用途に合わせて異なるカードを使うことができ、お互いの価値観や知らなかった一面を、ナチュラルに表現し合うことができます。

セキララカードを使うと、恋人や友人との関係はどう変化するのか……実際にカードで遊びながら、その様子や相手との関係の変化についてまとめてみました。

「セキララカード」とは?友人やパートナーとの「深い対話」をサポートしてくれるカード

セキララカードが展開するカードは現在、7種類。カップルや夫婦で遊べる『For Couples』、パートナーと一緒に体・性・愛について追求できる『For Adults』、親しい友人などと使える『For Friends』、家族との絆を深める『For Family』自身との深い対話を促す『For Self-Reflection』、過去や日々の自分と向き合いたい時のための『For Self-Care』、失恋後の自分と向き合うための『For Breakup』。

使い方は簡単。どのカードにも、自己や他社との理解を深める「50の質問」がカードに書いてあり、その質問に答えていくだけ。

また、カードは大きく、主に自分自身と向き合うための自己対話型カードと、家族や友人、恋人など親しい人と深く対話するための対話型カードの2種類があります。

自己対話型のカードは、誰かと価値観を語り合う前に、まずは自分自身の価値観や、今大切にしたいことをじっくり考えたい時に向いています。対話型のカードは、相手と一緒に使用することで、ナチュラルに自分の価値観や気持ちを相手に伝えることができるのが魅力です。

対話型コミュニケーションカードを使えば、相手には直接言いづらい「自分の本当の気持ち」を伝えることができたり、自分は理解できなかった「相手の行動・言動の理由」が分かることもあるはず。今回は筆者が「今後も大切に人間関係を育てていきたい」と思っている相手と、実際にカードゲームをプレイしてみました。

ライフステージの違いで「すれ違っていた気がする友人」と試した『For Friends』

まず誘ってみたのは、学生時代からの10年来の友人。お互いの恋愛事情や仕事への熱意など、これまで「知らないことはない」というほどに仲良くしてきた親友。だけど、お互い年齢を重ねるうちに、ライフステージや住む場所がズレてきて……「本当はどう感じているんだろう」と思ってしまうような場面が増えたり「以前のあの子なら、そうしたかな?」なんて勝手に相手をジャッジしようとしてしまうこともありました。

今も仲良くしているけれど、今後はモヤモヤせずに、相手のことを理解した上で適切な配慮をしていきたい。そんな思いから、『For Friends』のプレイに誘ってみました。親友からの反応は上々。「何それ、面白そう!」と、すぐ誘いに乗ってくれました。

2人きりでじっくり話せる場所がいいなと、個室のカラオケルームでカードをオープンしました。カードには1〜50の数字も割り振られており、数字が大きくなるほどに、質問の内容がパーソナルでディープな内容になっていくよう。

ルールカードに従って「答えたくない質問には答えなくていい」「相手の話を最後まで聞く」ことをしっかり確認し、カードをめくっていきます。

最初は、仕事のことや最近感じたことをシェアするような質問が続きます。「最近どうよ」なんて、会う度に上等文句のように言っていた気がするけれど、いざ真面目に質問と向き合ってみると、お互いに初耳な話がたくさん登場しました。

「ちょっと、そんなことしてたの?」なんて、気兼ねなくツッコミながらカードをめくっていきます。環境が違う部分もあるからと、最近はお互い、相手に気を遣いすぎていたのかなとも思いました。

十数枚カードをめくっていくと、今度はお互いの家族に関する質問や、友情関係に対する価値観についての質問も。どんなに仲のいい友人でも、お互いの家族の話って、なかなかシェアし合う機会がないもの。相手の幼い頃の話を聞いてみると「だからそういう風に考えるようになったんだね」と、相手の価値観が裏付けされていきます。

友情関係についての質問の中には「お互いのいいところを挙げていく」というハッピーな質問も。一つずつ、相手の好きなところを挙げていくと、今気になっていた相手のパーソナリティよりも、自分たちが過ごしてきた「長い関係」に、目を向けることができました。こんなにもいいところを知ってくれているのは、この人だから。そう思うと、環境やライフステージの違いなんて、一時的なハードルでしかないように思えてきます。

ディープよりの質問の中には、最近しなくなっていた恋愛に関する質問もたくさん。私たちの場合、片方に長く付き合っているパートナーができて、お悩みベースの相談がなくなってからは、なんとなく恋愛トーク自体をあまりしないようになっていきました。

だけど、久しぶりの恋バナには、お互い大興奮。青春時代を思い出すような質問もあって、恋愛を謳歌していた頃の記憶も蘇ってきました。彼女との会話の中で過去を懐かしんでばかりいても発展がない……なんて考えていた時期もありましたが、やっぱり楽しかったあの頃の昔話は、楽しくて。

友人を巻き込んで「セキララカード」をプレイしてみると、昔から変わっていない「相手を受け入れている自分がいること」、そして自分にも相手にも「新しい価値観があること」が分かりました。

お互いのいい部分を認め合いながら、今の価値観を改めて話し合ったことで、お互いに気を遣いすぎていたことを認め合うこともできました。結果的には、大満足! 誕生日などを理由に、数年に一度はカードゲームをしようという約束もできました。

長く付き合っているからこそ決めつけがちなパートナーと試した『For Couples』

次に誘ってみたのは、パートナーです。大きなケンカは年に1回もしない程度ですが、時々相手が、何度も注意していることを私にしてしまうことがあります。もちろん、私が相手にやってしまう時もあるのですが、やっぱり自分がイヤなことをされた時には「私がそういうことされるのイヤって知ってるじゃん」と、呆れた態度をあからさまに出してしまうこともありました。

それに、相手は私よりも感情を伝えるのが得意なタイプではありません。イヤなことがあっても怒るのが苦手、と言っていた彼が、私にイヤだと思うことをされても言えなかったこともあるのではないか、と不安に思っていました。

これからずっと一緒にいるのなら、改めて確かめておきたい価値観もたくさんあります。2人の将来についてどう考えているのか、生活の価値観、家や子どもは欲しいか……など、いつか聞きたいとは思っていたことを、改めて確認し合うきっかけにしたいと思いました。

『For Couples』のプレイに誘ってみると、最初は少し驚かれました。時間のある週末に誘ったので「イヤだったら途中で辞めてもいい」と伝えたら、向き合ってくれることになりました。

『For Couples』も、数字が大きくなっていくに従って、質問の内容がディープになっていきます。序盤は暮らしについての価値観や、金銭感覚を確かめ合うような質問もあり、付き合いたてのカップルや、付き合うかどうかを検討したい段階の2人にも向いていそうだなと思いました。

お互いの理解度を、確かめ合うような質問も。「相手がどんなことで生きづらそうにしていると思うか」という質問では、改めて相手の弱い部分に寄り添うことができました。友人用のカードよりも、お互いについての思いをシェアするカードが多く、愛情を確かめ合うきっかけになると思いました。

後半に向かうにつれ、お互いの恋愛観やスキンシップについて確かめ合う質問もありました。こういった話は、長く一緒にいればいるほど、なんとなくお互いに話題に出さなくなってしまうことも多いもの。ただ口に出そうとすると気まずさを感じる人も多そうな話題も、カードに聞かれているからこそ答えられたような気もしました。

改めて、パートナーと「セキララカード」をプレイしてみると、どれだけ一緒にいても、相手を分かった気になってはいけないなと思いました。自分には伝わっていなかった、相手なりに考えて行動してくれていることも知ることができました。

長く一緒にいると、相手の人間性を決めつけてしまうことがあります。お互いの言葉で今の価値観をシェアし合うことで、許し合えることが増えました。それに今後、何か大きな決断を2人でする時にも、勘違いがないよう、カードにサポートしてもらうのもいいなと思いました。

言葉にせず「分かったつもりになってしまう」私たち

実際に大切な人たちと対話を行ってみると、自分の中にあった穿った目線がなくなっていくのが分かりました。気まずいから、面倒だから、忙しいからと言葉にしないことが増えていくと、相手が本当は何を考えているのかをちゃんと聞かず、勝手にジャッジしてしまうのだと気づくことができました。

そしてそれは、とてももったいないこと。相手に何かを伝えていないということは、自分も相手から勘違いされていく可能性が高いのです。もしもお互いに言葉を交わさないまま過ごしていたら、いつか縁が切れてしまう可能性だって、ゼロではなかったでしょう。

気持ちを伝え合う機会を自然に持つのは、やっぱり忙しい私たちにとっては、少し難しいこと。だからこそ、セキララカードという話し合いの「建て前」を作ってあげることも大切なのではないでしょうか。

新しい発見は、2人の関係に刺激も生みます。なんだか最近、つまらない……そう感じることが多い人も、気の置けない誰かと一緒に、自分や相手の価値観と向き合ってみてはいかがですか?

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