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昔の曲は歌えるのに「新しい曲が覚えられない(泣)」50代が直面した“記憶の壁”と、若き日の自分への後悔

  • 2026.1.23

筆者の話です。
推しの新曲を覚えようとして「入ってこない……」と焦った瞬間がありました。
なのに青春時代の曲だけは、イントロで体が先に動いてしまって──。

画像: 昔の曲は歌えるのに「新しい曲が覚えられない(泣)」50代が直面した“記憶の壁”と、若き日の自分への後悔

イントロ

新しい曲を流しながら家事をしていたとき、ふいに昔よく聴いた曲が混ざりました。
イントロが鳴った瞬間、口が勝手に歌い出して「歌詞カード、いらないじゃない」と自分でも驚いたのです。

若い頃は、友人とカラオケへ行くたびに新曲もすぐ覚えていた記憶があります。
ところが最近は、同じ音楽なのに手ごたえが違う気がしていました。

入らない

ライブ参戦のため、推しの新曲の歌詞と振り付けを覚えようとしたときのこと。
動画を止めては巻き戻し、口で数えながら動いてみるのに、次の瞬間には「えっと、どっちの手だっけ」と抜け落ちます。

スマホの画面は何度も同じ場面で止まり、再生ボタンばかり押していました。
メモを取ろうとしても、書いている間に映像が進み、慌ててまた止めます。
歌詞を目で追っても、次の行へ移っただけで直前のフレーズが薄れていきました。
「覚えたいのに、体が追いつかない」その小さな違和感が、じわじわ積もっていくのです。

体が先

それでも諦めきれず、昔の曲も新しい曲もランダムで流してみました。
すると青春時代の曲は、イントロだけで歌詞も振りも自然と戻ってきて、口が勝手に歌い出します。
昔覚えた振りが勝手に浮かんで、気がつけば手が動く。

一方で新しい曲は、さっき練習した部分さえ曖昧なままでした。
その差を見て「若いときに覚えたこと」は思った以上に深く心や体に刻まれているのだと、はっきり感じたのです。

今から

青春時代に何度も聴いた曲は、歌詞カードがなくてもフルコーラス歌えるほど記憶に残っています。
同じように、あの頃なら当たり前みたいに頭へ入っていたことが、今は思うように残りません。
その現実を突きつけられたとき、胸の奥に小さな空白ができたようでした。

音楽だけでなく、後回しにした勉強や「そのうち」と言い聞かせたことまで、思い浮かびます。
日々過ぎていくということは、年月を重ねていくということ。
若くなることはない。
あの頃にもっとたくさんのことを吸収しておけばよかったという、少しの後悔が胸に浮かんだ出来事です。

【体験者:50代女性・筆者、回答時期:2025年12月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Kiko.G
嫁姑問題をメインテーマにライター活動をスタート。社宅生活をしていた経験から、ママ友ネットワークが広がり、取材対象に。自らが離婚や病気を経験したことで、様々な悩みを持つ読者を元気づけたいと思い、自身の人脈や読者の声を取材し、記事として執筆。noteでは、糖尿病の体験記についても発信中。

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