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なぜ私たちは「もっと頑張ろう」としてしまうのか? 昭和世代の価値観を見直してみた/中道あん

  • 2026.1.19

20代で結婚、2男1女を授かり、主婦として暮らしてきた中道あんさん。でも50代になると、夫との別居、女性としての身体の変化、母の介護...と、立て続けに「人生の転機」が訪れます。そんな激動の中で見つけた「50代からの人生を前向きに過ごすためのヒント」。

「頑張れば道は拓ける」「我慢は美徳」...そんな風に考えて、頑張ってしまうことはありませんか? 新しい年がはじまると、「今年こそは、もっと頑張ろう」と思うことも。いま、中道あんさんが「頑張る」よりも大切にしようと思っていることは?

【前回】「できなかったこと」を数えるよりも...2025年を振り返って感じた「大切な考え方」

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2026年が始まりましたね。

新しい年になると、つい「今年こそは、もっと頑張ろう」と思ってしまいませんか。

ただ、私に関していうと──頑張ることより「面白がる」方が人生の目的と言えるのではと、そう感じています。

私たち昭和世代って、

・頑張れば道は拓ける

・我慢は美徳

・続けた人が最後に勝つ

...この価値観で乗り越えてきた人が多い世代です。

だから、困ったら「もっと頑張れ」、不安なら「さらに努力しろ」って、自動的にそう動いてしまう。

私も、これまでずうーっと、「立ち止まったらアカンねん」と自分を励ましながら生きてきました。

「休みたい」けれど、コレが終わってからと我慢する。

休みは、ご褒美なのかと思ってしまうほど。

「何もしない」ことに対する罪悪感みたいなものが、べったり心の奥底にへばりついているようでした。

50代も後半になってくると、子どもは自立して、仕事の主役からも外れ始めました。

すると、「誰かの役に立ちたい」「まだまだ、できる」というような、自分の存在価値を求めるように。

つまり、頑張る=存在証明になってしまいがちです。

さらに、頑張ることに慣れきっていると、それが人生の安心ルートになってしまいます。

頑張っている自分が安心なんです。

でも、力を抜いたり、誰かに委ねたり、ほどほどな自分でいると不安になってくるのです。

これは、まさに40代、50代の私でした。

もうね、緩め方を習っていないから、分からないのです。

だから不安になると、知っている方法=頑張る、に戻ってしまうのです。

じゃあ、どうすればいいのでしょうか。

いきなり、「頑張らない自分になろう」というのは、無理です。

代わりに1つずつ、手放していくこと。

時間の使い方を改めていくこと。

頑張らない練習を小さく始めてみるのです。

そうやって、少し力を抜いても、人生はちゃんと続くと知ることなのかもしれません。

「頑張らない」はサボることではありません。

自分を緩める習慣を持つということです。

たとえば、私が去年やったのは、

・なるべくPCを持ち歩かない。(すきま時間に作業しようとするクセを手放す)

ポルトガルに13日間旅したとき、PCは自宅で留守番させていました。

それでも、困ることはなかったので、この成功体験は大きかったです。

・今日は、ここまで。という目標を決めたら、それ以上に仕事をしない。(放っておいたら、寝るまで作業してしまうから)

「まだ、頑張れる」と思うより「もう、十分」と自分に声をかけるようにしています。

・よく歩いた。(効率ばかりを追い求めないように)

朝夕の犬の散歩の他に、駅まで歩いて移動したり、公園を散歩したりしています。

ただ、スマートウオッチをつけはじめ、毎日1万5千歩ほど歩いていると分かりました。

さすがに、歩きすぎかと思い、レンタサイクルで移動することが増えました。

・22時になったら寝る準備を始める。(寝ることは体も心も回復させる)

もともとショートスリーパーだったので、眠くなるのを待っていたら日づけが変わってしまいます。

寝る時間を決めて、それに向けて自分を整えるようにしたら、早く寝られるようになりました。

今年は、私自身が楽しめて、それに共感してくださる人と関わる時間を増やしていこうかと思っています。

ゆるーく活動することが「楽しみ」になれば、それだけでいいんじゃないかと思っています。

頑張らなくても、人生はちゃんと続く。

それを、これからも自分の暮らしで確かめていこうと思います。

※健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
※記事に使用している画像はイメージです。

中道あん

「女性の生き方ブログ!50代を丁寧に生きる、あんさん流」主宰。Ameba公式トップブロガー。20代で結婚、2男1女を授かる。結婚22年で夫と別居。55歳「自分らしく生きたい女性のための発信塾」を起業。4歳になるイングリッシュコッカースパニエルと日々の暮らしを楽しんでいる。著書に『ビバ!還暦 60歳海外ひとり旅はじめました』(主婦の友社)、『昨日とは違う明日を生きるための 新しい幸せの始め方』(KADOKAWA)、『50代、もう一度「ひとり時間」』(三笠書房)などがある

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