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「エアコン修理、15万円ですね」え!?⇒ベテラン作業員を“解雇”に追い込んだ、5歳の息子のひと言とは

  • 2026.8.13

エアコン修理業者がわが家に来たときの話です。当時5歳の息子は興味津々でエアコン修理の様子を見ていましたが、2人来ていた作業員の1人にうっとうしがられてしまいます。その後、修理ができないとわかり、高額請求されて困惑していると……。

息子のひと言で、事態が急変!

息子が5歳のときの夏のことです。リビングのエアコンの調子が急に悪くなり、修理業者に来てもらうことになりました。やってきたのは不機嫌そうな40代のベテラン作業員と、物静かな30代の若手作業員の、男性2人組。

子どもが邪魔してはいけないと気をつけてはいたものの、当時2歳のイヤイヤ期の娘の機嫌を取るので私は精一杯でした。息子には「近くに行ったら邪魔だからね」と話をしていましたが、興味津々な息子は少し離れたところから目をキラキラさせて作業を見つめています。

ベテラン作業員は「チッ、見てくんなよ気が散るな」と舌打ち。その反応に驚きつつも「ジロジロ見ないんだよ」と息子をなだめてその場をしのぎました。するとその後、ベテラン作業員は「これは基盤が完全にイカれてる。全交換で15万円だね」と、高圧的な態度で高額請求をしてきたのです。

エアコン修理にかかる費用の相場など知らない私が驚いていると、息子が「おじちゃん、さっきエアコンから取っていたやつなぁに? ここに入れてたよね」と言ってベテラン作業員の作業服のポケットを指さしました。「いや、これは……」とベテラン作業員が焦ったように作業服をゴソゴソとすると、ポケットから金属製の部品が床に落ちて大きな音がしました。若手作業員がその部品を見て驚いた表情を浮かべます。

私は不審に思い、ベテラン作業員が急いで拾おうとする前にその部品を拾い上げました。すると息子が「あ、これ! おじちゃんがエアコンからガチャンってさっき外したやつだよね。これが壊れてたからエアコンがダメになったの?」と純粋なまなざしで言うのです。すかさず、若手作業員が私の手の中にある部品を覗き込みました。「あれ、先輩。これなんで取っちゃったんですか? これつけたら問題ないんじゃ……?」とベテラン作業員の顔を覗き込みます。

なんとベテラン作業員は、自分の歩合給を上げるために、ただ外れていただけの配線をわざと抜き取り、その上必要な部品も外し、「故障した」と嘘をついて高額な修理代をだまし取ろうとしていたのです。

若手作業員の追及と、息子の決定的な目撃証言により、言い逃れできなくなったベテラン作業員。「先輩、これはさすがにまずいっす」と後輩に言われ、すぐに「すみません。今月お金足りなくて……」と不正を認めました。私はその場で業者本社のカスタマーセンターへ連絡。ベテラン作業員は手を震わせながら「申し訳ない、申し訳ない」と繰り返すだけでした。彼はその後、本社の指示で会社を解雇されたそうです。エアコンは若手作業員の手で部品と配線を挿し直すだけで元通り動き、修理費は無料になりました。

この出来事を通じて、専門業者だからといって全面的に信頼するのは危険だということを痛感しました。特に修理や点検など、素人には判断が難しい分野では、相手の言い値や説明を鵜呑みにせず、事前に相場を調べておくことが大切だと実感。また、不審な点があれば遠慮なく質問し、作業の様子をしっかり確認することも重要だと感じました。

今回は息子の純粋なひと言が不正を暴くきっかけになり、子どもの観察眼と正直さに改めて驚かされました。高額請求をされたとき、知識がないからといって泣き寝入りするのではなく、納得できない場合は本社やカスタマーセンターへの問い合わせを躊躇わないことが、自分と家族を守ることにつながるのだと学んだ出来事です。

◇ ◇ ◇

今回のケースは、業者が意図的に部品を取り外し、故障したと偽って高額な修理代を請求しようとしたもの。これは詐欺罪(刑法246条)に該当する可能性が高く、決して見過ごしてはいけない行為ですよね。

もし同様のトラブルに遭遇した場合、業者がその場で不正を認めて帰ったあとであっても、消費者ホットライン(188)へ連絡し、事の経緯や業者の情報を伝えたり、警察の相談ダイヤル(#9110)に相談したりすることも有効です。

また、修理業者を依頼する前に、インターネットの口コミサイトや評判を事前に調べ、過去にトラブルがなかったかを確認しておくことも大切です。そして、修理業者を呼ぶ際は、事前にエアコン修理の相場をインターネットで調べておくことも大切。相場を把握しておくことで、高額請求に気づきやすくなります。

事前の知識と冷静な判断が、自分と家族を守る力になることもあります。日ごろから少し意識しておくだけで、いざというときの対応が大きく変わるかもしれませんね。

著者:横田りな/30代・主婦。7歳の息子と4歳の娘を育てるママ。夢のマイホームのため節約を始めたところ、意外にも楽しくて、最近では自分で節約レシピを考えるのがマイブーム。

作画:Pappayappa

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年2月)

ベビーカレンダー編集部

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