1. トップ
  2. 『老後にお金が底をつきてしまう人』はやっている…元銀行員が教える、“3つの共通点”とは?

『老後にお金が底をつきてしまう人』はやっている…元銀行員が教える、“3つの共通点”とは?

  • 2026.1.28
undefined
出典元:phootAC(※画像はイメージです)

「人生100年時代」と言われる昨今、老後の生活期間は私たちが想像している以上に長くなっています。

そこで懸念されるのが、老後資金の不足です。 現役時代は普通に暮らしていたはずなのに、なぜか老後にお金が底をついてしまう……。実は、そうなる人には明確な共通点があります。

今回は、信託銀行で富裕層の資産管理にも携わるプロの視点から、その特徴と今からできる対策を解説します。

老後資金が不足しがちな人に見られる特徴

老後の生活費が足りなくなる原因は単純な貯蓄不足だけではありません。

まず挙げられるのは「収支の見直しを後回しにしがち」ということです。

現役時代は収入があるため支出の詳細まで気を配らない人が多く、年齢とともに収入が減ることへの準備が疎かになりやすいのです。例えば、税や保険料、医療費などの支出が増える一方で、支出総額の把握や節約行動を十分に行わないと、いざ老後に入ってから予期せぬ資金不足に直面します。

次に、「趣味や交際費などの支出が大きい」ケースもあります。

子育てが一段落し、自由な時間が増えたことで旅行や趣味に費やすお金が増え、気づかぬうちにお金が減ってしまうパターンです。明確な予算管理がないと、楽しいはずの老後が金銭的な不安のもとになることもあります。

さらに、「公的年金だけに頼っている」という姿勢も挙げられます。

公的年金は生活の一定の支えになるものの、多くの家庭ではそれだけでは足りず、個人の貯蓄や投資が生活維持のポイントとなります。ですから、公的年金を単独の収入源とみなし、ほかの資産形成を疎かにしていると、老後資金は不足しやすくなります。

今日からできる「家計の防衛策」

undefined
出典:photoAC(※画像はイメージです)

では、豊かな老後を迎えるために何をすべきでしょうか。

  • 家計を「見える化」する まずは家計簿アプリなどで、現在の収支を正確に把握しましょう。「何にいくら使っているか」を知るだけで、無駄な支出や節約ポイントが見えてきます。
  • 「未来の生活費」を具体的に試算する 「趣味にいくら使うか」「医療・介護費はどれくらい必要か」など、老後の生活を具体的にイメージして試算してみましょう。数字にすることで、漠然とした不安が消え、必要な準備額が明確になります。
  • 収入源を分散させる 年金だけに頼らず、無理のない範囲でのパートや副業、資産運用、あるいは不要な資産の売却など、収入の蛇口を増やすことも検討しましょう。

早期の「気づき」が安心を作る

「老後にお金がなくなる」最大の原因は、現状把握の甘さと対応の遅れです。

逆に言えば、今この瞬間から家計を見直し、計画を立てることで、未来は大きく変えられます。家族や専門家とも相談しながら、安心できる老後への一歩を踏み出してみませんか?


監修者:ゆきひろ

信託銀行に勤務する傍ら、金融系の記事も執筆する兼業ライター。日々富裕層顧客に金融や不動産を活用したウェルスマネジメントや税務に関する提案を行っており、培った知識と経験を活かして情報発信を行っている。過去には大手カード会社でクレジットの審査業務経験もあり、金融全般の知識に明るい。FP1級、宅建士を保有。