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『また会いたいと思われる人』は最後に言ってる … 「楽しかった」でも「ありがとう」でもない、“印象に残る一言”とは?

  • 2026.1.31
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

別れ際の「今日はありがとう」「楽しかったね」という言葉。決して間違いではありませんが、これだけでは「マナーとしての挨拶」として記憶の隅に追いやられてしまうかもしれません。

なぜか誰からも愛され、「またすぐに会いたい」と熱望される人。彼らは別れ際の数秒間で、相手の心にポジティブな“トゲ”を残す特別なフレーズを使いこなしています。今回は、ありふれた挨拶を「特別な約束」に変え、相手の記憶をジャックするための心理テクニックを紐解きます。

ただの「ありがとう」や「楽しかった」だけじゃ物足りない理由

「今日はありがとう」や「楽しかったね」は、確かに相手への感謝や楽しさを伝える素敵な言葉です。

しかし、その言葉はあまりに使い慣れていて、聞き手にとってはどうしても“当たり前の挨拶”になってしまうことがあります。人は新鮮で心に響く言葉により強く記憶を刻み、その後の感情や行動にも影響を受けます。

つまり、別れの際にパンチの効いた一言を添えることで、相手の心に深く刻み込み「また会いたい」と思わせやすくなるわけです。さらに心に残る言葉は、そのフォローアップとしてのコミュニケーションも自然と誘発し、良好な関係の継続にも役立ちます。

“また会いたい”と思わせる別れ際の言葉の正体とは?

多くの人が使わず、しかし深く響く言葉、それは「今日の話、もっと聞かせてほしいな」や「またあの話の続きをしようね」といった、未来に向けた期待を込めた一言です。単なる感謝や感想ではなく「次につながる約束」を感じさせる言葉は、「この人とはまだ関係が続く」という安心感と楽しみを与えます。

例えばビジネスシーンでは、別れ際に「このアイデア、また一緒に考えたいですね」と言うだけで、次のミーティングへとスムーズに話がつながりやすくなります。友人や恋人同士でも「その続きを次会うときに聞かせてね」が相手の興味を引き続ける効果的なフレーズです。

心理学的にも、人は未来に向けた“約束”を言葉として交わすことで親近感が高まりやすいのです。

このような言葉は相手の話に興味があり、関係を大切にしたい意図が明確に伝わり、単なる社交辞令以上の強い印象を残せるのです。

株式会社マーケティングフルサポート代表 仙道達也さん:
特にビジネスシーンでは、「次回はこの資料を共有しますね」「次は成果事例を持ってきます」など、再会が相手にとってもプラスになる要素を添えると効果的です。一方でプライベートなシーンでは、「この前の旅行の話、次は写真も見せてほしいな」「続きはランチのときに聞かせてね」など、具体的な場面や内容を加えると、次の会話のハードルが下がります。

別れ際の一言は、あなたの「魅力のサイン」

「楽しかった」を伝えるのは基本。そこから一歩踏み出し、「次が待ち遠しい」というメッセージを具体的に添えることで、あなたの印象は一気に深まります。

今日から実践したい「愛される一言」のコツ:

  • 未来志向:次があることを前提に話す
  • 具体性:具体的な話題を出し、再会の場面をイメージさせる
  • 感情共有:楽しみだというワクワク感を素直に伝える
  • タイミング:去り際の数秒、余韻を残すように伝える

ほんの数文字の違いですが、この積み重ねがあなたの人間関係をより豊かで情熱的なものに変えてくれるはずです。次のお別れのシーンで、ぜひ勇気を持って「続き」を提案してみてください。


監修者:株式会社マーケティングフルサポート代表 仙道達也(Instagram)

株式会社マーケティングフルサポート代表。脳科学、行動経済学や心理学、NLPなどを組み合わせた独自のコーチング技術「アート・シフト・コーチング」を開発。コーチング文化を世界に広めるため、起業家や経営者のほか、セラピストや会社員など様々なキャリアをもつ受講生のキャリア支援やビジネスサポートを行う。近著『愛されフリーランスのすすめ』(幻冬舎)。