1. トップ
  2. 寒さに強い冬型の【多肉植物】とは?冬に枯らさないコツも![ガーデニング]

寒さに強い冬型の【多肉植物】とは?冬に枯らさないコツも![ガーデニング]

  • 2026.1.6

寒さに強い冬型の【多肉植物】とは?冬に枯らさないコツも![ガーデニング]

ユニークなフォルムの多肉植物は、このところずっと大人気です。バリエーションに富んでいるので、コレクションした方も多いのでは? ただし、多くは乾燥した熱帯などが原産地の植物なので、冬越しには注意が必要です。上手な冬の管理を覚えておきましょう。

多肉植物の「生育型」を知っている⁉

ひとくちに多肉植物といってもいろいろなタイプがあります。見た目も多彩だけれど、生育時期もいろいろ。もっともよく育つ時期によって3つのグループに分かれます。寒い時期に育つ「冬型」、春や秋に育つ「春秋型」、そして夏に育つ「夏型」です。

この3タイプは寒さに対する強さも違うので、あなたの多肉植物がどのタイプか知っておくと、冬越しの失敗がなくなります。

もっとも寒さに強い<冬型>

リトープス、アエオニウム、クラッスラ、セネシオ、ディオスコレアなど

春~夏は休眠して、秋になると目をさまし、新芽を出して生育。種類によっては冬に花を咲かせます。生育適温は5~20℃。5℃を下回る厳寒期は室内に取り込みます。

寒さへの強さは中くらい<春秋型>

エケベリア、センペルビウム、ハオルチア、セネシオ、セダムなど

夏や冬は種類によって休眠するくらい生育が緩慢で、春と秋に盛んに育ちます。生育適温は10~25℃。寒くなると葉が紅葉するものもありますが、落葉はしません。

センペルビウムやセダムなどは0℃でも戸外で冬越しできますが、種類によって耐寒性の幅があるので、基本的には室内に取り込みましょう。

寒さに弱くて冬は休眠する<夏型>

アガベ、アロエ、カランコエ、ユーフォルビア、アデニウム、パキポディウムなど

夏に盛んに育ち、秋には生育が緩慢になって、冬は休眠します。生育適温は15~35℃。イチョウが色づき始めるころには室内へ。

この時期に植物の元気がないなと思ったら、寒さのせいです。

冬の置き場は日当たりや風通しよく

冬型の植物をふくめ、ほとんどの多肉植物は室内で冬越しさせます。日当たりのよい窓辺で、できるだけ風通しのよいことが大切。寒くて換気しにくい場合は、サーキュレーターの風を天井などに当てて空気を動かします。

適した場所がない場合は、植物用のLEDライトを利用したり、日当たりのよい屋外にミニ温室を設置するのがおすすめ。ただし、ミニ温室は閉めたままでは蒸れるので、昼間は開口部をあけて気温の下がる午後に閉めるのを忘れないように気をつけます。また、夏型をミニ温室で冬越しさせる場合は園芸用のヒーターを入れましょう。

天気のよい日には、室内で管理している植物も戸外で日光に当てると喜びます。また、とくに冷え込む晩などは、室内でも窓辺から部屋の中央に移したり、段ボール箱やビニール袋などをかけて保温しましょう。

水やりは表土が乾いたら、晴れた日の午前中に底穴から水が出るまで与えます。水は株元に注いで、葉などが濡れないように気をつけます。夏型は基本的に冬の間、水やりしません。

形のくずれた多肉植物を仕立て直す

多肉植物を育てていると子株がふえたり、茎が伸びて下葉が落ちたり、草姿が乱れてくるものです。また、なにかの拍子に茎が折れたり、葉が落ちてしまうこともあります。そんなときにも仕立て直しできるのが、多肉植物のおもしろいところ。

多肉植物は生育適温なら、折れた茎を土に挿すだけで根を生やし、葉っぱ1枚からでも子株をつくります。冬の室内で温度が保てたら、仕立て直しに挑戦してみましょう。

折れた茎の下葉をとりのぞき、あらかじめ湿らせておいた赤玉土小粒やタネまき用土などに穴をあけてさします。ぽろりととれた葉も用土にさしておきましょう。気温にもよりますが、2~3か月で園芸店で売っているような幼苗が育ちます。

春になったら、この苗をつかって寄せ植えづくりも楽しめます。小さな苗を小鉢に集めたり、クラフト感覚で楽しめるのも多肉植物の魅力。コレクションのつぎは繁殖やクラフトなど、新たな楽しみ方をみつけてみませんか。

※2022年12月28日に配信した記事を再編集しています。

元記事で読む
の記事をもっとみる