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メーガン妃、クリスマスを「パジャマで過ごす」と報告 チャールズ国王のスピーチ放送直前にメールを配信

  • 2025.12.26
チャールズ国王(King Charles)、カミラ王妃(Queen Camilla) Mark Cuthbert / Getty Images

現地時間12月25日(木)の朝、ロイヤルファミリーと共にクリスマスの礼拝に出席したチャールズ国王。その後、テレビでスピーチが放送された。このスピーチは国王からのクリスマスのメッセージで、今年はウェストミンスター寺院の聖母礼拝堂で撮影された。今年のスピーチのテーマは巡礼。寺院にはその基礎を作り、のちに聖人となったエドワード懺悔王の墓があり、中世から巡礼の目的地になっていた。スピーチは国王の居室で撮影されることも多いが、今回はテーマにふさわしい場所を選んだと見られている。

クリスマススピーチは、君主が政府に助言を求めることなく自分の見解を自分の言葉で表明できるレアな機会。それだけにイギリス国民やマスコミも大切に受け止めているわけだが、このメッセージが放送される数時間前にメーガン妃がクリスマスのメッセージを発表し、ロイヤルファンを苛立たせている。妃がクリスマスのメッセージを出すのはこれが初。

妃はクリスマスの朝に自身のブランド「アズ・エヴァー」のニュースレターを配信。「昨晩はクリスマスイブのごちそう(今年は点心)の残りをかじりながら、最後のプレゼントをいくつか包みました。それから夫とつま先立ちで階下に行って『サンタ』がクッキーを楽しみ、『トナカイ』がにんじんを食べたか確認しました。子どもたちの目を通して見た、クリスマスの朝の魔法を失いたくないと願っていたのです」とクリスマスの過ごし方を綴っている。

メーガン妃(Meghan, Duchess of Sussex) Andrea Cremascoli / Getty Images

妃によるとクリスマスは「家族で寄り添ってパジャマのまま、ゲームをしたり音楽を聞いたり、キャンドルを灯したり」して過ごす予定。「私たちのようにパジャマでぬくぬくして過ごしていても、きちんとした服装をしていても、大勢の人と集まっていても、パートナーや子どもと一緒でも、1人でも、今日このメッセージを読んでいるあなたがどんな場所にいても、私があなたに素敵なクリスマスとそれに伴うすべての祝福が訪れることを願っているのを知ってほしい」と言い「私の家族からあなたの家族へ。いいホリデーを!」と結ばれている。

ちなみに国王はスピーチで、「逆境に直面しても耐え抜く力、赦しによる平和、隣人を知ること、互いに敬意を示し新たな友情を育むこと」が不確実な時代に「深い希望の泉を与えてくれます」と語っている。「世界がますます早く回転する中で、私たちの旅路は一時的に停止し、私たちの心を鎮めるかもしれません。そして魂が再生するのを許すのです。その中で、私たちのコミュニティの多様性にこそ正義が不正を打ち勝つことを確かなものにする力を見出せます。私たちは慈悲と和解の価値を重んじる必要があると思われます。主が生き、そして亡くなったその道を」とも。

イギリスマスコミからは「赦しによる平和」「和解」など言葉が出たことで、国王がヘンリー王子夫妻との関係改善に前向きであることを示したという見方も浮上している。今年9月、王子と国王は直接対面を果たして仲直りに向けて大きな一歩を踏み出した。その中で、相変わらずロイヤルファミリーのイベントにぶつけて行動を起こしているメーガン妃。国王と王子の関係、そして今回の国王のスピーチをどう捉えているのか、来年の動きを見守りたい。

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