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家での会話、筒抜けです…お迎えでママが赤面。13年目保育士がヒヤッとした、子どもの“驚きの発言”

  • 2026.1.20
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

こんにちは。保育士歴13年、現役保育士のめじです。

保育の現場にいると、日々実感することがあります。

それは…子どもは大人が思っている以上に、よく見ているということ。

しかも見ているだけでなく、聞いたこと・感じたこと・空気感までしっかり吸収しているのです。

今回は、思わずクスッと笑ってしまった、でもちょっとドキッとしてしまう、

そんな子どもたちの観察力エピソードをいくつかご紹介します。

もしもし…完全にサラリーマンな電話ごっこ

朝の自由遊びの時間、ブロックで遊んでいた男の子。

よく見ると、細長いブロックを耳に当てています。

「もしもし、はい、じゃあそれで。え、そうなんですか!?あははは!」

……完全に電話。

しかも内容がやたらリアル。

肩と頬でブロックを挟みながら話す姿は、どう見ても仕事中のサラリーマンそのもの。

ついには両手を叩いて笑い出す、というあまりの完成度に笑ってしまいました。

お迎えの時に保護者の方に伝えると、

「そうなんですね!家で仕事の電話が来たら私がいつもそんな感じです…」

と恥ずかしそうに教えてくれました。

言葉だけでなく、姿勢・間の取り方・相づちの打ち方まで完コピ。

子どもの再現力、恐るべしです。

先生ごっこで暴かれる、職員の関係性

当時、保育補助として働いていた頃の話です。

年少クラスの保護者から、こんな報告がありました。

「家で先生ごっこをしてるんですけど…ちょっと内容がリアルで(笑)」

話を聞くと、モップに見立てた棒を持ちながら一人二役。

「〇〇先生、ここもお願いします」

「はい!」

…まさかの職員同士のやり取り再現。

先生たちがどんな役割分担で、どう連携しているのか。

そのチームワークまで、しっかり見ていたことにとても驚きました。

子どもって、大人が思っている以上に“人間関係”を見ています。

子どもたちの前では、常に誠実なコミュニケーションを心掛けたいと、改めて身が引き締まる思いでした。

連絡帳を読んでヒヤッとする瞬間

2歳児クラスの連絡帳には、

時々ドキッとする一文が並びます。

「先生が、我慢することも大事って言ってた」

「先生たちは、もっちゅりんが食べたいんだって」

「〇〇くんは、2階に住んでるんだよ」

家で園の様子を話してくれました。と書いてありますが、全部、園での何気ない会話。

子どもは、「これは話していい」「これは内緒」なんて判断はしてくれません。

聞いたことは、そのまま家でフルオープン。

2歳児だから大丈夫、は完全に油断です。

鼻歌でバレた、意外すぎる家庭の一面

ある日、1歳児の子がご機嫌に鼻歌を歌っていました。

「ん〜ん〜ん〜♪」

……どこかで聞いたことがある。

よく聞くと、どうぶつの森のテーマ曲。

その子の保護者はゲームをしそうに見えない、落ち着いた雰囲気の方。

お迎えの際に伝えると、

「え!?覚えてるんですね!私がゲームが好きで、よく隣で見ているので(笑)」

と、照れながら教えてくれました。

子どもは、家庭の音・言葉・空気まで、ちゃんと持って園に来ています。

子どもは、見て・聞いて・全部覚えている

こうしたエピソードは、どれも笑ってしまうものばかり。

でも同時に、こんなことも教えてくれます。

子どもは、“大人の姿そのもの”を映す鏡。

何気なく言った一言、無意識に取った態度、ちょっとした本音。

全部、見られています。そして、再現されます。

それを思うと保育士という仕事は、子どもたちの成長を支える存在であると同時に、自分自身の言動や姿勢を常に見直される仕事でもあるのだと感じます。

「子どもは見ていないだろう」

「小さいから分からないだろう」

そう思った瞬間ほど、しっかり覚えているもの。

だからこそ、完璧でなくていい。でも、誠実でありたい。

そう背中を正されるのも、子どもたちの力です。

今日も園のどこかで、小さな観察者たちが、大人の世界をじっと見つめています。



ライター:めじ

幼稚園、保育園と保育経験を重ね、今年で13年目に突入しました。保育の仕事の中で感じた思いや子どもたちとのやりとり、育児と仕事の両立の事など経験をもとに言葉にしています。


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