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マンション敷地内をバイクで爆走する高校生→管理会社が注意も、保護者が漏らした“言い分”にア然… 

  • 2026.3.18
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出典元;photoAC(画像はイメージです)

皆さま、こんにちは。不動産管理会社で10年以上の現場経験を持つライターのS.Kです。

マンションを探すとき、駅から少し離れていても価格が手頃で設備が充実している物件に魅力を感じる方は多いのではないでしょうか。しかし、そうした一見すると好条件な物件の裏側に、思いがけない落とし穴が潜んでいることもあります。

今回は、私が管理会社のフロント担当(マンションの管理組合をサポートする窓口担当者)として関わった、ある大規模マンションでのエピソードを紹介します。

敷地内を爆走するバイクと保護者の対応

その物件は首都圏郊外にある総戸数300戸超の分譲マンションでした。駅から遠いものの価格が手頃で共用設備も充実しており、早期に完売した人気の物件です。

しかし入居から数年が経ったころ、ゴミ出しルールの違反や深夜の騒音など一部の迷惑行為が目立ち始めます。ある日「高校生が敷地内でバイクを乗り回している」という通報を受け、私は急いで現場へ向かいました。

該当する住戸を特定して保護者の方に注意に伺ったのですが「子どもがやったことなんで」と真剣に取り合ってもらえません。フロント担当として理事会に報告し、理事長同席のもと当該保護者に改善をお願いするなどした結果、徐々に問題となる行動は減っていきました。

酔っ払いの襲来と先輩社員のつぶやき

その後も別の居住者が、お酒に酔った状態で管理員室に怒鳴り込んでくる事案が発生します。

後日現地でヒアリングを行った際、同行していた前任の先輩社員から「私も〇〇さんに飛びかかられたことがあるよ」と聞き驚きました。その帰りのタクシーの車中で、先輩が「安くて良いマンションだからといって住みやすいとは限らないね」とこぼしていたのが今でも記憶に残っています。

誤解のないように補足しますが、価格が手頃なマンションだからといって必ずしもマナーが悪いというわけではありません。ほとんどの居住者は常識的な方ばかりで、クリスマス会やお祭りなどのイベントもトラブルなく行われていました。

ごく一部の心ない行動が、マンション全体の平穏な空気を乱してしまっていたのです。

入居前の見学ではわからない実態を知るために

こうした一部の居住者による問題は、内見で少し見学しただけでは見抜くのが非常に困難です。

表層的な見学だけではわからない内部の実態を知るためには、不動産会社を通じて「管理組合の総会議事録」の閲覧をお願いするのが有効な手段となります。過去のトラブル履歴や、防犯対策の議論が頻発していないかを確認してみてください。

それらの記録をチェックすることが、入居後の理不尽なトラブルを回避し、平穏な生活環境を守るための現実的な自衛策といえるでしょう。マンション選びの際は、目に見える条件だけでなく、過去のトラブル履歴などから住環境にも目を向けてみてはいかがでしょうか。



ライター:S.K(マンション管理士)

不動産管理会社で10年以上の現場実務に携わり、業界団体の評価制度策定委員会に所属していた経験がある。現在はライターとして、自身の豊富な経験・知見をもとに、一次情報を盛り込んだ不動産記事を多数執筆している。


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