1. トップ
  2. 結婚式の余興が「新郎が新婦にサプライズで歌う曲…」曲被りに焦る元プランナー「ヤバい…」結末やいかに

結婚式の余興が「新郎が新婦にサプライズで歌う曲…」曲被りに焦る元プランナー「ヤバい…」結末やいかに

  • 2026.1.23
undefined
出典元:photoAC(画像はイメージです)

こんにちは、yukimaruです。

披露宴では、友人の余興が会場を盛り上げてくれます。
特に音楽の演奏は、会場に一体感ができ、老若男女問わず楽しめるため、盛り上がる素敵な余興です。

ただ、昨今、様々な事情があり、余興の内容も結婚式前にプランナーが直接友人に確認させてもらっています。
今回はその余興確認では発覚しなかった冷や汗トラブルをご紹介していきましょう。

余興の確認もウエディングプランナーの仕事

「余興担当の人に直接連絡を取りたいので、こちらから連絡をしてよいか確認してもらっても良いですか?」

「え?余興の人まで連絡するんですか?プランナーさん、大変ですね」

この会話のやりとり、けっこう頻繁にします。

そう、一昔前までは余興の確認はなく、ぶっつけ本番で当日完全に友人にお任せした状態でした。

今思うと、ぶっつけ本番がどれだけ恐怖か…と思いますが、過去はそれで大きな問題にならなくて済んでいただけ。

現在は、時代の変化もあって、例えば私が勤めていた会場では、以下のような問題が生じる可能性があるため、必ず確認を行っていました。

  • 著作権問題の発生【例えば、市販の楽曲を無許諾でコピーした映像を上映すると著作権法に抵触する可能性があるため、注意が必要です】著作権問題の発生【映像のプレゼントで使われる曲など著作権問題で訴えられる可能性も...】
  • 映像のプレゼントが式場の機材と相性が合わずに流れない
  •  他の演出や、新郎側と新婦側の余興内容が被らないかの確認
  • 新郎新婦が嬉しくない、もしくは場違いな内容
  • 余興にかかる時間の確認【30分ほどかかり、披露宴が押してしまう、また場がしらける】

これらは実際に起こった事例のため、再発防止として、事前に余興担当の方と内容のすり合わせを行うようになりました。

「え?まさか...」余興とサプライズが被る事件勃発!

この日、余興の内容確認は、新郎側新婦側とも終えており、新郎側の余興はバンド演奏でした。

新郎様がこのバンドのギターを担当していたため、1曲だけ新郎自身も参加して演奏するという、盛り上がりそうな内容です。

一方、新郎様は新婦様にサプライズを企画しており、新婦様に内緒で私と打ち合わせを進めていました。

内容は新婦様との『思い出の曲』を弾き語りすること。

事前にリハーサルも済ませていましたが、私もリハーサルで涙してしまうほど素敵な時間だったので、当日のサプライズは、新婦様だけでなく、会場中が感動するのではないかと楽しみになっていました。

そして、いよいよ新郎側の余興...

予想通り会場は大盛り上がりで、最後の曲で新郎がギター参加!というところで、最高潮に達していました。

あまりにも素晴らしい演奏に、会場からはアンコールの声。

バンド演奏は元々余興として時間がかかるのは想定内だったため、余裕をもって時間組をしていたので、私も新郎側余興のアンコールはプランナーとしてOKを出しました。

バンドのメンバーが会場に「リクエスト曲はありますかー?」と聞くと返ってきた答えが、なんと新郎が新婦にサプライズで歌う曲!

しかし、それを知っているのは私と新郎様だけ...。2人は顔を見合わせて「ヤバい。。」

しかし、会場は最高潮の盛り上がりで、水を差すわけにもいかず、さらにサプライズのため断る理由も言えない...。

頭をフル回転!どうにかサプライズを成功させたい!予想以上の盛り上がりに…

「どうしよう」

でも、サプライズの曲は代えられません。なぜなら2人の思い出の曲なので、どんな曲でもよいわけではないからです。

「よし、便乗してこのアンコールをサプライズにしよう!」

サプライズの内容は、歌を歌い、一言想いを伝え、花束を渡すという流れでした。

バンドが準備をしている間に、まず新郎様に「このアンコールをサプライズにしちゃいましょう!準備はできていますので、歌ったら、新婦へ一言、花束を渡すという流れでいきましょう」と耳打ちしました。

そしてバンドの友人たちにも、実はサプライズの内容が被ったことを伝え、ギターだけど新郎に歌ってもらえるようにお願いをし、サプライズに巻き込むことを伝えると、逆に気合を入れて演奏するとおっしゃってくれました。

最後に、司会者にサプライズの流れをこのタイミングですることをお伝えし、良いタイミングで進行してもらえるように依頼。

バタバタで冷や汗ものの時間...

弾き語りではなく、バンド演奏での歌唱となり、無事歌い終えて、会場を真っ暗に。

そして新郎にスポットがあたり、一言、花束を渡すと、新婦様は大号泣、そして会場も感動の涙と大きな拍手が鳴りやまないほどの盛り上がりを迎えることができました。

結果的には、余興もサプライズも大成功でしたが、改めて結婚式は「ナマモノ」で「ぶっつけ本番」。

何が起こるかわからないため、常に最善の判断をスピードをもって行うことが重要だと気づかされた出来事でした。


ライター:ゆきまる

大学卒業後、フリーターを経てウェディングトップの大手の会社に入社。ウエディングプランナーを10年経験し、その後、支配人を5年、エリアマネージャーとして全国の店舗の管理する活動。現在は、Webライターとして活動。ウエディングプランナーから培った「人をう気持ち」を大切に、コラム記事からSEO記事まで幅広く執筆中。


【エピソード募集】日常のちょっとした体験、TRILLでシェアしませんか?【2分で完了・匿名OK】