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久保建英所属のレアル・ソシエダがマタラッツォ新監督就任を発表!モイーズ氏以来10年ぶりの外国人監督に

  • 2025.12.21

日本代表MF久保建英が所属するレアル・ソシエダは、現在ラ・リーガ(スペイン1部)で20チーム中16位に低迷している。

そのソシエダは20日、イタリア系アメリカ人のペッレグリーノ・マタラッツォ氏がトップチームの新監督に就任したと発表。契約期間は2026-27シーズン終了までとなる。

マタラッツォ氏は21日からBチームにあたるサンセの試合を視察し、週明けには本拠地アノエタで正式にお披露目される予定だ。

1977年生まれのマタラッツォ氏は、ドイツで指導者としての評価を高めてきた戦術家。ニュルンベルクの育成組織でキャリアをスタートさせ、ホッフェンハイムでは現ドイツ代表のユリアン・ナーゲルスマン監督の右腕としてUEFAチャンピオンズリーグ(CL)を戦った。

その後、シュトゥットガルトを率いてブンデスリーガ昇格を果たし、2022年に指揮官としてホッフェンハイムに復帰。同クラブではUEFAヨーロッパリーグ(EL)出場権を獲得するなどの実績を残した。

昨季、ホッフェンハイムの監督を解任されて以降は無所属の状態だった。

ソシエダにとって、外国人監督の就任は2014-15シーズンに指揮を執ったデイヴィッド・モイーズ氏以来、およそ10年ぶりとなる。

攻撃的で流動性を重んじるマタラッツォ氏のスタイルは、右サイドから違いを生み出す久保の特長と親和性が高く、役割の明確化や立ち位置の変化によって、久保がさらに中心的な存在へと進化する可能性もある。

新監督の下で久保建英がどのような輝きを放つのか。日本からの視線は、より一層サン・セバスティアンへと注がれていくことになりそうだ。

筆者:江島耕太郎(編集部)

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