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令和8年、造幣局が投稿した“約50秒の動画”にネット騒然…映っていた“レアな光景”に「初めて見ました」

  • 2026.1.8
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出典:PhotoAC ※画像はイメージです

お金が作られている様子をご覧になったことがありますか?「そういえば、自動販売機に何気なくコインを入れているけれど、どうやってお金を作っているかは知らないな」という方もいるのではないでしょうか?

造幣局の公式X(旧Twitter)アカウントが1月6日投稿した「令和8年製の500円玉」製造動画が、SNSで大きな話題となっています。機械で次々と検査され、「できたてホカホカのコイン」が生まれる様子に、多くの人が興味を持ったようです。

そこで今回は、この話題の動画とともに、実は精巧な技術が詰め込まれている「500円玉の秘密」についてご紹介します。

話題の500円玉製造動画、SNSで大反響

造幣局が投稿したのは、約50秒の500円貨幣製造工程を映した動画です。

動画では、機械で次々と500円玉が作り出される様子や、時折職員が模様を目視で確認している場面が映されています。また、「できたての令和8年銘500円貨幣です」といったコメントとともに、新しいお金が生まれる瞬間も紹介されていました。

この動画に対し、SNS上では「お金ってこうやって作られているんだ!」「新しい500円玉を手に取るのが楽しみになる」「なんかほっこりした」「『できたてのお金』って響きがかわいい」「初めて見ました」といった声が寄せられていました。

普段何気なく使っているお金が、どのように作られているのか。その製造の様子を見られる機会は少ないため、多くの人が新鮮な驚きを感じたようです。

今の500円玉はいつから使われている?今までとの違いは?

ところで、今私たちが使っている中で最も新しい500円玉は、いつから発行されているものかご存じですか?実は、2021年11月から発行が始まった、3代目の500円玉なのです。

もしお財布に2021年11月以降に発行された500円玉が入っていたら取り出して眺めてみてください。外側と内側で色が違うことに気づきませんか?これが、3代目500円玉の大きな特徴です。

この2色3層構造を実現するため、「バイカラー・クラッド」という技術が使われています。これは、外側のリング部分と内側の中心部分で異なる金属を組み合わせるという“匠の技”。使われている金属はニッケル黄銅、白銅、銅の3種類で、従来の500円玉が1種類の金属でできていたのに対し、かなり複雑な作りになっています。

しかし、なぜこんなに複雑な構造にする必要があったのでしょうか?それは、偽造を防ぐためです。この500円玉には精巧な偽造防止技術が詰め込まれているのです。

世界初の技術も!500円玉に隠された「偽造防止技術」がすごい

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出典:PhotoAC ※画像はイメージです

3代目500円玉に隠された驚くべき偽造防止技術をご紹介します。日本の500円貨幣は、「バイカラー・クラッド」以外にも精巧な技術が詰め込まれた「ハイテク貨幣」なのです。

世界初!触って分かる「異形斜めギザ」

500円玉の縁をよく触ってみてください。ギザギザが斜めになっているのが分かりますか?これが「斜めギザ」です。さらに、このギザの一部(上下左右の4カ所)だけ、他と違う形になっているのに気づくでしょうか。これが「斜めギザ」をさらに進化させた「異形斜めギザ」。

大量生産される貨幣に「異形斜めギザ」の技術が使われるのは、世界で初めてのことです。

肉眼でギリギリ見える…?「微細文字」

500円玉の表面の縁をじっくり見てみると、上下に「JAPAN」、左右に「500YEN」というとても小さな文字が刻まれています。これが「微細文字」です。

この肉眼でギリギリわかるかわからないかの小さな文字は、最先端の技術を使って加工されたもの。偽造を防ぐ効果が非常に高い技術です。

傾けると文字が浮かび上がる「潜像」

500円玉を手に取って、ゆっくり傾けてみましょう。表面の「500」という数字の中に、見る角度によって「JAPAN」や「500YEN」という文字が浮かび上がってきませんか?

これが「潜像加工」と呼ばれる技術。光の当たり方によって文字が見え隠れする仕組みで、複製するのが非常に難しいテクニックです。潜像加工は今までの500円玉にも使われていましたが、3代目になってよりパワーアップしました。

他にもある!髪の毛より細い技術

さらに、表面の桐の模様部分には「微細点」という小さな穴加工が、「日本国」「五百円」の文字の周り等には髪の毛より細い「微細線」が施されています。どちらも最先端の金属加工技術を使った、偽造防止の工夫です。

わかりやすくまとめた造幣局の動画もおすすめ!

これらの技術について、造幣局が詳しく解説した動画がこちら!実際の500円玉を手元に置いて、動画を見ながら確認してみるのも楽しいですよ。

できたての令和8年貨幣に出会ったら…

今回は、Xで話題となった造幣局の「令和8年製の500円玉」製造動画をきっかけに、500円玉に隠された驚きの技術についてご紹介しました。

普段何気なく使っているお金が、どのように作られているのか。その製造の様子を見られる機会はなかなかありませんが、動画を通じて「できたてのお金」が生まれる瞬間を知ることができました。

さらに、その500円玉には「異形斜めギザ」といった世界初の偽造防止技術や、「潜像」などの高クオリティの技術が詰め込まれていることも分かりました。日本の技術力の高さを、身近なお金から感じられるのは嬉しいですね。

もし今後ピカピカの令和8年製の500円玉に出会ったら、硬貨をじっくり観察してみてはいかがでしょうか?縁のギザギザを触ったり、傾けて潜像を確認したり…きっと、いつもとは違う見方で500円玉を楽しめるはずです。


参考:
造幣局(@JapanMint_IAA)公式Xアカウント
貨幣の偽造防止技術(造幣局)
貨幣の製造(造幣局)
解説!新しい500円貨(財務省)


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