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「意味がない!」「邪魔すぎる」高速道路の追越車線で…よく目撃される“NG行為”にNEXCOが注意喚起

  • 2026.2.9
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出典元:PIXTA(画像はイメージです)

SNSでは、すいているのに追越車線を走り続ける車への不満の声がしばしば上がります。

「キープレフト」はマナーの問題だと思われがちですが、実は道路交通法で定められた義務です。NEXCO中日本も注意喚起の動画を公開し、走行車線の利用を呼びかけています。

NEXCOが推進する「キープレフト」とは?

NEXCO中日本は、高速道路の安全でスムーズな利用を呼びかける啓発動画を公開しています。その中で強調されているのが「キープレフト」の原則です。

キープレフトとは、高速道路では基本的に走行車線(左側車線)を走行し、前の車を追い越す場合を除き、追越車線(右側車線)を走行しないという原則です。動画では「前の車を追い越した後は速やかに走行車線へ戻って快適な高速道路のご利用を」と説明されています。

実はこのキープレフト、マナーだけでなく法律で定められた義務でもあります。

追越車線走行が渋滞を引き起こす

NEXCO東日本が実施した調査によると、混雑時のドライバー心理として「追越車線へ移動する」と答えた人が約2割いました。その理由は「速く走れるから」というものです。

しかし、実はこの行動が渋滞の原因になっています。同社が実施した実験では、追越車線の利用が増えると車線変更が頻繁になり、交通の流れが悪くなることで渋滞が発生しやすくなることが確認されました。

実験結果によれば、走行車線の利用を増やすことで渋滞が効果的に軽減されることが分かっています。つまり、一人ひとりが積極的に走行車線を利用することで、渋滞予防につながるのです。

NEXCO東日本は「1人1人が積極的に走行車線を利用することで、渋滞予防につながります」と呼びかけています。

これはマナーではなく法的義務

キープレフトはマナーの問題だと考えている人も多いかもしれませんが、実は道路交通法第20条で定められた法的義務です。

道路交通法第20条では、車両通行帯が設けられた道路においては、最も左側の車両通行帯を通行しなければならないと規定されています。追越車線を通行できるのは、他の車を追い越すときなど、法令で定められた場合に限られます。

安全運転のために走行車線を活用しよう

SNS上では、追越車線を走り続ける車に関するさまざまな声が上がっています。

「追越車線をだらだら走っている車の多いこと。追越車線の意味がない!」「追越車線をずっとどかない車、邪魔すぎる」「自分は運転が上手いと思ってるやつほど怖い」といった声が上がっていました。また、「休日のよくある光景。何故か追越車線ばかり渋滞していて、一番左の走行車線の方が速いことがある」という体験談も。追越車線に車が集中することで、かえって流れが悪くなる現象が実際に起きているようです。

また、安全面での指摘もあります。「ルールを守らない車に出会ったら、遠くても車間距離をしっかり取って、無用なトラブルに巻き込まれないようにすることが大切」というアドバイスは、高速道路を安全に利用するための重要な心構えと言えるでしょう。

さらに、「追い越し後に速やかに走行車線へ戻る」という基本的なルールを知らない、あるいは守らないドライバーが多いことへの懸念の声も多く見られます。

高速道路の「キープレフト」は、渋滞予防と安全運転のための重要な原則です。前の車を追い越したら速やかに走行車線へ戻る。この基本を一人ひとりが守ることで、より快適で安全な高速道路の利用が実現できます。


参考:
NEXCO中日本 東京支社(@c_nexco_tokyo)公式Xアカウント2026年1月22日投稿
マナーガイド動画(キープレフト)(NEXCO中日本)
渋滞には、予防できる渋滞があります。混雑したときこそ走行車線のご利用を!(NEXCO東日本)
道路交通法(e-Gov法令検索)


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