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管理栄養士「なるべく避けて」 実は『きゅうり』と相性の悪い食べ物があった…食べ合わせに“注意すべき食材”とは?

  • 2026.1.27
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

さっぱりとした味わいが魅力のきゅうり。家庭の食卓に上る機会も多い野菜です。しかし、普段何気なく食べているその組み合わせ、実は「避けたほうが良い食べ合わせ」があることをご存じでしょうか?

今回は管理栄養士監修のもと、意外と知られていない「きゅうりと相性の悪い食べ物」とその対策について詳しく解説します。

「きゅうりには栄養がない」は大きな誤解!

「きゅうりは約95%が水分で、世界一栄養のない野菜」などと耳にすることがありますが、これは間違いです。低カロリーでありながら、実は身体に嬉しい栄養素がしっかりと含まれています。

  • カリウム・ビタミンK・ビタミンC: 健康維持に欠かせないビタミン・ミネラル類。
  • 食物繊維: 腸内環境を整え、便秘予防に効果的。

特に、ダイエット中の方や夏バテ対策には最適な食材です。カリウムやビタミンCなどの水溶性の栄養素を効率よく摂るには、「生」で食べるのが一番です。

要注意!きゅうりと相性の悪い食べ合わせ

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出典:photoAC(※画像はイメージです)

健康的なきゅうりですが、組み合わせによっては栄養を損なったり、胃腸に負担をかけたりすることがあります。特に注意したい2つのパターンをご紹介します。

1. トマト(ビタミンCとの相性)

サラダの定番である「きゅうりとトマト」ですが、実は栄養面では注意が必要です。きゅうりに含まれる酵素『アスコルビナーゼ』には、トマトやピーマンに含まれるビタミンCを破壊する働きがあります。そのまま一緒に食べると、せっかくのビタミンCがムダになってしまう恐れがあります。

【解決策:お酢やレモンをプラス!】

どうしても一緒に食べたい場合は、酢やレモン汁をかけましょう。酸を加えることでアスコルビナーゼの働きが抑えられ、ビタミンCを守ることができます。ドレッシングにお酢を使ったものを選ぶのもおすすめです。

2. 揚げ物・脂っこい料理(消化への負担)

きゅうりは水分と食物繊維が豊富なため、消化にはある程度の時間を要します。そのため、唐揚げや焼肉といった「脂っこい食事」と一緒に大量のきゅうりを食べると、消化不良を起こしたり、胃が重くなったりする可能性があります。胃腸が弱っている時は、脂っこいものとの多量摂取はなるべく避けたほうが無難です。

食べ合わせを工夫して、賢く健康に

きゅうりは身近でヘルシーな食材ですが、「ビタミンC豊富な野菜」や「脂質の多い料理」と合わせる際は少しの工夫が必要です。

  • トマトと食べるなら、お酢やレモンを活用する
  • 脂っこい食事の時は、食べる量やバランスを調整する

こうした知識を持っておくだけで、きゅうりの栄養を最大限に活かしつつ、胃腸への負担も減らすことができます。毎日の食事にちょっとした知恵をプラスして、美味しく健康的な食生活を送りましょう。


監修者:西島 理衣(管理栄養士)
千葉柏駅前胃と大腸肛門の内視鏡日帰り手術クリニック健診プラザ所属の管理栄養士。子どもから大人までの食育と栄養指導に携わり、「薬だけに頼らない健康づくり」をサポート。日常生活で実践しやすい食事アドバイスを得意としています。食事から始める健康づくりを、千葉柏駅前健診プラザでお手伝いします。