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【博多区】近未来SF世界は近い!「ジャパンモビリティショー福岡2025」

  • 2025.12.19

こんにちは。リビングふくおか・北九州Web地域特派員のハヅムラルダです!

12月18日(木)~21日(日)の4日間、マリンメッセ福岡A館、B館の2会場で開催中の「ジャパンモビリティショー福岡2025」(旧福岡モーターショー)に行ってきました。

出典:リビングふくおか・北九州Web

車やバイクには詳しくない私ですが、エンジニアを目指して大学で機械工学を学んでいる機械ヲタクの息子に、モビリティテックについて解説してもらいながらレポートしたいと思います。

九州の自動車生産量はアメリカ一国分!

出典:リビングふくおか・北九州Web

初日の開会式では、服部福岡県知事によるスピーチがありました。九州の自動車生産は年間154万台で、アメリカ一国分の生産量にあたると聞いてびっくり。

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テープカットが行われてショーが開催しました。

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まず息子が立ち止まったのが、日産ブースにあったエンジン“第三世代 e-POWER パワートレイン”の模型。 「ガソリンと電気を両方使ってエンジンを動かす自動車が主流の中、100%電気だけで動かしているエンジンは日産独自の技術」だそうです。複雑な脳みそのようであります。

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変形ロボ“SR-01”は、2足歩行で移動可能な人型(ロボットモード)と、車輪走行で移動可能な車型(ビークルモード)に変形できる、全高約4メートルのロボットです。アメリカの漫画『トランスフォーマー』を彷彿させます。写真はビークルモードで、ロボットモードへの変形パフォーマンスや車型状態での写真撮影タイムが実施されます。

ラグジュアリー(高級)カーやコンセプトカーがきらめく会場

出典:リビングふくおか・北九州Web

会場の奥でひときわキラキラと輝いているのがトヨタのセンチュリー“CENTURY-TAILOR MADE”です。センチュリーは、オーナーが自分で運転せず、後席に乗って移動することを前提に設計された高級車“ショーファーカー”であり、誇り高く気品に満ちた佇まいであります。

出典:リビングふくおか・北九州Web

トヨタのカローラ“COROLLA CONCEPT”もスター感が満載。コンセプトカーは、新しいアイデアを示すめ製作する試作車・実験者のことだそう。夢のような未来的なデザインです。

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ホンダの“O SALOON Prototype”は、スポーツモデルのコンセプトカーで、薄い宇宙船のようなフォルム。

「ラグジュアリー系高級車とコンセプトカーに関しての今のトレンドは、近未来的なデザイン。近未来が舞台のSF作品に登場しそうな世界観で、ロボットのようにきめ細かくなめらかなフォルムが増えている印象」と息子。 確かに、内装も従来のギアや基盤、ボタンなどは最小限でシンプル、ほとんどがデジタル化して操作は画面上で行うようになっています。知りませんでしたー。

時代はEV(電動)100%全盛期。軽トラからバイクまで

出典:リビングふくおか・北九州Web

驚いたのが、トヨタの“KAYOIBAKO(通い箱)”というコンセプトカー。物流、移動販売、乗り合いバスなどのビジネスから、プライベート(キャンピング、車いす対応など)まで目的に応じて内外装をカスタマイズできるインフラ・モビリティ。

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ショーでは、宅急便業者専用仕様になっており、かわいい配達ロボット“CHIBIBO”を積んでいました。バッテリーEVだそうで環境にもよさそう。

ダイハツでは、デザインがかわいらしい小型のコンパクトモビリティに惹かれました。便利そうで親しみやすいものが多く、どれもEV(電動)仕様。買いたくなります。

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ダイハツ“ミゼットX”は、自転車以上軽自動車未満の電動コンセプトカーで、1+2の3人乗りレイアウト(センター運転席+左右小ぶりな補助席)が印象的。

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私が本気でほしいと思ったのが、EVの軽トラック“スーパーキャリイ Xリミテッド”。軽トラが電動ってイメージになかったです。

出典:リビングふくおか・北九州Web

スズキの2輪モビリティ“e-PO(イーポ)”は、電動自転車にも原付バイクにもなる新ジャンルの原付1種相当で、実用性が高そう。

出典:リビングふくおか・北九州Web

なんと、EVのバイクもあるんですねー。スズキの“e-VanVan”の遊び心のあるデザインは、1970年代に人気だったレジャーバイクがモチーフなのだとか。

出典:リビングふくおか・北九州Web

EVのキャンピングカーもありました。Carstayの“Moonn”は、2名用です。

出典:リビングふくおか・北九州Web

うちの77歳のおばあちゃんは、そろそろ車に乗るのがしんどくなったようで、車いす型電動モビリティの購入を検討しています。スズキの“SUZU⁻RIDE”に興味深々。

出典:リビングふくおか・北九州Web

様々な電動モビリティに試乗することもできます。

出典:リビングふくおか・北九州Web

「前回来たジャパンモビリティショー福岡(2023年)のときは、ハイブリッドや水素燃料の自動車展示が多かったのに比べて、今年はそれらは減って、すべてがEV(電動)100%のものが圧倒的に多い。変化を感じた」と息子。

カッコいい車やバイクもいっぱい

日本の自動車メーカーはA館、海外の自動車メーカーはB館に展示があります。

出典:リビングふくおか・北九州Web
出典:リビングふくおか・北九州Web

息子が「カッコいい!」と絶賛していたマクラーレンのスポーツカーは2台。

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昭和時代のクラシックカーを集めた“国産名車博物館セピアコレクション”という展示もあり。日産のスカイライン2000GTX KGC 110型「ケンメリ」は、70年代に私の父が乗っていた車に形が似ています。懐かしい~。

出典:リビングふくおか・北九州Web

息子はバイクに乗りたい、観たいとのことで、いろいろ物色。スズキの“GSX-8TT”は最新技術を持ったネオレトロモデル。息子曰く「ゴルゴ13が乗ってるバイクみたい」

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ヤマハの“YZF-R9”は「仮面ライダーのバイク」

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Ducatiのバイクは「漫画『アキラ』みたいでカッコいいので買いたい」と言っておりました。

出典:リビングふくおか・北九州Web

ショーは、カッコいい車、高級な車だけでなく、身近に感じられ生活を便利にしてくれそうなモビリティも満載で、車好きでなくても、とても楽しめました。今とは違う未来のモビリティの可能性を体感して、遠くない未来の社会の姿が垣間見えた気がしました。

子ども向けのイベントも多いので、未来を担うお子さんと一緒に行っても楽しいですよ。

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