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今下関が熱い。『リゾナーレ下関』はホテルなのにまるでテーマパーク!!

  • 2025.12.4

目の前に広がる雄大な関門海峡の絶景は、もう旅路の始まり

こんにちは、リビングふくおか・北九州Web地域特派員のしんさんです。今回は関門海峡を行き交う貨物コンテナ船を背景に先日行われた「リゾナーレ下関」の内覧会に行ってきました。博多から新幹線に乗った瞬間もうワクワク感が半端なくて、内覧会なのにちょっとしたプチ旅行気分。異国情緒あふれるJR門司港駅で下車して乗り継ぎの船を待ってると、対岸には目的地の「リゾナーレ下関」の外観が肉眼でもはっきりと見えます。天気よくて良かったー。

出典:リビングふくおか・北九州Web

船に乗ること約5分。シンボルの関門橋が見えて感動していたら、本州が近づくにつれて、唐戸市場や海響館など下関を代表する建物がもう目前に。なかなか船で目的地を目指すということがないので、もうテンションMAX。

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『旅を楽しくする』をテーマに掲げる星野リゾートが、「リゾナーレ」のブランドでは8施設目で、九州・山口エリアでは初の開業となる「リゾナーレ下関」。船から降りた瞬間、関門海峡という抜群のロケーションを活かした地に曲線を意識した建物が目に飛び込んできます。

後方には地方卸市場としては全国的にも珍しい販売形式を行う唐戸市場、前方には100種類以上のふぐの仲間を展示する海響館、その真横には壮大な景色を有する関門海峡があり、唐戸桟橋からホテルまでは徒歩約5分、約400mの短い距離ですが絶景が楽しめる贅沢な道のりであっという間に「リゾナーレ下関」に到着。見る場所によって見え方が変わってくる不思議な建物です。

出典:リビングふくおか・北九州Web
出典:リビングふくおか・北九州Web
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イベントてんこ盛りの内覧会は、もはやテーマパーク

下関市と一体となり、あるかぽーと・唐戸エリア全体の魅力をより高めるためにも「リゾナーレ下関」の開業に取り組んできたと、星野リゾート 星野佳路代表の熱い説明から始まりました。「福岡から今までは日帰り圏内だったかもしれないけど、日帰り圏内ということはより多くの魅力が詰まったエリアである」との一言が胸に強く響きました。

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出典:リビングふくおか・北九州Web

星野リゾート 星野佳路代表[/caption]

9年前に着任した前田晋太郎 下関市長も今日の内覧会をとても楽しみにしていたと、興奮を隠しきれない様子で並々ならぬ情熱をもって今まで取り組んできたことが十分に伝わってきます。

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出典:リビングふくおか・北九州Web

下関市長 前田晋太郎氏[/caption]

大の釣り好きでソムリエの資格を有する鈴木良隆 リゾナーレ下関総支配人はユーモラスな語り口で、下関の象徴であるふぐの魅力を取り入れた建物について色々と語ってくれました。

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出典:リビングふくおか・北九州Web

リゾナーレ下関総支配人 鈴木良隆氏[/caption]

デザイナーズトークセッションでは、「クライン ダイサム アーキテクツ」のアストリッド・クライン氏と福岡有紀氏、日本設計の塚川譲氏からそれぞれデザインや設計に関するとても興味深い話がたくさん聞けました。

『海峡のデザイナーズホテル』をコンセプトに、関門海峡の波をイメージした曲線にこだわった建築デザインで、下関の魅力でもあるふぐをを連想した仕掛けが随所に散りばめてあって、デザインとの融合がまさに一体化したまさにテーマパークそのもの。ホテル内外の散策も楽しめる仕上がりになってます。いやぁ、施工業者は大変だったろうなー。

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出典:リビングふくおか・北九州Web

アストリッド・クライン氏(左)、福岡有紀氏(中央)、塚川譲氏(右)[/caption]

オープニングセレモニーには海峡戦士タイガーフーク氏も駆けつけてくれました。カッコいい。オリジナルの樽もいいですね。

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出典:リビングふくおか・北九州Web

みんなで鏡開き[/caption]

驚きの連続、ホテルの客室に通常ありえないものが

客室は9タイプで、全187室。内覧会では2つの異なる客室を見てきました。

最初は「デラックスフォース」(4名定員)。オーソドックスな客室で全82室あり、部屋の中に入った瞬間、関門海峡の海を連想させるエメラルドグリーンを基調とした壁やインテリアが目に飛び込んできます。ベッドも気持ちよさそう。

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出典:リビングふくおか・北九州Web

デラックスフォース[/caption]

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出典:リビングふくおか・北九州Web

景色最高すぎる[/caption]

次は「海峡カバナスイート」(4名定員)で、全5室のスイートルーム。写真見て何か違和感ありませんか?真っ先に目に入ったのは、な、なんと本物の砂。えっ、ココは甲子園?(笑)。???と理解不能におちいりながらも目の前のオーシャンビューに見事にマッチした、まるでプライベートビーチに居るかのごとくその素敵な空間は、もうリゾート気分満載。夜になったら波の音とか聞こえそう。やってくれましたねー。これは大人でも興奮するし、子供連れの家族にはもうたまらないでしょう。ご飯より遊ぶーってなるのかな。予約すぐに埋まりそう。

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海峡カバナスイート[/caption]

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出典:リビングふくおか・北九州Web

プライベートビーチ感満載の本物の砂にハンモックまで[/caption]

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海峡カバナスイート限定で用意されている「海峡カバナBOX」には望遠鏡や貝殻などのアイテムが![/caption]

こんな素敵な部屋づくりの企画・運営までこぎつけた「リゾナーレ下関」素敵すぎる。学生時代に建築を学んだ身としては、ソムリエの資格を有するリゾナーレ下関総支配人 鈴木良隆氏のオリジナルカクテルでも飲みながら、今度じっくり話を聞かせてもらいたいです。泊まるより就職したい(笑)。

ちなみに客室は全室オーシャンビューってすごくないですか。通常だったら山ビューか海ビューの二択になることが多いところですが。今回の内覧会はお泊りでないからその魅力を半分も伝えきれていませんが、実際に泊まったら朝日が昇りはじめるキラキラする時間帯やロマンチックな夕暮れの時間帯など、1日中外を眺めていても時間の経過が忘れるぐらい楽しめそう。

ふぐと言えば下関、下関ならではの魅力ある食体験が楽しめる

食することもホテルの楽しみのひとつですね。「リゾナーレ下関」では、料理のコンセプトとして下関ブランドのふぐを取り入れた魅力ある食体験ができます。

メインダイニングの一つである「OTTO SETTE SHIMONOSEKI」では、下関名物のふぐをフルコースに取り込れたイタリア料理が提供され、全9品のうち6品がふぐ料理なんだそう。

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出典:リビングふくおか・北九州Web

メインダイニング「OTTO SETTE SHIMONOSEKI」ふぐのサイネージが素敵[/caption]

今回は前菜の「ふぐ皮のソップレサータとズッパ」を試食してきました。ふぐ皮の煮こごりを口に含んでスープと一緒に食べることで、深みとうまみがより混ざり合った食感を味わえる一品です。おかわりー(笑)。

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ふぐ皮のソップレサータとズッパ[/caption]

他にも「ふぐの白子と牛フィレ肉」や「ふぐのカルパッチョ 柑橘のスキューマ」など、前菜からメインまでふぐの魅力が存分に味わい尽くせます。

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出典:リビングふくおか・北九州Web

ふぐの白子と牛フィレ肉[/caption]

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ふぐのカルパッチョ 柑橘のスキューマ[/caption]

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深海をイメージした内装は夕暮れの景色を堪能しながらそのグラデーションがとても気になります。深海魚になった気分で料理を堪能してみては。

もう一つのビュッフェダイニング「PUKU PUKU」では、夕食でライブキッチンとして目の前で提供してくれる「ふぐのから揚げ 柑橘のタルタルソース仕立て」や「ローストビーフの海藻包み焼き」など種類豊富なふぐ料理を堪能できて、もちろん朝食でも地元ならではの食材にこだわったメニューが十分に楽しめます。関門海峡を行き交うコンテナ貨物船をイメージした作りが秀逸です。

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種類豊富なふぐ料理が並ぶ「ふぐ市場」[/caption]

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豪華客船の中で食べている気分[/caption]

出典:リビングふくおか・北九州Web

特筆すべきは子供が楽しめる「KIDS PATISSIER」エリアで、オリジナルのパフェ作りが無料で体験できて、可愛らしいユニフォームがちゃんと用意されていてかなり本格的。

出典:リビングふくおか・北九州Web
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子ども用ユニフォームが可愛い

滞在を存分に楽しめ、関門海峡エリアならではのアクティビティ満載

ホテル内は壁や照明などにふぐや泡をイメージしたデザインが施され、いずれも秀逸で遊び心満載です。室内にいるけれども水族館の中にいるような雰囲気が楽しめます。

1階ロビー奥にはカフェスペースもあり、宿泊者でなくてもカフェの利用は可能なのでぜひ一度訪れてみましょう。隣接する売店ではホテル内の客室やレストランなどで使われている萩焼の器の購入も可能です。

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カフェではオリジナルのドリンクやカップケーキを販売[/caption]

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写真は「カップケーキ」(いちご・レモン紅茶)、「獺祭甘酒レッドアイ」、「ゆずきちサワー」[/caption]

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また、海響館講座やクラフトワークを楽しめるアクティビィティ(宿泊者限定)も満載で、ホテルに居ながらにして様々な楽しめる仕掛けが盛りだくさん。今後はより多くのアクティビティが展開される予定です。

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SDGsなクラフトワークしてみよう[/caption]

子供も大人も楽しめる二面性のある「ふぐプール」

「ふぐプール」(宿泊者専用)は大人も子供も楽しめる仕掛けがたくさんあって、15種類のふぐが出迎えてくれます(さあ数えてみよう)。屋内プールには全長約30mのウォータースライダーがあって、関門海峡の潮の流れと同じスピード(時速約18㎞)が体験できます(泊まったら体験してみたい)。

出典:リビングふくおか・北九州Web
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関門海峡を泳いでいる魚の気分が味わえるかも[/caption]

落ち着いた雰囲気の大人用プールもあり。ここから外に出ると、海に面しているインフィニティプールが待っています。インフィニティプールは1年を通して快適な水温を保ちつつ、ろ過した海水が少し混ざっているそう。本物の海を目の前にしながら疑似的に体験できて、関門海峡の景色を堪能しながら優雅な非日常的な空間を楽しめます。

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もう絶景すぎる。贅沢な空間「インフィニティプール」[/caption]

思い思いにのんびりくつろげる「ふぐビーチ」「なみなみテラス」

砂浜のように砂が敷き詰められた「ふぐビーチ」では、ふわふわした座り心地のソファでくつろぐのも良し。潮の香りを嗅ぎながら波しぶきや1日に約500隻の運航する船の汽笛の音を楽しむのも良し(船の運航を確認できるアプリがあるらしく、船マニアにはたまりませんね)。海の間近でこんな素晴らしい体験ができるのは世界中探してもそうそうないかも。子供がはねて遊べる「ふわふわドーム」もありました。

出典:リビングふくおか・北九州Web
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「なみなみテラス」は、名前が記すように波の形状をイメージした作りになっていて、芝生エリアでは寝そべってくつろげるソファやカウンターもあって屋外でも楽しめる工夫が。

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関門海峡を眺めながら寝そべるも良し[/caption]

ちなみに「ふぐビーチ」と「なみなみテラス」をつなぐらせん階段には、柱が1本も使われていないそう。

出典:リビングふくおか・北九州Web
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気になる開業予定日は2025年12月11日。この記事を読んだ皆さん、「リゾナーレ下関」へ、さぁ行こう。→まずは予約をぽちっと。

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リゾナーレ下関 所在地 :山口県下関市あるかぽーと4-1 電話 :050-3134-8093(リゾナーレ予約センター) 客室数 :187室 チェックイン 15:00/チェックアウト 12:00 料金 :1泊 21,000円~(2名1室利用時1名あたり、税込、食事別) アクセス:JR下関駅より車やバスで約5分、福岡空港より電車で約90分 開業日 :2025年12月11日 URL :https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/risonareshimonoseki/

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