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「大学ストリートダンスW杯 2025」で日本代表が連覇!新体制で世界頂点の座を守る

  • 2025.12.17

台湾の国立台北商業大学にて、12月7日(日)に開催された「大学ストリートダンスワールドカップ 2025」で日本代表チームが決勝戦を制し、世界二連覇を達成した。

2024年の優勝に続く連覇であり、主要メンバーの大幅入れ替えによる新体で世界の頂点を守ったことは、日本の大学ストリートダンスシーンの成長と層の厚さを象徴する結果といえるだろう。

世代交代を行いながら2年連続優勝を達成

今大会の日本代表出場者は、2024年優勝メンバーから大幅にメンバーを入れ替えた“二代目”日本代表チーム。

世代交代を行いながら世界一の座を守ることは、スポーツ競技全般を見ても極めて難易度が高いといえるだろう。同大会での日本の勝利は、世界のストリートダンス関係者から「文化としての成熟」を示すものとして高く評価される結果となった。

決勝戦では、他国選手との体格差をものともしないエネルギー量の高さ、日本ならではの奥深く繊細な技術力、音楽性の高さ、ストリートダンス先進国ならではの強力な個性と様々な状況に対応できる多様なメンバーが高く評価され、満場の観客と審査員を魅了したという。

なお、日本代表のコアメンバーは、ゼネラルマネージャーの樊旭さん、監督の北村彰英さん、主将の内山怜音さん(群馬大学)、下地巧真さん(琉球大学)、中村万葉さん(日本体育大学)、田村心さん(関西学院大学)、伊吹楓さん(中央大学)だ。

ゼネラルマネージャー・樊旭さんのコメント

ゼネラルマネージャーの樊旭さんは、「今年度は昨年と大幅にメンバー変更が行われ、女性が過半数を超え、更にはKrump,Electroという歴史的にまだ若いジャンルのストリートダンサーを含んだメンバーで挑むこととなりました。

元々持っている個々のスキル、ミュージカリティ、オリジナリティでは日本が優勢と考えておりましたが、二代目としてのチームが世界でどう評価されるか、オールスタイルのバトルで目新しすぎるジャンルがどう評価されるかは最後まで未知数の要素でありましたが当日までのチームビルディングや、チーム内コミュニケーション、そして日本人サポーターの模擬戦練習、フィードバックなど、代表メンバー選抜後の努力やサポーターの支援がこの結果に繋がったと確信しています。

何より、今年は契約更新内定後にスポンサーからの資金引き上げを宣告され、資金面においても絶望的な状況からのスタートでしたが、満を辞して開設した『クラウドファンディング』にて多くの方が支援をしてくれたこと、日本代表チーム全てのメンバーの力になりました。何より応援をしてくださった皆様へ心から感謝申し上げます」とコメントを寄せた。

全日本大学ストリートダンス連盟は連覇を受け、国内リーグのさらなる拡大、高校、社会人リーグの統合強化、日本代表強化プロジェクトの継続など、アマチュアを中心にストリートダンスの普及とスポーツとしての競技化を推進していくとしている。

この機会に、日本の大学ストリートダンスの今後の発展に注目してみては。

OBS BATTLE公式Instagram:https://www.instagram.com/obs_battle/

(ソルトピーチ)

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