【平尾】生まれ変わった老舗喫茶店で味わう、心ほどけるモーニング

皆さんこんにちは！リビングふくおか・北九州web地域特派員の、食いしん坊 ibuゆきです。 日に日に寒くなり、朝が苦手な私は早起きに苦労しているのですが、美味しい朝ごはんが食べられる！となれば、さっさと布団から出られるから不思議です。っというわけで、今日はある喫茶店で新しく始まったモーニングの紹介です。

長く愛されてきた喫茶店

薬院駅から徒歩7分、平尾１丁目にあるチャーリーブラウンをご存知でしょうか？ 名前を聞いて「あれ？」と思った方もいるのでは？ 実はチャーリーブラウンは、創業1983年、渡辺通りのサンセルコで長年愛されていた老舗喫茶店。今年3月に、惜しまれつつ閉店されました。しかし、10月に事業継承という形で新たに生まれ変わり、平尾にリブランドオープンしました。

以前はランチタイムメインで営業されていて、ランチのカレーはレシピを引き継ぎつつ、少しアレンジしているそうですが、リブランド後に新しく始まった８時からのモーニングが気になったので、そちらを目指して行きましたよ。

変わらない懐かしさ

店内に入ると、ブラウンを基調とした木の温もりを感じる落ち着いた雰囲気。新しく清潔感のある一方で、どこか懐かしさも感じます。吹き抜けの高い天井からは観葉植物を通して優しく光が差し込み、なんとなく階段を上がって２階のお席に座ってみました。

実は私自身、サンセルコ時代のチャーリーブラウンには行ったことがなく、以前と比べてどうか等は言えないのですが、以前のお店を知っている方ならこの写真でお気づきかもしれませんね。

この味のある椅子やテーブルは、以前のお店から引き継いだものだそうです。私が学生時代、いつも友人と学校の課題をしていた喫茶店がありました。その時の椅子を思い出して、心がほっこり。誰にでもそういう思い出あるのではないでしょうか。

焼きたてクロワッサンサンド

メニューを広げると、お目当てのモーニングありました♡クロワッサンサンド！ 毎朝店内で焼きたてを提供してくれるとのことでワクワクしながら注文しました。

一緒に行った友人とおしゃべりしながら待っていると、いい香りとともに階段を上がって持ってきてくれましたよ。

こちらはたまごサンド（980円） セットにサラダ、スープ、ポテトフライと、ドリンク付です。

こちらはサーモンクリームチーズサンド（1,580円） 溢れるほどの具沢山でボリュームありますね！

コンソメスープを一口いただいてから、サラダをよく見ると、レタスにニンジン、玉ねぎ、トマト、コーン、お豆も数種類入ってます。ヘルシー、かつ、タンパク質も取れそうでいいですね。

そしてバター香る焼きたてクロワッサンは、ペーパーで持ちやすく、そのまま豪快にガブリ！といただきました。 肉厚スモークサーモンとクリームチーズの相性はもちろん、表面サックリ中はふんわりしっとりのクロワッサンが想像以上にマッチしててとっても美味しかったです！！ お友達と半分こして、たまごサンドもいただきましたが、たっぷりのたまごを頬張ると、口いっぱいに幸せが広がりましたよ。子供達のために毎朝朝ごはんは作るけど、自分のために作ってもらった朝ごはんを、ゆっくり食べられるって最高ですね♪

セットドリンクは、コーヒー紅茶のほか、オレンジジュースなども選べます。

生まれ変わった喫茶店の、これから

現在のチャーリーブラウンを経営する株式会社カタンナッセの取締役・千住大樹さんにお話を伺いました。
閉店が決まっていた老舗を引き継いだ理由について、「若い世代が受け継ぐことで、この店をもっと長く残せると考え、前オーナーご家族と話し合い決めました。」と話します。「以前のような家族経営のアットホームさとは少し違うかもしれません」と千住さん。けれど実際に店内で過ごしてみると、組織として経営することで、サービス内容や空間づくりがより安定し、誰もが気兼ねなく過ごせる、ほどよい距離感の喫茶店になっていると感じます。

これからのチャーリーブラウンについて「少しずつブラッシュアップしながら、50周年を目指しています」と千住さん。 今回取材させていただいたモーニングもいつまで続けるか未定だそうなので（！）なるべく早めに行ってみてくださいね！ 1人でも、初めてでも入りやすい、“大人の居心地”でした。

チャーリーブラウン 住所：福岡市中央区平尾１丁目１３−８ 電話：092-401-9600 営業時間：8:00〜18:00 【モーニング】8:00〜10:30 【ランチ】11:00〜14:00 【カフェタイム】14:00〜18:00 Instagram：@charliebrown_1983