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「渡辺剛と上田綺世の2トップにすることもできたはず」オランダ名物記者、ファンペルシー監督は戦術的無策と苦言

  • 2025.12.16

日本代表と2026年ワールドカップで戦うことになったオランダ。

そのオランダでは日本人選手たちが活躍しているが、その筆頭が上田綺世だ。

27歳の日本代表ストライカーは、名門フェイエノールトで今シーズン18ゴールを叩き出している。

ただ、上田と渡辺剛が所属するフェイエノールトは、14日に行われた強豪アヤックス戦に0-2で敗戦。板倉滉擁するアヤックスは今シーズン低調だが、上田はゴールを奪えず。

画像: 左から渡辺、板倉、上田 (C)Getty Images
左から渡辺、板倉、上田

そうしたなか、オランダ人名物記者ヴァレンタイン・ドリーセン氏は、フェイエノールトのロビン・ファンペルシー監督の采配に疑問を呈していたようだ。

『De Telegraaf』のポッドキャストで、こう指摘していたそう。

「(負傷した選手の手当てを行うために試合が中断された際)アヤックスのフレット・フリム監督は即座に全選手を戻した。まるでチームミーティングのようだった。

(一方、ファンペルシー監督は)ただその場にい続けた。もしかしたら何かできるかもしれないという瞬間だったが、何も変えなかった。最初からのプレーを続けることに固執した。

他に何ができたか? 例えば、あの日本人選手(渡辺)を前線に上げて、上田の隣に配置することもできたはず。

そうすれば、ショートコンビネーションではなく、サイドからボールを 放り込めたはずだ。

彼(ファンペルシー監督)は非常に消極的で、同じことを繰り返していた。それが非常に印象的だった」

空中戦に滅法強いDFの渡辺をパワープレー要員のFWとして前線に上げて、上田との2トップにする策もあったと指摘。

ファンペルシー監督が戦術的介入をしなかったことを批判していたようだ。

筆者:井上大輔(編集部)

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