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【MLB】「捕球確率25%以下」公式サイトの“5つ星”スーパーキャッチ数、PCAが史上最多の年間19回 異次元の「成功率59.4%」

  • 2025.12.12
カブスのピート・クロウ=アームストロング(C)ロイター
SPREAD : カブスのピート・クロウ=アームストロング(C)ロイター

MLB公式の分析システム『スタットキャスト』が導入されて、今季で11年目。近年の外野手は、捕球までの走行距離やルート効率が算出され、印象のみに左右されない新たな基準で評価されるようになった。
打球には「捕球確率」が設定され、もっとも低い0%から25%のものを「5 Star(5つ星)」、26%から50%を「4 Star(4つ星)」といった具合に5つの難易度に分類される。ここでは、今季もっとも多くの「5 Star(5つ星)」キャッチを成功させた“PCA”ことピート・クロウ=アームストロング外野手(カブス)を中心に公式データを掘り下げてみる。

■わずか3年、歴代記録でも上位に接近

MLB公式のデータサイト『Baseball Savant』によると、2025年に「5 Star(5つ星)」の打球をもっとも多くキャッチした外野手がカブスのPCAで年間19回。これは、計測が開始された16年以降でメジャー史上年間最多記録。これまでは、16年のビリー・ハミルトンの年間12回が最多で、通算ではケビン・キアマイアーの33回がトップ。PCAは23年のデビュー年に1回、昨季6回を記録し、今季の19回で歴代5位タイの26回まで駆け上がった。
さらに驚くべきはその成功率で、PCAの捕球19回は企図数32回で59.4%にも及ぶ。企図数3回以上でもPCAより成功率が高い外野手はおらず、「5 Star(5つ星)」捕球9回の2位ウィルヤー・アブレイユ外野手(レッドソックス)が企図数24回で37.5%を記録。PCAの数字がいかに図抜けているかがわかるだろう。
選手がもっとも速く走った1秒間の速度「スプリントスピード」において、PCAはメジャー22位の「29.5フィート/秒」を記録。球際に強く、打球反応と加速にも優れた外野手で、メジャー全体2位の守備範囲を誇る。現在23歳とまだまだ若く、今後の成長にも大いに期待できる逸材だ。

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