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お得な〈ぶりかま〉は『塩焼き』がベスト。旨みが凝縮する、二度塩の裏ワザとは?

  • 2025.12.3

寒さが深まる季節に、ひときわ存在感を放つ

ぶり。なかでも「ぶりのかま」は、おトクに買えるうえ、焼くだけでごちそう級の一皿に。迷ったときは、塩焼き一択! ジューッと焼ける音とともに広がる香ばしさと旨みに、思わずにんまりしてしまいます。

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材料(2人分)

ぶりのかま……半身2枚分(約500g)

大根おろし……正味100g

すだち(横半分に切る)……1個分

塩……小さじ1

しょうゆ……小さじ1/2

作り方

(1)ぶりはひれが残っていたら、キッチンばさみで切り落とす。血がついていれば取り除き、水できれいに洗う。ペーパータオルで水けをしっかり拭き取る。

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(2)身の厚い部分の皮に、十字に浅く切り込みを入れる。全体に塩小さじ2/3をふって15分ほどおく。ペーパータオルで包み、水けをしっかり拭き取る。残りの塩小さじ1/3を全体にふる。

POINT

一度目の塩で臭みを取り、拭いてなくなった塩をたすイメージで二度目の塩をふって。身の厚い部分に多めにふるのが、おいしく仕上げるコツです!

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(3)魚焼きグリル(両面焼き)※を中火で温め、かまの表になるほうを上にして並べ入れる。弱火にして、両面にこんがりと焼き色がつくまで16~18分焼く(焦げそうな場合はアルミホイルをかぶせる)。器に盛り、大根おろし、すだちを添え、大根おろしにしょうゆをかける。

※片面焼きの場合は、表になるほうを下にして入れて8~9分焼き、上下を返して8~9分焼く。

寒い日は、こんがり焼けたかまの香りがなんとも贅沢。丁寧に下ごしらえすれば、ぶりのおいしさをまっすぐ堪能できます。見つけたら、ぜひ手にとってみてくださいね。

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教えてくれたのは…

吉田 愛

ヨシダ アイ

料理家

料理研究家のアシスタントや東京、京都での日本料理店勤務を経て独立。和食を中心に、本格的なものから家庭で作りやすいものまで幅広く提案している。唎酒師の資格を持ち、お酒に合うおつまみのレシピも得意。

詳細はこちら

(『オレンジページ』2025年12月2号より)

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