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最終章“ラスト3分”で顔出し「声出た」「気づかなかった」“じゃあつく”出演・謎の男に驚き『シナントロープ』

  • 2025.12.18

テレビ東京系“ドラマプレミア23”枠で放送中の『シナントロープ』第11話が、12月15日に放送された。初回放送後にはTVerの見逃し配信再生数が100万回を突破し、以降もX(旧Twitter)では考察投稿が相次ぐなど、注目度を高めている。

本作は、アニメ『オッドタクシー』で知られる此元和津也が原作・脚本を手がけた完全オリジナル作品。監督には映画『もっと超越した所へ。』などで評価を得た山岸聖太が名を連ね、両者のタッグによって独自性の高いミステリードラマが生み出されている。

第11話の放送後には、「怖すぎる」「謎が深まるばかり」「情報量が多すぎて整理が追いつかない」といった反応が視聴者から続出。本記事では、そうした声を交えながら、第11話の見どころを振り返っていく。

※本記事には放送内容に関するネタバレが含まれます。

最終章突入

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(C)此元和津也/「シナントロープ」製作委員会

水町(山田杏奈)を助け出すため、都成(水上恒司)は引き続きシイ(栗原颯人)に協力を求めるが、シイは首を縦に振ろうとはしない。そんな中、クルミの確保に失敗した件を睦美(森田想)へ報告していた龍二(遠藤雄弥)は、食料を買いにスーパーマーケットへ向かう。その行動を目にした塚田(高橋侃)、里見(影山優佳)、志沢(萩原護)の3人は、バイクで待機していた田丸(望月歩)に龍二の後を追わせ、自分たちは部屋への踏み込みを決断するのだった。  

必死な里見が見せた意外な姿

志沢がエレベーターを止めている間に、里見と塚田は睦美から部屋の鍵を手に入れようと画策する。以前バーミンから金を借りたことがある塚田が、睦美の気を引いている間に、里見が後ろからそっと睦美のカバンのポケットにあった鍵を盗むことに成功した。

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(C)此元和津也/「シナントロープ」製作委員会

このシーンで見せた影山の真剣な表情に「かっこいい」「顔すご」「演技うまい」など注目が集まっている。いつもは物静かな里見だが、水町が姿を消したことで決死の覚悟で今までにない姿を見せた。ちなみに以前、“気配を消していつの間にそばに居ることがある”と田丸から言われていたシーンがあり、伏線回収した形になった。しかし、睦美の家には水町はおらず、手がかりはつかめなかった。

石崎ひゅーい登場

シイから手がかりを得た都成は、山中でオーディションへ向かう途中のクルミと遭遇する。アーティストとして挫折し、普段は外出時にオレンジ色の覆面を身につけていたクルミだったが、この場面で初めてその覆面を外し、素顔をさらけ出した。その正体は、石崎ひゅーいだった。

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(C)此元和津也/「シナントロープ」製作委員会

人気アーティストの登場に、視聴者からは「声出た」「1話から出てたのに」「気づかなかった」といった驚きの声が相次いでいる。石崎は、先日最終回を迎えたドラマ『じゃあ、あんたが作ってみろよ』で、中条あやみ演じる柏倉椿の恋人役を好演したばかりで、今クール2作目のドラマ出演となった。本作では歌手役として登場し、その歌声も披露。放送前から「もしかして石崎ひゅーいでは?」と予想する声も上がっていただけに、正体が明かされた瞬間、ファンの喜びは一気に広がった。

今回のエピソードでは、水町が監禁されている山荘の様子が少し映り、次回予告では彼女に銃口を突きつける折田の姿も確認することができた。久太郎は無念の死を遂げてしまい、今後どんなラストを迎えるのか。最後まで目が離せない。


テレビ東京系 ドラマプレミア23『シナントロープ』月曜よる11時06分〜

ライター:山田あゆみ
Web媒体を中心に映画コラム、インタビュー記事執筆やオフィシャルライターとして活動。X:@AyumiSand