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「破談ですが、式はやります」新郎の隣にいたのは“元婚約者の妹”。両親が凍り付いた「禁断の結婚式」

  • 2025.12.20
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出典元:photoAC(画像はイメージです)

こんにちは、yukimaruです。
ランナーを長年していると、だいたいのことは予想の範疇ですが、一度だけ、予想もつかないヒヤヒヤする出来事がありました。

新郎新婦の破談は、残念ながら少なくありません。
しかし、今回のエピソードは、ただの破談ではなく、誰もが予想できない結果に…そんなエピソードをご紹介します。

新郎新婦が破談...それだけでは終わらなかった仰天想定外エピソード

結婚を決めたカップルが、式を挙げる前に別れてしまうことを「破談」と言います。

結婚式の打ち合わせが始まってから、当日を迎えるまでに破談になるカップルは、残念ながら決して少なくありません。

プランナーとしては非常に残念ですが、致し方ないことでもあります。お二人がそれぞれ新しい道で幸せを掴めるよう、祈ることしかできないのです。

しかし今回、ある一組の新郎新婦が破談になったにもかかわらず、「式場はキャンセルしない」と言うのです。

復縁の可能性を探っているのかと心配していましたが、キャンセル料が発生する期日も迫ってきたため、こちらから再度連絡をしました。

すると驚くことに、結婚式は決行!なんと新郎の相手が変わり、新婦の妹と結婚式をするというのです!

長年プランナーをしていますが、後にも先にもこのようなカップルはこの一組だけです。

結婚式、友人・親族ともあきれ顔...本人たちは幸せな笑顔

私は、当初の新婦様と深い関係作りができていたため、とても複雑で、担当を外してもらおうと上司に進言しましたが、事情を知っている人の方が良いからこのままで、と新郎様が言うため、誠心誠意でお手伝いすることに。

当日は、さすがに当初の新婦である新婦姉は欠席ということで、私もホッとしました。

結婚式当日、新郎新婦の2人の顔は晴れやかで、終始幸せそうだったことは、良かったと感じています。

事情を知るゲストの方々は、祝福しつつも、どこか複雑な表情を浮かべているように、私の目には映りました。

特に、新婦両親の顔は、非常に曇っていたのが印象的でした。

無事に、結婚式は結びましたが、プランナーとしては冷や汗だらけのお手伝いとなりました。


ライター:ゆきまる

大学卒業後、フリーターを経てウェディングトップの大手の会社に入社。ウエディングプランナーを10年経験し、その後、支配人を5年、エリアマネージャーとして全国の店舗の管理する活動。現在は、Webライターとして活動。ウエディングプランナーから培った「人をう気持ち」を大切に、コラム記事からSEO記事まで幅広く執筆中。


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