【世田谷区経堂】「パンキチ」地元の人も遠くの人も夢中にさせる行列必至のパン屋さん

幻のパン屋さんと呼ばれていたパンキチさん

みなさんこんにちは みーたすです。

世田谷区経堂のおいしいパン屋さんの話になると、必ず名前が出るのがこちら「パンキチ」さん。

以前は店舗を持たず不定期でイベントなどに出店して販売していたため、いつ出会えるかわからない「幻のパン屋さん」と呼ばれていたそうですが、昨年の10月から経堂に店舗を構え、週に一度木曜日のみ営業しています。

「木曜日しか開いてないし行列だろうけど、何を食べてもとってもおいしいから行ってみて！」という友人の熱い想いに後押しされて店舗に伺ってきました。

早朝から工房で何度もパンを焼きます

オーナーである土井さんが、この日は39種類ものパンやスコーンなどを午前3時半から工房で焼き始め、パン学校で知り合った仲間やママ友さんと一緒に経堂の店舗に運んできたそうです。

イチゴやレモンなどの果物と水だけを何日もかけて発酵させて作った天然酵母を使ったパン、ベーキングパウダーを使わずに冷蔵庫でゆっくりと醗酵させたスコーン、平飼いの鶏の卵を使ったシフォンケーキなど、材料にも作り方にもとてもこだわっているため、週に一日しかお店を開くことができないそうです。

こだわりの材料を聞いただけでもうおいしそう、そしてからだに優しそう。

食べた瞬間に柑橘が香るシリアル玄米マロン、イチゴの甘さが香るカンパーニュ、他の店舗ではなかなか巡り会えない全粒粉100％を使用したベーグル、期間限定のいちじくとクリームチーズのベーグルなど、本当にどれもとてもおいしかったです。これは長蛇の列ができるのも納得です。

こだわりのパンを遠方から買いに来るお客様もいらっしゃいました

土井さんは「安心安全なパンを家族に作りたい」という想いからパン作りをスタートし、3人のお子さんを育てながらパン教室に通い、子育てが一段落したタイミングでパンの学校で本格的に学んだそうです。

こだわってこだわってこだわり抜いて作っているパンが皆さんに認められ、某有名アーティストさんの楽屋見舞いにも使われているそうで、私が伺った日もファンの方が隣県の小田原から一番乗りで買いにいらしていました。

開店前から行列ができて、1時間くらいするとだいぶ落ち着くそうですが、まとめてたくさん買う方もいるので、その時にはすでに売り切れている種類もあるという盛況ぶりです。一番乗りの方は「ゆっくり来て買えないと悲しいから」と、開店30分前に着くようにいらしたそうです。さすがです！ファンの鑑！推し活楽しいですよね！聖地巡礼ですね！

パンを作ることが楽しい！その想いが伝わってきました

たくさんのこだわりやご苦労などを伺いましたが、最後に「パンを作ることがとても楽しい」と、弾けるような明るい笑顔で応えてくれたオーナーさん。

この素敵な笑顔や人柄も、お客さまを惹きつける一因になっていると感じました。

私もまたお会いしたいです。パンも食べたくなってきました。

一度食べたらまた食べたくなって、何度も通いたくなるパンキチさん、木曜日のお昼にぜひみなさんもいらしてみてください。木曜でもお休みの日もあるので、インスタで最新情報を確認してからお出かけくださいね。