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「もう治りかけだから」体調不良の子どもを預けてきたママ友…→夕方のお迎えで、子どもが放った一言に「忘れられない親子」<ママ友エピソード2選>

  • 2025.12.9
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出典:photoAC(写真はイメージです)

日常の中でふと訪れる“予想外の訪問者”。そして、その一言や行動が、思いもよらないトラブルへとつながることがあります。

今回は、幼稚園時代の友人親子に突然病気の子どもを預けられたエピソード、そして夜勤明けのナースが未就園児を連れて訪問したことで感染症にまで発展してしまった出来事という、2人の投稿者が経験した“忘れられない来客トラブル”をご紹介します。

どちらも「相手を信じていたからこそ」起きたすれ違いであり、今でも胸に残る思いが垣間見えます。

1.病気の子を突然預けられる

まずご紹介するのは、Aさん(仮名、60代女性)が27〜8年前に経験した、幼稚園のお友達一家にまつわるエピソードです。

もう27〜8年前のことですが、忘れられない幼稚園友達の親子がいます。

当時、夫は医療関係者で地方への転勤が多く、ある人口2万人程の町でのことでした。そこは公務員や自衛隊等の転勤で入れ替えの多い町でした。

ある日曜日、子どもの幼稚園が一緒のA君(父親は国家公務員)がお兄ちゃんとお母さんと3人で朝から家に来ました。お母さんが言うには「A兄は体調不良だけど、もう治りかけだから、◯◯さん(我が家)の家で遊ばせてね。だってお宅は医療関係者だから当然子ども達に予防接種受けさているでしょう?それに染ってもパパが医療関係者だから安心でしょ」と言うなり、こちらの返事を待たずにあっと言う間にいなくなりました。

夫は不在で、帰宅してから驚いていました。その日はそのまま一日中遊び、母親が夕方お迎えに来て「どーもー」と帰りました。

後日、全快してまた兄弟が自転車で遊びに来ました。弟の方は大人しくうちの子ともまあまあ仲良しでしたが、兄はつまらなそうに遊んで暇を持て余していました。

夕方、母親がお迎えに来て「ありがとうは?」と言うと兄は「ありがとうと言う程のオヤツを出してくれなかったから言わない」と言うと自転車で走り去りました。母親は「ゴメンねー、コラッー」と追いかけて行きそのまま帰りました。

当時、下に2歳の妹がいてオヤツが多いと晩御飯を食べられなくなるので、オヤツはフライパンで沢山のポップコーンをつくり麦茶を出しました。もっと美味しいものを期待していたのでしょう。

その後は二度と預からず、翌年の春に我が家は異動しました。後からそのA君一家も飛行機の距離の町に転勤になったそうです。どんな大人になったのかと、ちょっと気になります。

2.夜勤明けナースが未就園児連れで参加

続いて取り上げるのは、夜勤明けのナースが未就園児を連れて訪問してきたことで、予想外の悲劇に見舞われたというBさん(仮名、60代女性)のエピソードです。

子供が小学生のとき、学校行事に必要な手作り品の打ち合わせのために7、8人のママ達が我が家に来ていました。平日の昼間ということで参加者は専業主婦ばかりでした。

遅れてもう一人来て、彼女はナースで夜勤明け、なおかつ未就園児の末の子を連れてきました。幼い子がいるので結局針仕事は出来ず、おしゃべりタイムになりました。

しばらくしてその子が絨毯に嘔吐しました。母親は「あ、ごめーん」というだけで立ち上がりもせず、結局私が片付けることになりました。

その24時間後、私が突然の嘔吐に襲われて救急病院で点滴を受ける羽目になりました。ノロウイルスに感染していたのです。

あとでわかったのですが、ナースの夫がノロに感染して自宅療養中だったので、家に居たくなくて夜勤明けではあったものの我が家に子連れで避難してきたようです。結局我が家からの帰りに幼子を連れて小児科に寄って薬を処方されて帰ったとか。

子供が嘔吐した時にノロだとわかって片付けに手を出さなかったのではと思っています。

夫のノロ、子供の嘔吐、そして私のノロ感染。夜間救急に行った病院は彼女の勤務先でした。

よっぽど感染の経緯を名前を出して話そうかと思いましたが、今後のことを考えて我慢しました。夫のノロのことと小児科に寄って帰ったことは第三者から聞きました。私には謝罪の一言もありませんでした。

嘔吐と下痢で一晩で3kgも体重が落ち、回復に2週間以上かかりました。病院代も一万円ほどかかりました。今思い出しても怒りで震えるほどです。

相手への負担を考えましょう

どちらのエピソードも、子どもの友達の親の対応に振り回され、戸惑いやつらさを感じてしまった事例でした。

相手の事情もあったにせよ、もう少し配慮があれば負担は大きく違ったのかもしれません。とはいえ、当時の親同士の関係性や忙しさゆえに、判断が甘くなってしまった可能性も否めません。

それでも、病気の子を預かることになったり、自分が感染してしまったりと、投稿者たちが受けた影響は決して小さなものではありません。思いやりの欠けた行動がどれほど相手に負担を与えるか、あらためて考えさせられる出来事でした。

どちらの投稿者も、時が経った今でも忘れられない出来事として、当時の複雑な心境を語ってくれました。こうした経験から、私たちは他者との関わり方について多くを学ぶことができるのかもしれません。


アンケート実施日: 2025年9月29日・2025年10月3日
投稿方法:TRILL 募集フォームより
投稿者情報:60代女性・専業主婦 60代女性・専業主婦
※本記事では読者の皆さんに投稿していただいた体験談を紹介しています。

※本記事は自社で募集したエピソードの回答結果をもとにAIが本文を作成しておりますが、社内確認の後公開を行っています