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高速バスで、発車時刻の直前に乗り込んできた中年男性→その後、男性の“理不尽な言動”に「相当な嫌悪感を持った」<バスでのエピソード2選>

  • 2025.12.12
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

多くの人が利用する公共交通機関や施設内の移動手段。

そこには安全や秩序を守るためのルールが存在しますが、その「伝え方」ひとつで、利用者の受け止め方は大きく変わってしまうものです。

今回は、「乗り物内で遭遇した、忘れられないコミュニケーション」のエピソードを2つご紹介します。

1.空いている園内バスでの「執拗な確認」

最初にご紹介するのは、30代女性・専業主婦のAさん(仮名)が、2歳の娘を連れて動植物園を訪れた際のエピソードです。

その園には無料の園内バスが走っていましたが、そこには「高齢者および身体障害者優先」との表示がありました。

平日の日中、園内は比較的空いており、動植物園にはパラパラと人がいました。

娘と動物園を散策して道すがら植物園方面へと歩き着いた午後でした。植物園の入り口に園内バスのバス停があることに気づき、娘がおもむろに「バスに乗りたい」と言いました。ぐずる娘のため、「混雑してきたら降りればいい」と考え、バス停で待つことにしました。

そして、数分もせずにほぼ定刻通りにバスがやってきました。そのバスには20〜30代の若い男性職員と50〜60代の男性職員が乗っており、乗客も年齢層が高そうな人が数人乗っていました。バスは荷台牽引型の乗り物で、詰めて乗れば10人以上は乗れる大きさでした。

バスから乗客が降り、娘はワクワクしたようにバスに乗る順番を待っていました。その時、バス運行に携わる若い男性職員と高齢の男性職員はバス停で待つ我々を見るや否や苦笑し合い、私たちと距離を取った場所でヒソヒソと何かを話していました。

娘には「乗っていいと言われるまで待とうね」と伝えバス停で待っていたその時、高齢の方の男性職員がおもむろに我々親子に近づいてきて言いました。

「このバスは高齢者と身体障害者が優先のバスなんです。それ以外の一般の人は徒歩で散策してもらってるんですよ。なのでそういう方が停留所で待っていた場合、そこで降りてもらうことになりますがそれでも乗りますか?」と距離を詰めて訴えてきました。確認のための文言にしてはあまりにも高圧的で、空気読めよ的な態度で訴えてくるのです。

確かに、バス停にも高齢者や身体障害者が優先だと書かれていました。しかしながら一般客は乗ってはいけないとは書かれていませんでした。私の中では「この人入りでは満員になることはないだろう」と思い「分かりました。それでも乗ります」と伝えました。

この時バス停には我々親子以外おらず、発車時間までまだ10分程度時間がありました。娘が後ろがいいと言い出し座席の一番後ろに座りました。

それから数分も経たずにまた高齢男性が我々の前にやってきて「何度も言いますがこのバスは高齢者と身体障害者が優先のバスなんですよ。そういう方々がたくさん乗ってきたらそこの停留所で降りてもらいますからね!?」とさらに高圧的に念押しされました。まるで一般客はこのバスに乗るんじゃないと言いたげな訴えに強い憤りを感じつつも、軽く「はあ」と生返事を返しました。

発車時間が近づいた頃にベビーカーを押す親子がバス停に来たため、その高齢男性職員は一番後ろの席に座る我々の前へまた歩み寄ってきました。「この席はベビーカーなどを置く席なんですよ、他の場所へ移動してください」と訴えてきました。口調は丁寧ですがやはり高圧的な態度でした。

娘と席を入れ替え、座り直しました。バスが発車し、娘は楽しそうに乗っていましたが小心者の私は「こんな高低差の激しい地形の森の中で降ろされたらどうやって娘を連れて帰ればいいのだろうか?」とヒヤヒヤしていました。

最終的にはどの停留所でも一人二人乗り降りするぐらいで、目的地のバス停にて我々を含め3人の乗客が降りました。

折り返し運転のため、我々親子はまた同じ車両に乗って植物園入り口へと戻ることになります。その様子を見て、また高齢男性職員は私たちに近づき「これは高齢者や身体障害者優先で…」と同じ話をしてくるのでした。

特に娘に対して威圧的な態度を示してこなかったため、私が黙って耐えていればいいんだと心を無にして聞き流すことにしました。この高齢男性職員による高圧的な言動は覚えている限り4回以上同じことを言われました。

出入り口から植物園入り口へのバスは2ルートあるものの当時はもう片方のルートは休止中で、その出入り口から我が家へ帰宅するルートも頭に浮かばず、内心イライラしながらも同じバスに乗って植物園入り口に行くしかないと思って黙っていました。

結局我々親子は植物園入り口へバスにて帰り戻り、バスが到着するのと同時に降車しました。

我々が植物園入り口で降りる際、バス停にはベビーカーを携えた夫婦がいました。この人たちも私と同じような高圧的な対応を受けるのだろうかと横目で見ていましたが、なぜかこの夫婦には私たちの時のような説教じみた勧告もなく、畳まれたベビーカーを載せて乗車させていました。

男性がいたからか、その夫婦には、かの文言を訴えている様子はありません。ああ、あの人は相手を見てああいう態度を取る人間なんだなあと、私は呆れて視線を外し娘と一緒に園出口へと向かいました。

2歳になり、よちよち歩きではないものの長距離が歩ける年ではない子どもを連れているからといって社会的弱者にはならないことは重々承知ではいます。しかしなぜ数回にわたり詰め寄るように同じ文言をああも高圧的に言われなくてはならなかったのでしょうか?

私の中では、あの高齢男性職員の乗客を選別するかのような不公平さに憤りを感じずにはいられませんでした。あの高圧的な物言いと私との距離感、そしてあのしつこい勧告は、私には「パワハラ」だと思えました。

2.発車直前に飛び乗った男性の高圧的な態度

続いてご紹介するのは、Bさん(仮名、40代男性)が高速バスで遭遇したエピソードです。

今から約15年前のことです。

私は都内での用事を済ませて、帰路に着くために東京駅から千葉(館山)行きの高速バスに乗りました。

そこへ発車時刻直前になって50〜60代の中年男性が飛び乗ってきたのです。

出発からしばらくして高速道を走行中、その中年男性が乗務員のところへ「いつ着くんだ?」などと高圧的に話しかけてきました。

そしてバス停に到着後、中年男性は降りる際に「おい、こういう時はなんで言うんだ?」と乗務員へ意味不明に話しかけるも、乗務員も何事かと「何ですか?」と返すことしかできませんでした。

しまいには「バカ野郎!」と捨て台詞を吐いて降りて去っていきました。

私や乗務員はもちろんのこと、他の乗客も中年男性の行為に相当な嫌悪感を持ったのはいうまでもないでしょう。

小さな声かけや態度ひとつが快適さを左右する

どちらのエピソードも、繰り返し高圧的な態度をとられ、投稿者を不快な気持ちにさせてしまったエピソードでした。

どちらの投稿者も、公共交通機関を利用するうえで想定外の対応に直面し、戸惑いや負担を感じたことは理解できます。一方で、Aさんのケースでは、施設側に『幼児連れは優先対象ではないが、空席があれば乗車は可能。ただし、優先対象者が来た場合は席を譲ってもらう』という明確なルールがあったのかもしれません。そう考えると、職員の行動はルールを丁寧に繰り返し伝えていただけ、と捉えることもできます。

しかし、その『伝え方』が高圧的であったならば、それはサービスの質として問題があったと言えるでしょう。

このように、公共の場でのトラブルは、『決められたルール』と『相手への配慮ある伝え方』という二つの側面から考えることが、冷静な理解につながるのではないでしょうか。


●本記事では読者の皆さんに投稿していただいた体験談を紹介しています。
アンケート実施日:2025年9月22日・2025年10月2日
投稿方法:TRILL 募集フォームより
投稿者:30代女性・専業主婦 40代男性・会社員

※本記事は自社で募集したエピソードの回答結果をもとにAIが本文を作成しておりますが、社内確認の後公開を行っています


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