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最終回直前で表示された9文字のメッセージ…「怪しい」SNSで浮上した“真犯人の候補”【土曜ドラマ】

  • 2025.12.20
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『良いこと悪いこと』第9話より(C)日本テレビ

間宮祥太朗と新木優子がW主演を務める日本テレビ系土曜ドラマ『良いこと悪いこと』(毎週土曜よる9時~)の第9話が12月13日に放送された。

同窓会をきっかけに集まった小学校時代の同級生たちが、掘り起こしたタイムカプセル。その中にはそれぞれが当時描いた将来の夢の絵と卒業アルバムが入っていた。しかし、アルバムのクラス写真のうち、6人のクラスメイトの写真が塗りつぶされていた。6人の共通点は猿橋園子=どの子(新木優子)をいじめていたこと。その日から同級生たちが次々と不審な死を遂げていく。

事件を止めるために高木将=キング(間宮祥太朗)と園子は動き出したが、第9話ではついに一連の事件の犯人が明らかになった。

※以下本文には放送内容が含まれます。

犯人の正体と“ターボー”の運命

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『良いこと悪いこと』第9話より(C)日本テレビ

第8話で小学校時代のDVDを観ていた高木たち。映像には高木たちがいじめていたもうひとりの“ドの子”=瀬戸紫苑が登場する。その存在を忘れていた高木と小山隆弘=ターボー(森本慎太郎)は驚愕の表情を浮かべる。

瀬戸紫苑(大後寿々花)の行方を探る中で、大人になった彼女が夢だったピアニストとなっていることがわかる。しかし、彼女の自宅を訪れるも人が住んでいる様子がない。また、高木は娘の花音(宮崎莉里沙)にピアノを習わせるために紫苑の家に訪れたことがあると告げる。次々と真実が明らかになる中で、視聴者を驚かせたのは宇都見啓(木村昴)が紫苑の婚約者だったという事実だ。

さらにスナック『イマクニ』に向かった高木と園子はそこで今國一成(戸塚純貴)から瀬戸がすでに亡くなっていると知る。彼女は1年前、自ら命を絶っていたのだ。

ここから物語は急展開を見せる。

小山のもとを訪れた宇都見は会社内で小山の命を奪う。その足で高木のもとを訪れ、自分が犯人だと告白したのだ。

残された謎

さすがに、宇都見が小山のもとを訪れたことは調べればすぐにわかる。だが、警察から逃げ切り宇都見が主催した瀬戸の追悼コンサートで、紫苑に捧げるかのように『カノン』をピアノで演奏し終えたあとに確保される。

視聴者が注目したのは確保される直前の宇都見の口元だ。何かを伝えるかのように唇が動いたのだ。SNSでは「何て言ったの?」「『あとは頼んだ』って言った!?」という投稿もあれば、「『あとは花音』にも見える」と高木の娘の花音が狙われているのではないかと推測する投稿も見られた。

また、疑問視されたのは高木がなぜ殺されなかったのか、ということだ。宇都見が「お前は変わらないんだよ。ずっと悪い子なんだから。そのままでいろよ」と言ったことから、命を奪う形とは違う方法で復讐をしていることも考えられる。

真犯人だーれだ

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『良いこと悪いこと』第9話より(C)日本テレビ

宇都見が犯人ということでこの連続殺人事件は解決……と思われたが、次回予告で「真犯人、だーれだ?」の文字が。さらに予告では「一部の容疑を認める供述をしている」という言葉もあり、“一部の容疑”とはなにを指すのか。そして“真犯人”は誰なのかという点において、SNSではさまざまな考察が展開された。

まず、注目されているのは園子の同僚の東雲晴香(深川麻衣)と今國だ。瀬戸が不登校になったあとに通っていたタクト学園で3人は一緒だったのではないかと言う考察が多く見られた。また『イマクニ』のコースターにある“IMAKUNI”のロゴの一部がタクト学園の“T”と似ているという指摘も。

ほか、高木の妻・加奈(徳永えり)が真犯人ではないかという声もある。「紫苑のお姉さんだったとか?」「娘の名前カノンだよね。怪しいよ」「旧姓が明らかになっていないから可能性ある」とSNSでは言われている。果たして真犯人は誰なのか。

そして同時に忘れてはいけないのが、高木たちが行ったイジメの罪深さだ。事件の元凶はこのイジメにある。高木が生き残ったとしたなら、その罪をどのように償っていくのかにも注目したい。


日本テレビ系『良いこと悪いこと』毎週土曜よる9時
TVerでは最新話を配信中
https://tver.jp/series/sr97rekpee

ライター:ふくだりょうこ(Fukuda Ryoko)
うさぎと暮らすライター。シナリオやインタビュー、コラム、エッセイなどを中心に執筆。小説とお酒と音楽とドラマがあればだいたいご機嫌。