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【西荻窪】読書の秋!本に囲まれたい方必見!みんなの居場所。蔵書室ふもと

  • 2025.11.21

“居場所”を提供する私設図書館

こんにちは。地域特派員のapricotです。

図書館や本屋に行き、予定していなかった本に出会った経験はありませんか?

街から図書館や本屋が減り、本に触れる機会が減っている今、本に囲まれた“居場所”を提供している私設図書館、「蔵書室ふもと」について、今回はご紹介いたします。

オーナー家族の蔵書が並ぶ本棚

2022年11月にオープンした「蔵書室ふもと」は、大人も子供も好きなように時間を過ごせる図書館で、読書をする人もいれば、おしゃべりをする人もいて、ボードゲームやお絵描きをする子供達も集う場所です。

「子供達の居場所を作りたい」という想いで開設された「蔵書室ふもと」。それからは、昼寝に来る子、遊びに来る子、おしゃべりに来る子、とオーナー夫婦の願い通り、子供達が気軽に立ち寄ることができる場所として、地域に根付いていきました。

本に囲まれた空間で会話も弾む。お食事会や朗読会等のイベント開催も!

しかし、実際開設してみると、近年の子供達は習い事などがあり多忙のようで、利用者は子供達だけではありません。

利用者の中には、単純に本が好き、という方もいますが、おしゃべりが好きな方も多いとのこと。

オーナー夫婦のご主人は、「蔵書室ふもと」で過ごす時間について、「初対面の方であっても、たとえ世代が違っていたとしても、本一冊で会話が広がる、そんな空間を提供したい」とお話してくださいました。

どなたでも気軽に利用していただきたい、という想いから、利用料金は無料にされています。

(会員制度有。本を借りたい場合等、デポジット500円で会員になることができます。)(退会時返金)

室内は和室で、なんともレトロな雰囲気です。
私が伺った際はみかんやお菓子が置いてあり、祖母の家に遊びに行った時のようにリラックスしてしまいました。
小説や漫画、絵本に加え、子供達が楽しめるボードゲームやお絵描きセット等もあります。

「利用者がしたいことをやるって面白いと思うんです」と、ご主人。利用者発案イベントを多数開催しており、以前は、小学生が発案した「怖い話をする会」を開催したこともあるそうです。現在は「月に一度の持ち寄り鍋会」や「朗読会」、「映画鑑賞会」、「日記を詠む会」等のイベント開催があります。

※イベント開催日と詳細はインスタグラムでご確認ください。

本に囲まれたい、誰かとおしゃべりしたい、そんな方はぜひ!

初めて通り掛かった時はご夫婦が窓から顔を出し、「どうぞー」っと声をかけてくださいました。一見、入りづらいような雰囲気もありますが、本がびっしり収まっている本棚と心の温かい方々がいらっしゃる、ゆっくりできる場所です。

「蔵書室ふもと」への入口はこの写真の場所を正面に見て、右に進んだ裏側にあります。
普通のアパートの玄関のようなところから入室します。

実は、オーナー夫婦の他に、様々なバックグラウンドの方が日替わり担当制で開室している「蔵書室ふもと」。その時々でいろいろなジャンルのお話を聞けるのも「蔵書室ふもと」の魅力の一つです。

私が伺った際は、オーナー夫婦の奥さまが長女とお絵描きをしてくださり、そして、私とも子育てについてお話してくださり、とても楽しい時間を過ごすことができました。

普段の帰り道や、ちょっとお散歩に足を延ばした時、または、誰かと話したい、そんな時は、ふらっと立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

きっと楽しい時間が待っています。

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