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「おなかの風邪」と診断された3日後に下血!CT検査で判明した本当の病名とは

  • 2025.11.10

当時48歳だった私は、ある日の夜中に激しい腹痛に襲われました。初めは便秘から来るものだろうと思っていたのですが、排便をしても治まらない腹痛……。翌日内科を受診するも回復せず、症状はひどくなるばかりでした。ついに下血して不安になり、今度は胃腸科を受診。そこで診断されたのは……。
 

突然激しい腹痛と下痢に襲われ

20代のころからずっと便秘気味の私。便が1週間も出ないこともしばしばありました。しょっちゅう便秘で腹痛を起こし、トイレにこもってもなかなか出ない……。そんな生活をずっと続けていましたが、特に気にはしていませんでした。

48歳のとき、夜中に激しい腹痛に襲われトイレにこもることに。そのとき1週間近く排便がなかったので、最初のうちは「また便秘で痛くなったのかな」と思っていました。

しかし、トイレにこもり排便を済ませても治まらない腹痛。何度かトイレに通ううちに、硬かった便は下痢へと変わっていき、発熱の症状まで現れるようになったのです。

「あれ、なんかおかしい……胃腸炎かな……」と、いつもとは違う腹痛に戸惑う私。その後は朝まで何度か下痢を繰り返し、眠れない夜を過ごしていました。

病院を受診するもおなかの風邪と診断され

朝になってもまだ下がらない熱と治まらない腹痛によって、食欲もなくしばらく布団から出られず……。

「何かあったら連絡して、すぐ戻るから」と、夫は心配そうに仕事へ向かっていきました。ひとりになり急に不安になる私。体もだるかったのでしばらく寝ることにしました。

気付いたら昼過ぎになっており、腹痛で目覚めた私がトイレに向かうとまた下痢になっていました。「もしかしたら胃腸炎かも」と思い、内科を受診することに。受付をして待合室にいる間もおなかは痛く、「早く順番が来てよ~」と冷や汗をかきながら待っていました。

そして、30分ほど待ってようやく診察の順番が回ってきます。おなかが痛いので、背を丸めながら診察室へと向かっていきました。

先生からの問診があり診察へ。先生には「おなかの風邪(感染性胃腸炎)でしょう」と言われ、整腸剤と解熱鎮痛剤を処方してもらって自宅へ帰りました。何か大きい病気では……と不安になっていた私は少し安心していました。

薬を服用しても治らず下血

帰宅後、処方された薬を飲み安静にすることに。夫に「夕飯は作れそうにないから何か買ってきて」と連絡して、しばらくの間寝ていました。仕事から帰宅した夫は、「まだ痛いの? 大丈夫?」と心配そうそうな様子。

その日は食欲のない私のために夫がおかゆを作ってくれたので、少し食べて処方された薬を服用して就寝しました。薬のおかげか、その日の夜中は腹痛で目覚めることはありませんでした。

しかし、薬を服用しても下痢は治まりません。腹痛と下痢が続き、私の精神は限界を迎えていました。なにもやる気が起きず、布団の中での生活が続きます。そして、内科を受診してから3日後、トイレに向かい排便したところ出血してしまったのです!

初めての下血に動揺する私。「え、どうしよう……」と不安になり、夫にすぐ電話しました。下血したことを伝えると「一緒に病院に行こう!」と仕事を早退してくれ、夫と2人で今度は胃腸科に向かいました。

問診を受けて血液検査をすると、医師から「憩室炎の疑いがあります」と言われCT検査をすることに。そして「やはり憩室炎ですね」と診断されました。

憩室炎とは、消化管壁の一部が外側に突出して袋状になった憩室という部分に炎症が起きる病気のことで、憩室は食物繊維の摂取量が不足している人にできやすいそうです。食道や胃、十二指腸、小腸、大腸のいずれにもできる可能性がありますが、大腸にできることが多いのだとか。

憩室炎と診断された後、すぐに抗生剤の点滴をしてもらいました。憩室炎の中では軽症だったので入院は必要ないだろうと言われ、その日は薬を処方してもらって帰宅することに。

抗生物質が効いたのか、点滴後は比較的ラクになっていました。処方された薬を服用したところ、3日ほどで症状は回復。後日、他の病気がないか再び検査をしましたが、結果は異常なしとのことで命に関わるような病気ではなくひと安心しました。

まとめ

大事に至ることなく治まった憩室炎。突然の腹痛で不安だった私を支えてくれた夫には、感謝の気持ちでいっぱいです。そして、憩室炎は再発のリスクが高いと医師から言われたことをきっかけに、今では野菜中心の食生活を心掛け、規則正しい毎日を送っています。

今回の経験を通して、憩室炎は症状が悪化すると入院や手術もあり得ると知りました。「いつもの腹痛だろう」と自己判断せず、何か変だなと感じたら、迷わず病院を受診することが大切だと学びました。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

※AI生成画像を使用しています

取材・文:そのだみさ/3人の子どもたちと毎日にぎやかに生活している。

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています


監修者:医師 里村クリニック院長(埼玉県さいたま市南区大谷口5320-1) 里村仁志先生

消化器疾患が専門。2003年 獨協医科大学医学部卒業、2005年獨協医科大学第1外科、2016年さいたま赤十字病院外科を経て、現在に至る。

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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