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「タイトルだけで掴まれた」「映画みたい」解禁された“新水曜ドラマ”の予告映像、独特な“空気感”に高まる期待

  • 2025.12.25

『冬のなんかさ、春のなんかね』は、主演に杉咲花、監督・脚本に今泉力哉を迎えて描かれる、日本テレビ系1月期の新水曜ドラマです。「まっすぐ“好き”と言えたのはいつまでだろう?」という印象的なコピーのもと、考えすぎてしまう人のためのラブストーリーが紡がれます。

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『冬のなんかさ、春のなんかね』(C)日本テレビ

あらすじ:恋を避けてきた主人公・土田文菜の物語

主人公の土田文菜(杉咲花)は27歳の小説家。これまでに2冊の小説を出版し、現在は3冊目の執筆に悩みながら、古着屋でアルバイトをして生活しています。恋人も友人もいて、一見すると穏やかで満たされた日常を送っている文菜ですが、恋愛においては“人をきちんと好きになること”をどこかで避けてしまっていました。

過去の別れや叶わなかった恋が影響し、「自分の好きと相手の好きは同じなのか」「失いたくないからこそ付き合わない方がいいのではないか」と、文菜は自問を繰り返します。寂しさ、優しさ、決めつけないこと、手に入れることで失うもの、離れることで気づくもの。正解のない恋愛を、冬と春の間を行き来するように迷いながら考えていく姿が描かれます。

杉咲花が演じる文菜は、不器用で考えすぎてしまう一方、間違いながらも真剣に生きようとする人物です。派手な出来事よりも、心の揺れや言葉にならない感情を丁寧にすくい取る演技が、本作の大きな魅力となっています。

今泉力哉作品ならではの空気感

今泉力哉監督が描くのは、恋愛ドラマでありながら、これまであまり言葉にされてこなかった葛藤や迷い。コインランドリーでひとり佇む主人公の姿など、寂しさと温もりが同時に立ち上がる映像表現が、観る人の感情に静かに寄り添います。

地上波で解禁された予告映像では、洗濯機が回るコインランドリーで佇む文菜の姿が印象的に映し出されました。さらに別バージョンの予告では、小さなノートに言葉を書き留め、何かを聴きながら過ごす様子も描かれ、物語の続きは第1話へとつながっていきます。独特な空気感にSNSでは、「映画みたい」「雰囲気がいい」「タイトルだけで掴まれた」など期待の声が上がっています。

『冬のなんかさ、春のなんかね』は、1月14日(水)スタートの日本テレビ系新水曜ドラマ。考えすぎてしまうすべての人にそっと寄り添う、静かで温かな恋の物語に注目です。


日本テレビ系 新水曜ドラマ『冬のなんかさ、春のなんかね』毎週水曜よる10時
2026年1月14日スタート