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特急列車で、車内に響くタイピング音→トラブル回避のため、乗務員に相談したが…“注意の仕方”に「私が頼んだ意味がない」

  • 2025.12.22
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

電車内でのマナーに迷ったとき、直接声をかけるのは勇気がいるもの。

そんなときに頼りになるのが乗務員の存在ですが、伝え方や受け止め方次第で、思わぬ気まずさを感じることもあります。

今回は、60代男性・自営業のAさん(仮名)から寄せられた、車内で音が気になった際のエピソードをご紹介します。

静かな車内でタイピング音が気になって、乗務員に相談

昨年の冬、特急列車の車内でのことです。

途中駅から乗車してきた会社員の乗客が、私の3列右斜め前の席に座りました。

その方がパソコンを使い始めると、シーンとした車内にその方のタイピング音が響いてしまいました。

静かな車内での作業音が気になリましたが、直接の声かけによるトラブルを避けるため、乗務員に相談しました。

しかし、その乗務員さんは「あちらの方が静かにして欲しいとのこと」と、私からの指摘であることがわかるように、その会社員に注意をしてしまったのです。

その後、結果として音は収まったのですが、終点に到着後、乗務員に声をかけました。

「私がお願いした意味がないので、誰からと分かる様な注意の仕方は改めた方がいいのでは」

車掌さんからも「そうですね」と理解して頂けました。

ポイントは「個人を特定しない依頼」と「相互の配慮」

公共交通機関では、乗務員が仲介して声かけを行うことがあります。一方で、個別の座席や人を特定するニュアンスが強い伝え方だと、依頼した人・依頼された人の双方が気まずく感じることも。個人を特定せずに「周りのお客様からご意見がありましたので、静かな操作にご協力ください」など、一般的なアナウンスや表現を選ぶと、トラブルの予防につながります。

また、PC作業やタイピングは多くの鉄道会社で禁止されていないケースが一般的です。静かな車内では音が気になることもありますが、必要な業務や学習で利用している可能性もあります。気になる場合は、乗務員に「個人が特定されない形で配慮をお願いできるか」を相談する、席を少し移動する、耳栓やノイズキャンセリング機器を活用する、デッキや多目的スペースが利用可能なら検討するなど、双方が無理なく取れる方法を考えるのが現実的です。

みんなが快適に過ごすために

  • 依頼する側は、相手の事情もあり得ることを念頭に、個人特定につながらない配慮ある依頼を。
  • 依頼を受けた側は、周囲への音配慮を意識して、操作音を抑える工夫を。
  • 乗務員は、安全確保を最優先しつつ、状況に応じて一般アナウンスや座席周辺の声かけなど、トラブルを避ける手段を選択。

小さな配慮の積み重ねが、車内の快適さにつながりますね。


●本記事では読者の皆さんに投稿していただいた体験談を紹介しています。
アンケート実施日:2025年12月17日
投稿方法:TRILL 募集フォームより
投稿者:60代男性・自営業

※本記事は自社で募集したエピソードの回答結果をもとにAIが本文を作成しておりますが、社内確認の後公開を行っています


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