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「でも、私は本気なんです」婚約者のいる部下に恋した女性に、プロが伝えた“非情な現実”

  • 2026.3.16
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

こんにちは。恋愛アドバイザーのまりです。
今日は、恋愛相談の現場で私自身が強く印象に残っている出来事についてお話ししたいと思います。

恋愛相談では、「どうすればうまくいきますか?」というご質問をいただくことが多いのですが、ときにはアドバイザーとして“応援できない恋”に向き合うこともあります。

今回は、まさにそんなケースでした。

「3月の異動までに付き合いたいんです」

ある女性の相談者さんから、こんなご相談を受けました。

「彼が3月で異動してしまうんです。それまでに、どうしても付き合いたいんです」

お話を聞いていくと、少し複雑な状況が見えてきました。

その男性は、彼女の職場の部下。
そして、すでに別の女性と婚約しており、入籍も決まっている状態だったのです。

それでも彼女は、真剣な表情でこう言いました。

「今動かなかったら、一生後悔する気がするんです」

“本気の恋”と“立場の力”

彼女は仕事でも彼をよく気にかけていました。
困っていればすぐにフォローし、他の社員よりも手厚くサポートしていたそうです。

もちろん、本人はそれを「恋愛としての好意」だと認識していました。

ただ、客観的に見れば、少し違う側面も見えてきます。

  • 上司と部下という立場では、どうしても力関係が生まれます。
    本人がそのつもりでなくても、相手にとっては「断りづらい状況」になることもあるのです。

私はその点を慎重に伝えました。

「それは恋愛というより、立場を利用した介入になってしまう可能性があります」

すると彼女は、少し強い口調でこう言いました。

「でも、私は本気なんです」

恋愛アドバイザーとして伝えた“非情な現実”

その言葉を聞いて、私は少し言葉を選びました。

恋愛相談では、相談者の気持ちに寄り添うことも大切です。
ただ、現実から目を背けたまま応援することは、プロとしてできません。

私は彼女にこう伝えました。

「もし今あなたが行動したら、彼の人生と、あなたのキャリアを同時に壊してしまう可能性があります」

彼は婚約している立場。
そして彼女は、その職場での上司です。

もし職場でその関係が問題になれば、恋愛だけではなく、仕事にも大きな影響が出る可能性があります。

彼の婚約者を傷つけることにもなりますし、職場での信頼関係も崩れるかもしれません。

恋愛の感情だけでは、守りきれないものがある状況でした。

「後悔しない恋」とは何か

恋愛では、「気持ちに正直でいたい」という言葉をよく聞きます。

もちろん、その気持ちは大切です。
ただ、すべての恋が“進むべき恋”とは限りません。

ときには、立ち止まることが誰かの人生を守る選択になることもあります。

恋愛相談の現場では、「本気だからこそ危うい恋」に出会うことも少なくありません。

本当に大切なのは、その恋が“誰かを壊す恋”になっていないかを見つめることです。

恋愛は自由ですが、その自由には責任も伴います。

気持ちだけで突き進むのではなく、その恋が自分や相手の人生にどんな影響を与えるのか。

そこまで考えられる人が、最終的には幸せな関係を築いていくのだと、私は感じています。


ライター:まり
私はこれまで、のべ100人以上の恋愛相談に対応してきました。
復縁・同棲・マッチングアプリ恋愛・自己愛など、さまざまなテーマに向き合いながら、すれ違いの背景や関係改善のポイントを整理してきました。
実際の相談事例をもとに、読者の方が自分の恋愛を客観的に見つめ直せるような、わかりやすい文章をお届けします。


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