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親「不登校になるな」いじめを相談したら、返ってきた“無情な一言”…→そんな孤独な私を救った、『最遊記』の“名言”とは

  • 2025.12.7
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

学校生活で辛い思いをしている時、思いがけない場所から心の支えとなる言葉に出会うことがあります。

それは本であったり、映画であったり、時にはアニメの中のセリフだったりするものです。あなたにも、困難な時期を乗り越える力をくれた言葉はありませんか?

今回は、30代女性・その他のAさん(仮名)から寄せられた『アニメの名言に救われた体験』についてのエピソードを紹介します。

容姿を理由にいじめを受けた小学生時代

私が小学生の頃の話です。

当時は容姿や体型へのコンプレックスが強く、自分に自信を持てずにいました。

学校では「バカ」心無い言葉を浴びせられたり、持ち物を返してもらえない、無視をされるなどのいじめを受け、孤立していました。

一度、学校に行くことが辛いと家族に相談しましたが、世間体を重んじる家庭環境だったこともあり、「不登校になるな」と私の気持ちを汲んでくれませんでした。

そんな時、私の価値観を大きく変えるアニメに出会いました。「幻想魔伝 最遊記」です。(後に原作漫画があると知ったのは数年後です。)

とあるエピソードで、猪八戒(当時は「猪悟能」)が目の前で恋人を失って、関わる妖怪に対して皆殺しにして復讐を遂げた後(これがきっかけで八戒は妖怪になります)、自暴自棄になって自害をしようとしたところを玄奘三蔵に止められました。

その時の発した言葉が、

「お前が死んでも何も変わらない。だが、お前が生きて変わるものもある。」

この後にお経を読むシーンも印象的でした。

この時の私は、シチュエーションは違えど、まさしく猪八戒が陥っている状況になっていて、そしてその言葉を掛けられて納得してしまいました。

もう一度私が立ち直るきっかけをくれた彼の言葉は、最遊記を代表する名言の1つとしても有名で、今でも私の心の支えになっています。

大人になってからはうつ病や社交不安障害を発症したのもあって、世間体を気にする家族とは絶縁しています。

もちろん小学生の頃は孤立していたため、私の連絡先、近況を知る人は1人もいませんし、私自身1人に慣れているのもあって苦にはなっていません。

最後になりますが、最遊記は他にも名言が沢山あるので、是非アニメやマンガを観て、読んでみて下さい!

フィクションが与えてくれる生きる力

小学生時代のいじめで深く傷ついていた時に、アニメの名言が人生を変えるきっかけとなったエピソードでした。

アニメやマンガなどのフィクション作品は、時として現実以上に心に響く言葉を届けてくれます。作品の中で描かれる登場人物の成長や、困難を乗り越える姿は、同じように悩みを抱える人々にとって大きな支えとなることがあるのです。特に「お前が死んでも何も変わらない。だが、お前が生きて、変わるものもある」という言葉は、絶望の淵にいる人に希望の光を与える力強いメッセージと言えるでしょう。

困難な状況にある時、思いがけない場所から心を救ってくれる言葉に出会えることもあるのですね。


出典元:『幻想魔伝 最遊記』(テレビ東京系)2000年4月4日~2001年3月27日

アンケート実施日: 2025年12月4日
投稿方法:TRILL 募集フォームより
投稿者情報:30代女性・その他
※本記事では読者の皆さんに投稿していただいた体験談を紹介しています。
※本記事は自社で募集したエピソードの回答結果をもとにAIが本文を作成しておりますが、社内確認の後公開を行っています