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【MLB】「高々と上がる左足」佐々木朗希のダイナミックなフォームに米地元紙も注目 「ノモ・マニア」に続き「ロウキ・マニア」の誕生も近い?

  • 2025.10.3
ドジャースの佐々木朗希(C)ロイター
SPREAD : ドジャースの佐々木朗希(C)ロイター

1日(日本時間2日)のレッズ戦(ワイルドカードシリーズ第2戦)で、見事なクローザーぶりを披露したドジャース佐々木朗希投手。試合後にはアンドリュー・フリードマン編成本部長が、若き右腕に言及。5月中旬に右肩痛で負傷者リスト(IL)入りしてから、復活に至った経緯を明かした。米地元紙『オレンジ・カウンティー・レジスター』や『ロサンゼルス・タイムズ』などが伝えている。

■ドジャース幹部「フォームが崩れていた」と明かす

メジャー1年目の佐々木は当初、先発ローテーションの一角として期待を集めた。しかし、序盤から調子が上がらず、5月には右肩のインピンジメント症候群で離脱。その後はマイナーでのリハビリ登板など再調整に努めてきた。
レギュラーシーズンの終盤にリリーバーとしてメジャー復帰を果たすと、ポストシーズン初登板となったレッズ戦でも快投。炎上が続くドジャース救援陣の中において、圧巻の投球ぶりが際立っている。
フリードマン編成本部長は地区シリーズ進出を決めたレッズ戦後、復活を果たした佐々木についても触れ、「彼の投球フォームは少しバランスが崩れていた」と明かした。『オレンジ・カウンティー・レジスター』によると、同氏はフォームが狂った要因として、2023年に患った脇腹痛に言及。それが再発したため、フォームに補正動作が入り、結果的に右肩痛につながったという趣旨の説明をしたという。

■「体の調子を再び整えることが重要だった」

「だから、まずは彼の感覚を正しい状態に戻して、体の調子を再び整えることが非常に重要だった」と振り返り、そのために尽力したコナー・マクギネス投手コーチ補佐、マーク・プライアー投手コーチ、マイナーのロブ・ヒル投手コーディネーターの働きぶりを称賛した。
特徴となっている左足を高く上げる投球フォームも躍動感を増したように映り、『ロサンゼルス・タイムズ』は「マウンドに上がったササキは、美しく効果的なパフォーマンスを披露した。高々と上がる左足。しなやかなフォーム。速く正確な球速。言葉では正確に表せないほどの投球だった」と称賛した。
ドジャースで特徴的なフォームといえば、野茂英雄のトルネード投法。当時は「ノモ・マニア」「トルネード旋風」と呼ばれる現象が生まれるほどファンは熱狂的に応援、一大ブームとなった。佐々木のダイナミックなフォームが人気を博し、「ロウキ・マニア」という言葉が生まれる可能性もありそうだ。

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