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『眠っているお金』はもったいないかも…お金のプロが教える“資産を作るためのコツ”とは

  • 2025.10.28
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

あなたの財布や銀行口座に「使っていないお金」が眠っていませんか?今の時代、ただお金を貯めておくだけでは、物価上昇や税金などで実質的な資産が目減りする可能性も指摘されています。だからこそ、「眠っているお金」を見直し、賢く活用して増やしていくことが資産形成には重要かもしれません。

この記事では、お金のプロが教える資産を作るためのさまざまなコツや具体的なポイントをわかりやすくご紹介します。

資産は貯金だけじゃない?“眠っているお金”を活用する重要性

多くの方は、持っているお金を現金・預貯金で保有されています。現金や預貯金で保有する方法は、一見「安全」ですが、インフレによってお金の価値が下がるリスクがあります。また、低金利の影響で預金利息はほとんど期待できない状況です。このため、せっかく貯めてきたお金が「眠ったまま」になり、インフレにより価値が下がってしまう可能性があります。

インフレに負けない資産形成を行うためには、現金や預貯金の一部を投資に回すという方法があります。投資はリスクも伴いますが、長期的な視点で複数の資産に分散することで、リスクを抑えることができます。NISAやiDeCo(個人型確定拠出年金)など税制優遇制度を利用することで、効率的に資産を増やすことができるでしょう。

眠っているお金を活かす3つのコツ

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出典:photoAC(※画像はイメージです)

では、どのように「眠っているお金」を活用し、資産を作っていくのが良いのでしょうか?ここではお金のプロが教える代表的な3つのコツをご紹介します。

1、まずは家計の見える化からスタート

何にどれだけお金を使っているかを把握することは、資産形成の第一歩です。スマホの家計簿アプリやエクセルを使って収支を整理し、無駄遣いや節約ポイントを見つけることで、将来のために回せるお金が明確になります。

たとえば、生活費を見直したうえで外食の頻度を減らしたり、通信費や光熱費をプラン見直しで節約できた場合、その分を毎月積立に回すケースがあります。この方法によって年間数万円〜十数万円の資金を運用に回す人もいます。

2、預貯金の一部を計画的に運用してみる

効果的な資産形成を行うためには、余裕資金の一部を投資信託や株式・債券などに投資すると良いでしょう。
こうした投資には元本割れのリスクがありますが、長期では資産を増やすことも期待できます。市場の動きを追うことで知識も深まります。

毎月100円から積立投資ができるネット証券もあり、少額から投資を始めることができます。長期運用が前提のため、無理のない範囲で続けることがポイントとなります。

3、税制優遇制度を上手に活用する

NISAやiDeCoなどは税制面の優遇があるため、資産運用の効率化に役立ちます。それぞれにメリット・デメリットがありますので資産形成の目的に応じて選択すると良いでしょう。

投資は「目的」が一番大切です。投資を始める前にライフプランを作成し、「何年後にいくらのお金が必要になるのか」を把握しましょう。その上で、子どもの教育資金や老後資金など、長期投資ができるものについては、NISAやiDeCoを活用しながら投資で資産を増やすことを検討してみましょう。

ちょっとした工夫で「眠っているお金」が動くコツ

お金をただ貯めるだけでなく、それを活かすことに目を向けると、資産形成には多くの方法があることが見えてきます。まずは自分の家計や資産状況をしっかり把握し、長期で使用しない余裕資金は投資に回すことを検討してみましょう。

運用を始める際は、リスク管理や情報収集を怠らず、信頼できる情報源を参考にしながらじっくり考えることが大切です。毎月の積立や節約も小さな一歩の積み重ねです。資産形成は長期戦と心得て、自分にあったペースで取り組んでみてはいかがでしょうか。


監修者:中川 佳人(なかがわ よしと)

金融機関勤務の現役マネージャー。1級ファイナンシャル・プランニング技能士。
20年にわたり、資産形成や家計管理・住宅ローンなどの実務に携わってきた経験を活かし、記事の監修や執筆を行っている。
専門的な内容を、誰にでもわかりやすく伝えることをモットーとしている。