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「自分で言ってよ!」入院患者に外科疾患が発見 心臓外科と外科で『板挟み』され困惑していると…“師長の一言”に「救世主」

  • 2025.10.23
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出典:photoAC(写真はイメージです)

こんにちは!看護師webライターのsaoriです。

生きていくうえで、言いにくいことを相手に伝える状況に直面したことはありませんか?

私は「どう言えば相手は嫌な気持ちにならないだろう」「この言い方で大丈夫かな」とよく悩みながら伝えるようにしています。

今回ご紹介するお話は、そんな言いにくいことに関連したお話になります。

心臓疾患で入院していたAさん

Aさんは緊急で病院に搬送され、心臓疾患の診断で心臓外科病棟に入院していました。

Aさんの主治医は30代男性のB先生。若いものの知識が豊富で技術も申し分なしの先生。

入院中、B先生の適格な治療によりAさんの状態は改善されすっかり良くなっていました。

心臓の治療もそろそろ終了し、AさんとB先生の間で「もう退院できそうですね」なんてお話をしていましたが、ある検査をしたところAさんに外科系の疾患があることが発覚。

そこでB先生は外科のC先生に「心臓外科で入院中の患者さんだが、外科疾患が見つかった。一度診てほしい」と記録上で診察を依頼されました。

午後、早速外科のC先生が病棟に来棟

その日の午後、早速外科のC先生が来棟されました。

C先生は、「Aさんはこのまま心臓外科でみてもらい、外科でもフォローしていきますね。B先生に伝えといて」とその日のリーダーに伝言を依頼しました。

その1時間後、別件の手術が終わったB先生が病棟に来棟。

C先生に言われたことをB先生に伝えました。

直接伝えようとしないB先生

するとB先生は、「もう僕らの方は終わっているから外科でみてほしいんだよね。だから看護師からC先生に言っといてくれる?」と言われたのです。

「なんで2人とも言いにくいことばかり言わせようとするの!自分で言ってよ」と少し腹が立った私は、「自分で言ってください。PHSありますよね」と伝えましたが、「もうすぐオペに入らないといけないから」と言い残し、逃げるように病棟から出ていったのです。

救世主の登場

伝書バトじゃないんだけど…どうしよう…と困った私は、その旨を師長に報告。

すると師長は「私が言ったるわ!」と言ってくれ、その場でC先生に電話して外科でみてもらうよう声をかけてくれたのです。

C先生も「いいですよ」と言ってくれ、結局心臓外科から外科に転科することになりました。

自分のことは自分で!

良い大人が自分が言いにくいことを人に言わすように仕向ける…。言いにくい気持ちは分かりますが、自分のことは自分で対処してほしいものです。

自分のことは自分で言おうと反面教師になった出来事でした。


ライター:saori

2011年に正看護師を取得し、急性期病院と施設内訪問看護を経験。現在は子どもに関わる仕事に従事中。看護師×webライターとして活動している。「言葉で人を救いたい!」と心に響くような発信を意識している。3人の子どもを育てながら働くパワフルママ。


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