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万博最終夜に「1,000人以上が殺到していました」100回通い詰めた男性が語る、ベルギー館前での“異様な光景”

  • 2025.10.23
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(C)SANKEI

2025年10月13日、大阪・関西万博会場。

閉幕を迎えた万博会場では、異様な光景が広がっていました。ベルギー館の前に1,000人を超える人々が殺到し、空中に舞うワッフルに手を伸ばしていたのです。まるで、日本の餅まきのように。

「もう、すごかったんですよ」

そう振り返るのは、万博に100回以上(2025年10月時点)訪れた「万博ニキ(通称:パクニキ)」氏。全パビリオンを制覇した彼の目にも、あの光景は特別だったといいます。

長きにわたり万博の「すべて」を見てきたパクニキ氏が、最も「粋な対応だった」と記憶に刻んだ最終日の熱狂を語ります。

万博最終夜、会場は「巨大クラブ」と化した

閉幕を迎える夜、万博会場の各パビリオンでは、フィナーレを飾るための特別なイベントが一斉に行われました。

イタリア館、フランス館、チェコ館、ブラジル館など、各国パビリオンが一斉にDJイベントを開催。まるで巨大なクラブのような様相を呈していたといいます。

「会場のあちこちのパビリオンでDJライブが行われていて、さながらDJ対決のようでしたね」とパクニキ氏。

SNSでも「異なる国のDJが同時に音楽を奏でる国際フェスのような体験ができて最高だった」という声が相次ぎました。半年間続いた万博の、有終の美を飾るにふさわしい演出だったといえます。

ただ、その中でも特別だったのが、ベルギー館の「即興」だったとパクニキ氏は振り返ります。

「粋な計らい」が生んだ、予期せぬフィナーレ

ベルギー館といえば、会期中から「行列ができるほどおいしい」と評判だった、大阪・関西万博限定の「マネケン」ベルギーワッフルで知られていました。

その最終日。スタッフたちは残っていたワッフルを惜しげもなく来場者へ投げ始めたそうです。計画されていたイベントではなく、まさに「粋な計らい」でした。「まるで餅まきのような状態で、1,000人以上がワッフルに殺到していましたとパクニキ氏は語ります。

「私も幸運にも1個キャッチすることができ、最高の思い出になりました」パクニキ氏の声には、あの瞬間の興奮が今も残っています。

歓喜、笑顔、そして少しの混沌。警備員が退場を促しても、パーティーは夜中まで続いたといいます。それほどまでに、その場にいた全員が「この瞬間を終わらせたくない」と感じていたのかもしれません。

半年間の交流が結実した瞬間

万博が終わり、「万博ロス」に陥っている方も多いことでしょう。

しかし、パクニキ氏が目撃したあの夜の熱狂は、半年間の交流が結実した瞬間でした。

国境を越えた「粋な対応」に、一瞬一瞬の出会いを大切にする心。最終日にして、万博の良さを改めて感じさせられるエピソードでした。


取材協力:万博ニキ(パクニキ)さん(YouTube

大阪市内在住の20代後半男性。大阪・関西万博に100回以上訪れ(2025年10月時点)、全パビリオン、および全公式スタンプラリーを制覇済みの万博マニア。週に複数回、「インパク」(万博に入場すること)することが多く、万博の魅力を発信している。


参考:「大阪・関西万博限定ワッフル」(ベルギーワッフル マネケンの公式サイト)