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「手術なんかしない!」突然の拒否に現場騒然…→驚きの展開に主治医が放った“正論すぎる言葉”とは

  • 2025.10.29
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出典:photoAC(写真はイメージです)

こんにちは!看護師×webライターのsaoriです。

働いていると「聞いていたのと話が違う!」「なんでそんなことになるの?」なんて思いをしたことはありませんか?

今回ご紹介するお話は、まさに「話が違う」と誰もが言いたくなるようなエピソードです。

手術目的で入院することになったAさん

私が病棟で勤務している時、Aさんという患者さんが手術目的で入院してきました。

Aさんは主治医であるB先生の患者さん。

経緯としてはかかりつけ医から心臓疾患を指摘され、私が働く病院を紹介。そしてB先生の外来で色々検査をした結果、「手術が必要」と判断され、予定入院となった…という流れです。

手術の説明をするため、ご家族を呼び話をすることに

B先生の外来では、「手術をする必要がある、入院して手術する流れにしましょう」という話をAさんだけにしていたようです。

そのためB先生から「一度ご家族を交えて手術前の説明をしないとね。明日の日中で病院に来てもらうよう電話してくれる?」と依頼されました。

私はご家族さんに連絡を取り、手術前説明の段取りを組み、翌日の日中に来院してもらうことになりました。

ご家族が来院、手術前説明スタート

翌日、Aさんのご家族が来院され手術前説明を予定通り行われました。

説明はスムーズに終わり、Aさんもご家族も特に変わりはなく終了しました。

B先生からも「Aさんの説明終わったよ。後は手術室とやり取りして手術日決めるね」とのことでした。

手術の説明を終えた翌日、急に担当の看護師に驚きの発言

翌日、受け持ち看護師がAさんの血圧などを測定しようと病室に行くと、Aさんから「俺は手術なんかしないぞ。手術せずにこのまま入院する」と言い出したのです。

急な発言に受け持ち看護師もびっくり。すぐにその日のリーダーへと報告し、B先生へと報告しました。

ちょうどB先生も回診で回っている時だったので、その足でAさんの病室へと行き、B先生からも「手術はされないんですか?」と再度確認しましたが、Aさんの答えは変わらず「手術はしない。手術せずに入院する」とのこと。

ご家族に手術の意向を確認

聞いていた話と違う…B先生も病棟看護師も困惑。

昨日手術説明したご家族へも連絡して意向を聞こうと話になり、病院に呼んで話を聞いたところ「お父さんがこう言っているのでもう手術はしません」とのこと。

「意味ないですし」ご家族の前ではっきり発言する主治医

「じゃあもう今日退院しましょう。手術しないと治らない状態なのに、このまま入院してても意味ないですし」とはっきりと発言。

Aさんは「え?なんで退院なんですか?」と驚いた表情。

その言葉を受け、B先生は「だって手術目的で来たんでしょう?それなのに手術しないんだったら意味ないでしょう。他に入院が必要な患者さんはたくさんいるんです。だから今日退院で」とまたまたはっきりと発言。

Aさんは驚きながらも「わかりました…」と了承し、ご家族とそのまま退院することになりました。

はっきり伝えることも大事だけど…

私がこの出来事を通して感じたのは、はっきり言うことは大事だが、言い方や伝え方には気を付けるべきだということ。言い方ひとつで受け取り方も変わります。

先生も言っていることは正しいのに、もう少し優しく伝えてあげたらいいのになと感じた出来事でした。



ライター:saori

2011年に正看護師を取得し、急性期病院と施設内訪問看護を経験。現在は子どもに関わる仕事に従事中。看護師×webライターとして活動している。「言葉で人を救いたい!」と心に響くような発信を意識している。3人の子どもを育てながら働くパワフルママ。


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