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【mini創刊25周年】三種の神器 de おしゃゆめ25人SNAP♡【03畑芽育】

  • 2025.9.25

25年間「miniといえば!」な着こなしをずーーーっと支えてくれたのは、Tシャツ、デニム、スニーカーのストリート“三種の神器”! 2025年最旬Ver.を身につけた、25人の豪華おしゃゆめのみなさまに祝っていただきました♡

HATATシャツ¥7,997/スライ(バロックジャパンリミテッド)、スニーカー¥19,800(ニューバランス/ニューバランスジャパンお客様相談室)、ワンピース¥91,300(ディーゼル/ディーゼル ジャパン)、ニット帽¥7, 180、ソックス¥4,180/ともにカーハート WIP(カーハート WIP ストア ハラジュク)、リング¥2,420(アネモネ/サンポークリエイト)

―― 今日の衣装はいかがでしたか?
「プライベートだとあまり着ないようなお洋服で、肌感が感じられるレーストップスに個性的なワンピースを合わせたのが可愛かったです。ひとクセある洋服が好きなので、このワンピースが刺さりました!」
―― 今回はminiの三種の神器”Tシャツ、デニム、スニーカー“がテーマなのですが、それぞれのアイテムのこだわりはありますか?
「Tシャツはいろいろチャレンジして、ややオーバーめで生地に少しハリ感のあるものが好きだなと最近思いました。ROKUのTシャツが好きで、毎年2、3枚は必ず買っています。デニムもいろんな形や色みのものを持っているのですが、あまり身長が高いほうではないので自分のサイズに合った丈感のものをしっかり探すようにしていて、惹かれるけどサイズが合わなかったらお直しに行きます。スニーカーは日常的に履くものでもあるし、ファッションのポイントにもしたいから、個性的でありつつ、歩きやすさや普段履きして疲れないこと、目立ちすぎないことをポイントに選んでいますね。オニツカタイガーは靴でおしゃれを楽しんでいる雰囲気が出るので、一番持っているかもしれません」
―― 畑さんにとっての三種の神器は?
「靴下とキャップと、あとは“三種の神器にしたい!”という意味も込めてアクセサリーです。靴下は、靴下専門店で買うのも好きですし、美術館でしか買えないアパレルグッズが結構好きで、そこで靴下を買うことも多いですね。去年、テート美術館展で買った靴下がすごく可愛くてお気に入りです。キャップはなるべく人と被らないデザインで、かつ自分の頭の形に合ったものを選んでいます。ちょっと小顔に見えたらいいなとか、ヘアスタイルが際立つように浅めのキャップとか、そのときどきで変えるのが好きです。アクセサリーは今まであまり身につけてこなかったのですが、この間、韓国で久しぶりに買ってみて、それがお気に入りになりました。夏は袖のない服を着ることが多いから、ブレスレットはマスト。実は、鎖骨を褒められることが多いので、この夏こそ積極的に出していこうと思っていて(笑)、今はネックレスを重点的にチェックしています」
―― そう聞くと、これから鎖骨をチェックしちゃいそうです(笑)。
「鎖骨がチャームポイントです! 鎖骨モデルもできるので、いつでも呼んでください(笑)」
―― 鎖骨が必要なときはご連絡します(笑)!
「いつでも駆けつけます(笑)!」

―― そして畑さんが出演した映画『事故物件ゾク 恐い間取り』が現在公開中です。ホラー作品はもともと得意でしたか?
「実はあまり得意ではなくて。でも暑い時季ってホラー映画を見たくなるから前作も見ていましたが、やはり怖かったです。まさか続編があるとも、その作品に出られるとも思っていなかったので嬉しさはありつつ、ホラー作品への挑戦は初めてだったから“どんなふうに撮影が進んでいくんだろう”“怪奇現象が起きたらどうしよう”とか(笑)、そういう不安はありました」
―― 実際、怪奇現象は起こったんですか!?
「私がいたときはありませんでした。でも私がいない撮影で照明が割れたことがあったみたいです。それが怪奇現象なのか、たまたま起きてしまったことなのかはわからないのですが、こういうこともあるんだなと思いました」
―― 演技や演出などで、ホラー作品ならではだなと思ったことはありますか?
「お客さんは、恐怖を感じている(畑さん演じる)花鈴の表情を見てさらに怖さを感じる、というホラーならではの感情移入の仕方を監督に教えていただいて、それは確かにそうだなと勉強になりました。より一層オーバーにやりたいけど、私としてはリアルなラインも崩したくないし、そういう部分をたくさん話し合いながら臨めたので、大事なシーンもあまり深く悩まず挑めたかなと思います。花鈴を演じる上での感情の出し方は、あんまり見せてこなかったようなお芝居だったと思うので、私の新たな境地として見ていただけたらなと思っています」
―― 渡辺翔太さんとの共演はいかがでしたか?
「渡辺さんは落ち着きがあって、お兄さんのようでもあり、お父さんのようでもありました。作品の雰囲気的にもワイワイガヤガヤするというよりは淡々とボケ合ったり(笑)、静かな笑いが起きることが多かったですね。監督はそれをずっとヘッドフォンで聴いていたみたいで、最後に“兄弟喧嘩、面白かったです”と言われたくらい、あーだこーだ言い合っていたみたいです(笑)」
―― ホラー映画にちなんで、畑さんが一番怖いものはなんですか?
「うーん……虫! 昨日家に蚊が出て、自分の家で虫を見たのが初めてで本当にびっくりしました。どこから侵入したんだろうと思ってちょっと“キッ”となってしまいましたが、自分の手に触れることなく事なきを得ました」
――(笑)。ちなみに、渡辺さんが演じたヤヒロには「誰も行かない道を行く」という信念がありましたが、畑さんにとっての人生のモットーは?
「自分が一番嬉しいことを選ぶこと。周りの目をものすごく気にしすぎていた10代だったので、もちろん周りも一緒にハッピーになれたら幸せだけど、何よりも自分が一番ハッピーな選択を取ろうという考え方をしようと、今、頑張っているところです」

―― miniは25周年を迎えたのですが、畑さんが25歳になるときはどう過ごしていたいですか?
「25歳も健やかにこの仕事をしていたらいいなと思いますが、どんなことがあるかわからないなと、そわそわしている部分もあるので、自分がハッピーだと思う選択をしながらも周りのことも笑顔にできていたらいいなと思います。あとはお酒のCMもできる年齢になったりと、20代前半とは違うフェーズに入ると思っています。今は妹的な存在としてたくさんの人に見てもらうことが多いので、25歳以降は『事故物件』みたいなホラーやシリアスなテーマ性のある作品にも挑戦できていたらいいなと思います。いろいろ言いましたけど、結果、ハッピーだったらいいな(笑)」
―― では25年後はどう過ごしていたい?
「48歳か……。親孝行をし終えていたらいいなと思うし、自分にも家族がいたらいいなとも思います。いろいろと勉強して、投資とかもできるキャリアウーマンになっていたいかもしれません。あとは私自身が10代のころにお仕事のことで悩むことがたくさんあったので、そういう子たちに救いの手を差し伸べられるような大人になれていたらいいなと思います。立ち止まることも多いと思うけど、“自分の好きなように生きていいんだよ”と、声をかけられる大人になっていたいです」
―― 最後に、miniとmini読者にメッセージをお願いします!
「miniさんは私が初めてファッション誌の表紙を務めさせていただいたすごく大切な雑誌ですし、これからも長くお世話になっていきたいなと思っています。役者としての仕事では見せたことのない姿を見せられていることがすごく嬉しいので、今後も畑芽育を存分に楽しんでくださったら嬉しいです。鎖骨もいつだって貸します。miniでしか鎖骨は貸さないと、ここで言っておきましょう(笑)! これからもどうぞよろしくお願いします! そして “miniっぽい”という言葉があるくらい、ここでしか見られない俳優さんやモデルさんの姿が絶対にあると思うし、出演していらっしゃるみなさんのよさを引き出してくださる雑誌だと思うので、読者のみなさんもそういう可愛らしい姿をこれからも見守ってくださったらなと思います」

PROFILE
はた・めい/2002年4月10日生まれ、東京都出身。幼少期から芸能活動を始め、透明感のあるビジュアルと確かな演技力が話題に。「なのに、千輝くんが甘すぎる。」で初めてヒロインを演じ、「うちの弟どもがすみません」では映画初主演を務めた。アイドルと陰キャ女子の恋愛を描く、大橋和也とのW主演映画「君がトクベツ」のTVドラマが9月よりスタート予定。

映画『事故物件ゾク 恐い間取り』

タレントになる夢を諦めきれず、福岡から上京したヤヒロ(渡辺翔太)は“事故物件住みますタレント”として活動を開始。ネタほしさに事故物件に住み、それぞれに隠された謎に迫っていく。畑さんは俳優を目指す中でヤヒロと出会い、やがて怪奇現象へと巻き込まれていくヒロイン・花鈴役を演じた。芸人・松原タニシの実体験を描いた原作をもとに映像化し、前作は邦画ホラー作品史上最大のヒット作となった『事故物件』シリーズ最新作。監督:中田秀夫/原作:松原タニシ「事故物件怪談 恐い間取り」シリーズ(二見書房刊)/配給:松竹

photography_KAEDE HARA[TRON]
styling_MIKA ITO
hair & make-up_FUMI SUGANAGA
text_SONOKO TOKAIRIN
 
2025年mini9月号より

mini編集部

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