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映画【ゴールデンカムイ】公開スタート! アシㇼパ役・山田杏奈が語る「シリーズ史上最大の闘い」

  • 2026.3.16

大人気コミックの実写化として話題になった『ゴールデンカムイ』。北海道を舞台に、莫大なアイヌの埋蔵金をめぐる一攫千金ミステリーと、厳しい大自然の中で、クセのあるキャラクターたちが躍動するサバイバル・バトルアクションが多くのファンを魅了してい る。映画第一作目は観客動員数200万人を超える大ヒットを記録し、映画の続編として同年放送・配信された連続ドラマを経て、いよいよシリーズ最大の戦いとなる【網走監獄襲撃編】が3月13日より公開中。今回は、第一作から登場するアイヌの少女・ アシㇼパを演じる山田杏奈ちゃんを直撃。作品にかける思いと共に見所を余すとこなくお届けします。

アイヌの少女・アシㇼパの強く成長した姿を見届けてほしい

―映画、ドラマを経て、満を辞してシリーズ史上最大の戦いが繰り広げられる 【網走監獄襲撃編】がとうとう公開になります。今作品の撮影が決まった時はどのように思いましたか?

1作目の公開が2024年なのですが、その年よりも前に撮影していたので、2年ぐらい間が空いていたと思います。物語はまだ続いていたので続編がある心づもりではいましたが、ドラマや映画の場合はそれが実現しないこともあるので、実際“始動します”という連絡が来た時はすごく安心したし、このチームでまたアシㇼパを演じられることがすごく嬉しかったです。

―主人公・杉元役の山﨑賢人さんをはじめ、一作目から一緒だったメンバーに会った時はどんな気持ちになりましたか?

映画公開の前後のプロモーションでご一緒したり、撮影のない期間に行われた“カムイ会”などで顔を合わせる機会があったので、“久しぶり”というよりは、“始まるね”という気持ちの確認のような顔合わせだったと思います。実際に現場に入ってからも、スッと役に戻れたかなと思います。

―山田さんはアイヌの埋蔵金を強奪した男に父を殺されたアイヌの少女・ アシㇼパを演じていますが、演じる上で意識したことはありますか?

前作の映画では杉元とチームになって、“金塊を見つけるぞ”というところまでの物語が描かれていて、 アシㇼパの無邪気さやユーモラスな部分を表現する場面が多かったんですね。今回は(網走監獄に収監されている)父かもしれない“のっぺら坊”の正体に迫っていくなど、アシㇼパ自身が自分に向き合わなければならないシリアスな場面も多く描かれてい ます。なので、彼女自身、元々芯のある強い人なのですが、今回はさらに無邪気なだけでなく、辛いことにも立ち向かっていくような強さを意識しました。そういう意味では前作よりもアシㇼパのいろんな一面をお見せできるのではないかと思います。

―不死身の杉元をはじめ尾形百之助(眞栄田郷敦)、脱獄王・白石(矢本悠馬)、鶴見篤四郎(玉木宏)、土方歳三(舘ひろし)など豪華な俳優陣がメインキャストに名を連ねています。そんな中で アシㇼパはどんな存在だと思いますか?

原作でもアシㇼパはクセの強い猛者たちと対等に渡り合っていくような描写があるので、彼らに守られる存在ではなく、しっかり“仲間の一人”として尊重され同じように歩んでいきたいと考えていました。物語では杉元とアシㇼパの関係性が軸になっています。アシㇼパ自身、杉元と出会った頃から成長しているし、今回は彼女にとって過酷な旅となるのですが、それによって彼女は さらにどう成長していくのか、どこに向かっていくのか……そんなふうに皆さんに感じてもらえる魅力的な存在でいられたらいいなと思いながら現場に立っていました。

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前作に続き『ゴールデンカムイ』らしさがふんだんに散りばめられた作品です

―俳優の皆さんは、それぞれにクセの強いキャラクターを演じていますが、今回は前作よりも、さらにそのクセの強さがパワーアップしているように感じました。 そういった方々と演技で対峙している最中はどのような様子だったのでしょうか?

現場自体はとても和やかな雰囲気でしたね。作品自体コミカルな要素がふんだんにあって、演じている時は笑いを堪えるのが大変なぐらい面白かったです。杉元のチームの中では矢本くん演じる白石が、ムードメーカーになっていました。シリアスなシーンが多い中、そんな白石と アシㇼパのコミカルなやりとりは演じていてとても楽しかったです。

―アシㇼパにとっては心がえぐられるようなシーンもありつつ、アクションやコメディ要素も満載の作品です。演じる上で感情の高低差をどのように切り替えていったのでしょうか?

その課題は前作からあったんです。さっきまで戦いのシーンを撮っていたのにいきなり、こんなシーン?みたいなことはあるのですが、それも含めて『ゴールデンカムイ』らしさ。私たちが出演していないシーンがどうなっているのかもわからないので、前作のときは精一杯演じつつ“(作品として)繋がった時にどう見えるんだろう”と思ったりすることもありましたが、完成した作品を見たらちゃんと『ゴールデンカムイ』になっていたので、今回は安心して自分の役 とその場面に挑めたと思います。

―今回、完成した作品を見た時はいかがでしたか?

今回は、出演がないシーンも多かったので、新鮮な気持ちで楽しめました。というのも、やはり完成した作品を最初に観るときはどうしても自分のお芝居が気になってしまって客観的に観られなくなってしまうんです。でも、自分が出ていないところは純粋に作品として楽しめるので、作品の世界に入り込んで楽しむことができました。特に第七師団の場面は(出番がなく)まったく知らなかったので、前作より、さらにカオスになっている展開に引き込まれました

―今回の出演者で気になった方はいましたか?

第七師団の宇佐美時重役の稲葉友さん。現場ではご挨拶した程度だったのですが、演技の振り切りっぷりがもう最高だなと思いました。

SWEETWEB.JP 曲者揃いのキャラクターの中で山田杏奈ちゃんのイチオシキャラは?

―アシㇼパを演じる上で、アイヌの文化で魅力を感じる部分とは?

“カント オㇿワ ヤク サㇰ ノ アランケㇷ゚ シネㇷ゚ カ イサㇺ ”という“天から役目なしに降ろされたものはひとつもない”という意味の言葉が胸に刻まれています。すごく深い意味を持つ言葉だなと思いますし、私自身の人生にも影響を及ぼす言葉なんだろうなと思います。年齢も重ねていくし、環境の変化もあるけれど役目があると思ったら頑張れるんだろうなと感じました。

―前作ではアイヌ語やアイヌの文化を学ばれたということですが、今回も新たに学んだことや印象に残っているシーンはありますか?

撮影するシーンごとに、セリフをベースに新しいアイヌ語を学んでいくという感じなのですが、印象に残っているのは鮭のチタタㇷ゚をみんなで食べるシーン。作品の中でもほっこりするパートなのですが、 アシㇼパがチセ(家)の中で、アイヌの文化や食をみんなに紹介する場面は、演じていてとても楽しかったです。みんなでワクワク感やユーモアを表現できる場面だったと思います。

―杉元のチームには多彩なキャラクターがいますが、アシㇼパが、それぞれに対して態度を変えているのも印象的でした

そこは、原作のコミックで描かれているバランスがすごく いいんです。例えばチタタㇷ゚のシーンでは、尾形に“チタタㇷ゚”と言わせようとするシーンがあ るんですが、それも意味がないことのように見えるけれど、実はそのやりとりが尾形との距離を探る手立てになっていたりもする んです。それに対して白石のことはすごく信頼もしているけれどちょっと馬鹿にして いたりとか。そういうアシㇼパのちょっとした行動から、い
ろいろ関係性が見えてくると思うし、チームが一つにまとまっていくことにも繋がっていくんじゃないかと思います。

―アシㇼパがチーム内の接着剤になっているということですよね。そして、前作では“オソマ(アイヌ語でウンコ)”などの言葉を連発するシーンがありましたが、今回はそれに加えて“チンポ先生”などの言葉を連呼するシーンも印象的でした。無邪気で可愛かったですが、演じている最中はどんな気持ちでしたか?

もう役に入っているし振り切っているので、意味を意識することは全くありませんでしたね。この作品の楽しい要素の一つでもあるので。特に先生に会って連呼するシーンでは、演技したあとに、アフレコで撮り直したんです。“もっと嬉しそうに”などのオーダーに応えて連呼していました。それもこの作品らしさかなと思います。

―個性的なキャラクターが揃う今作品ですが、山田さんの推しキャラはどなたですか?

曲者揃いすぎるのですが、コミック原作を読んだ時から私の推しは都丹庵士(とにあんじ)なんです。今作から作品にも登場することを知った時はテンションが上がったし、それを杉本哲太さんが演じるというのがさらに嬉しかったですね。今回の作品内でいうと、“エコーロケーション”という舌を鳴らして周りの状況を把握するという術があるのですが、その演出がとてもカッコよかったんですね。なので、原作だけでなく映画の中でも都丹推しかもしれないと思いました。

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オトコの色気が炸裂するラッコ鍋のシーンも劇場でチェック!

―杉元役の山﨑賢人さんとのやりとりで印象に残っていることは?

今回は過酷なシーンが多かったので、山の中で杉元とどんぐりを拾い集めるシーンの日は“今日はなんか平和だね”って言いながら撮影できたのが楽しかったです。撮影以外では、芝居に対しての話 よりも、他愛もない話をして過ごしていました。また、今回はラッコ鍋を食べるシーンのために男性陣がみんなからだ作りを頑張っていて、タンパク質ばかり食べていたのが、印象に残っています。

―ラッコ鍋のオトコの色気ムンムンのシーンは、 sweet読者には瞬き厳禁で目に焼きつけていただきたいと思っております

いつ撮影ですか?って聞いたら、もうすぐだよ、みたいな感じで皆さんがそれぞれがんばっていらっしゃいました。完成した作品を観た時は、私は男性陣じゃなくてよかったなと思いました(笑)。

―そんな見どころもありつつ(笑)。今回の作品の見どころを教えてください

網走監獄に着いてからの怒涛のアクションから、その合間に沸き起こるコメディパートまで、いろいろなところで絶え間なく何かが起こる目の離せない展開となっていると思います。前回以上のスケールになっていると思うので、シンプルにエンターテインメントとして楽しんでいただきたいです。

SWEETWEB.JP ドレス ¥115,500(フェティコ/ザ・ウォールムショールーム)、ネックレス ¥487,300、イヤリング ¥746,900、ブレスレット¥396,000、リング¥368,500(全てタサキ)

この春は“ピンク”を取り入れて季節感を楽しみたい!

―そしてsweetということで、ファッションのお話を。まだ寒いですが、この春のファッション計画は?
いつも、黒や白、グレーといった色がワードローブの中心なのですが、この春はピンクが気になっています。なので、春に向けて、薄手のニットトップスを購入しました。普段、シンプルな色になりがちなので、このニットを皮切りにちょっと明るい色にもチャレンジしたいなと思っています。

―肌がとてもきれいな山田さんですが、春のスキンケアやプライベートメイクのこだわりを教えてください

肌は乾燥するタイプなので、とにかく保湿をするようにしています。あとは最近、スキンケアにシートパックを取り入れるようになったくらい。プライベートではあまりメイクをしないのですが……。(ヘアメイクの笹本恭平さんによると)今日のメイクは目元もチークもピンクが主役だそうです。

―ありがとうございます。最後に読者にメッセージをお願いいたします

sweet世代って、仕事もプライベートも、充実して楽しい時期なんじゃないかなと思います。そんな世代にも『ゴールデンカムイ』は楽しんでいただける作品。 たくさんのキャラクターが登場するので“自分の推し”も見つけていただきたいです。ぜひ、日常を忘れるような映画体験を劇場で体感してください!

『ゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編』

3月13日よりロードショー
STORY:「不死身の杉元」の異名を持つ日露戦争から帰還した元兵士・杉元佐一(山﨑賢人)は、アイヌ民族から強奪された莫大な金塊の存在を知る。金塊を奪った男「のっぺら坊」は、捕まる直前に金塊を隠し、網走監獄に収監後、そのありかを記した刺青を24人の囚人の身体に彫り彼らを脱獄させた。刺青は 24 人全員で一つの暗号になるという。そんな折、杉元はアイヌの少女・アシㇼパ(山田杏奈)と出会う。アシㇼパの父は金塊強奪犯に殺されており、事件の真相を知るため杉元と行動を共にすることに。同じく金塊を狙うのは北海道征服を目論む大日本帝国陸軍第七師団の鶴見中尉(玉木宏)。そして戊辰戦争で戦死したはずの新撰組「鬼の副長」こと土方歳三(舘ひろし)。それぞれの使命を果たすため三つ巴の刺青囚人争奪戦が勃発する。

●出演:山﨑賢人
山田杏奈 眞栄田郷敦 工藤阿須加 栁俊太郎 塩野瑛久 稲葉友/矢本悠馬
大谷亮平 高橋メアリージュン/桜井ユキ 勝矢
中川大志 ・ 北村一輝 ・ 國村隼
池内博之 木場勝己 和田聰宏 杉本哲太/井浦新
玉木宏・舘ひろし
●原作:野田サトル『ゴールデンカムイ』(集英社ヤングジャンプ コミックス刊)
●監督:片桐健滋
●脚本:黒岩勉
●配給:東宝
●©野田サトル/集英社 ©2026 映画「ゴールデンカムイ」製作委員会

photo : KAORI IMAKIIRE

styling : MISAKI TAKAHASHI[Sadalsuud]

hair & make-up : KYOHEI SASAMOTO[ilumini.]

text : REMI SATO

edit : KAREN MIYAZAKI[sweet]

【SHOPLIST】
ザ・ウォールムショールーム ☎︎050-3802-5577
株式会社タサキ ☎︎0120-111-446

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