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【mini創刊25周年】三種の神器 de おしゃゆめ25人SNAP♡【01鈴鹿央士&02山田杏奈】

  • 2025.9.26

25年間「miniといえば!」な着こなしをずーーーっと支えてくれたのは、Tシャツ、デニム、スニーカーのストリート“三種の神器”! 2025年最旬Ver.を身につけた、25人の豪華おしゃゆめのみなさまに祝っていただきました♡

【鈴鹿】Tシャツ¥32,780/ベルベルジン、デニムパンツ¥22,000/カウンシル フラット1、カーディガン¥37,400、スニーカー¥24,200/ともにヒステリックグラマー
 
【山田】重ねて着たTシャツ各¥11,000/カルバン・クライン(カルバン・クライン カスタマーサービス)、 デニムスカート¥60,500/ディーゼル(ディーゼル ジャパン)、スニーカー¥15,400/プーマ(プーマ お客様サービス)、ビスチェ¥9,900/マルディメクルディ(マルディメクルディジャパン)、イヤカフ¥1,870、リング¥2,200/ともにアネモネ(サンポークリエイト)、ソックス/スタイリスト私物

―― miniが今号で創刊25周年を迎えます。Tシャツ、デニム、スニーカーを軸にストリートファッションを提案して、お二人にもそんな衣装を着ていただきました!
山田「すごく可愛いなと思いました。このディーゼルのスカートも、Tシャツを2枚重ねているのも、こんな合わせ方があるんだとすごく新鮮でしたね」
鈴鹿「Tシャツとデニムでラフに、ほぼ私服みたいな着こなしです。デニムは70年代のイギリスのリーバイスのもので、前にポッケがないシルエットもキレイだし、色も深すぎず淡すぎずちょうどよく、いいデニムだなと。TシャツはバンドTみたいです」
―― 私服もこういうラフな着こなし?
鈴鹿「ゆったりしたシンプルな感じが好きで、たまに古着を取り入れたり、デニムも多いですね。パンツに限らず、デニムジャケットも」
―― スニーカーの好みはあります?
鈴鹿「最近、すごい薄いソールがはやっているから履くようになりました。ほぼ地面みたいな感覚だけど、素足で歩いているみたいで好きなんです。海外に行ったときとかたくさん歩くときには、軽いスニーカーを選ぶことが多いです」
―― 山田さんの私服事情は?
山田「私も、夏はほぼほぼTシャツとデニムってくらい着てます」
―― どういう基準で選びますか?
山田「着てみて自分に合うシルエットだったり、着心地のよさを一番に考えますね。Tシャツはちょっとコンパクトなサイズ、ピタッとしたっていうよりはワイドめなデニムが多いかな?」
―― 鈴鹿さんも同じく25歳。振り返ってみて“25年”はどう感じますか?
鈴鹿「あっという間ですね。もう25歳かっていう、まだ22歳くらいの感覚というか……」
―― 小さいころの想像通りでした?
鈴鹿「もっとしっかりして、いろんなことを考えていて、ちゃんとしてるイメージがありましたが、いざ25歳になるとそんなに大人でもないし、まだまだ若いなと思います。山田さんと最初にお会いしたとき僕20歳で、山田さんが19歳……あんまり変わらないと思います」
山田「たしかに、そのとき以来で結構久しぶりだけど、あんまり変わらない。私もあんまり変わらないっていうのもあるんですけど、根本的なところは変わらずに、このまま大人になっていくのかなあとも思います」

―― では、おとぎ話の人魚姫をベースにしたオリジナルアニメーション映画『ChaO』についても教えてください! 作品を見た感想は?
山田「録っていたから感じていましたが、ステファンとチャオの関係性や、周りのキャラクターがそれぞれ魅力的で、本当に素敵な世界観だなと思いながら見させてもらいました。すごく楽しい、ハッピーな気持ちになりましたね」
鈴鹿「僕は自分でも感じるくらい、終始ニコニコしながら見ていたと思います。キャラクターもすごく独創的だし、次にどんな絵が、どんな街が出てくるんだろう、と楽しみにしながらストーリーを追いました。人物像もみんな可愛らしくて、見ていてワクワクする映画だなって。もちろん感動するところもあるし、……幸せでしたね」
―― 声優として声のみの表現の作品です。声だけだからこそ、工夫したところは?
鈴鹿「聞きたい!」
山田「えっ(笑)! 私は演じながらも難しく感じましたね。声のみだからこそ、チャオの愛らしさだったり天真爛漫なところを表すために、ちょっと高めのトーンを意識してみたり、音程の幅をちょっと大きくするように心がけました。実際はとっても大混乱しながらだったんですが(笑)、そのチャレンジはすごい楽しかったですね……どうでしたか?(と、鈴鹿くんに振る)」
鈴鹿「何したっけな……(笑)! ステファンはチャオと出会ったときから、話が進むにつれて大人になっているんです、ちょっとヒゲが生えてるというか。最初とはちょっとだけ声のトーンを変えてみましょうか、とか、やってみたりしたけど、やっぱり難しいですね。声だけって声で表現するのって、本当に難しいです」
―― 後半、アクションシーンもありますね。
鈴鹿「 “大人時代は落ち着いたダンディな感じでいきましょう”というお話をして、ダンディの共通認識として竹野内豊さんをイメージしていました。あくまでも大人っぽさのイメージで、そこからステファンを作っていくような作業でした」
―― そういう作り方もあるんですね! ではおふたりは各キャラクターとご自身の共通点はありました?
山田「私はどちらかというと似ていないかも。その分、魅力的に感じました。一途に思い続けたり、自分のしたいことのために態度に出して行動してっていうのは素敵なところだなあと」
鈴鹿「僕もあんまり似てないかもしれない。ステファンは自分の好きなこと、やりたいこととまっすぐ向き合って、人から言われても変わらない信念のある人だなと感じていて。ちょっとポンコツというか、人間らしい面が多いけど、船という好きなことに関してはすごくまっすぐな人で。そういうの素敵だなと思います。僕はすごい飽き性なので、趣味もコロコロ変わるし……見習いたいです(笑)」

―― 船をつくる会社で働くサラリーマン・ステファンが、ある日突然人魚の王国のお姫様・チャオに求婚される、というラブストーリーですけど、おふたりは追う恋と追われる恋、どちらが理想ですか?
鈴鹿「追う恋と追われる恋、どっちもじゃないですか? わかんないですけど……」
山田「笑!」
鈴鹿「追いすぎても辛いし、追われすぎてもちょっと怖いし」
―― チャオくらい積極的に追われたら戸惑いますか?
鈴鹿「うーん、“なぜ?”とはなりますけど、どっちかでいうと、追われたいかもです。追っていく自信があんまりないかな」
―― ステファンタイプですね、では山田さんは?
山田「私も追われる方がいいかな……追うのはなんか辛いじゃないですか(笑)。どちらかというと、愛情をもらいたいです」
―― 今回の共演で知った、お互いの魅力をひとつ教えてください。
鈴鹿「笑い声がすごく可愛らしかったです。チャオの声って守りたくなるような可愛らしさもあって。なかでもすごく素敵だなと感じたのは笑い声ですね」
山田「ありがとうございます。私はステファンのどこかあたふたした感じ、振り回されているような表現が本当に素晴らしいなと感じました。普段の鈴鹿さんはスマートで落ち着いていて、静かに話すイメージがあったので、こういう表現をするんだ、とすごく素敵だなと思いましたね」
鈴鹿「ありがとうございます! ……そんなに静かなイメージですか(笑)?」
山田「あれ、そんなことないですか(笑)?」
―― 特に注目してもらいたいシーンをあげるなら?
鈴鹿「いろいろあるのですが、チャオとステファンの初デート、遊園地のシーン。お芝居していてもすごく楽しかったし、ステファンはちょっと緊張感もある場面ですが、チャオの無邪気さや、魚から人魚の姿になったりするのが印象的でした。人魚になるシーンも好きですね、髪の毛が水のようにパパパンッと表現されていて、それがすごい想像力だなと思います。チャオが人魚になっているシーンはや美しいし、いいなって」
山田「人魚になるというシーンでいうと、ステファンが外で戦って熱で倒れて帰ってきて、チャオが人形の姿になっているのを、外からマイベイが見ているシーン。すごく素敵でいいシーンだなと思いました」
―― どんな方に見てもらいたい作品ですか?
鈴鹿「映画館で笑ったり、楽しみたいなという方にはぜひ見てもらいたいです。アニメが好きな方も、ファンタジーが好きな方も、ラブストーリーが好きな方も、いろんな人にスッと届けられるいい作品です。独創的な世界観とファンタジーの世界ですが、すごく純粋に楽しめる映画だと思うので、見て楽しんでほしいです」
山田「くすっと笑える要素もたくさんあって、見終わった後はハッピーになれる作品なので、どの世代にも刺さるのかなと思います。色彩がすごく豊かで、絵もキレイでおしゃれなので、おしゃれ感度が高いmini読者のみなさんのような人にも見てもらえたら嬉しいです!」

PROFILE
すずか・おうじ/2000年1月11日生まれ、岡山県出身。2018年「MEN’S NON-NO」専属モデルオーディションでグランプリを獲得。ドラマ『silent』、Netflixドラマ『君に届け』、映画『花まんま』など 話題作に続々出演。舞台DISCOVER WORLD THEATRE vol.15『リア王』は10月9日~THE ATER MILANO-Zaにて上演予定です。

やまだ・あんな/2001年1月8生まれ、埼玉県出身。2011年「ちゃおガール2011☆」オーディションでグランプリを受賞しデビュー。 『ゴールデンカムイ』シリーズ、映画『正体』を はじめ多くのドラマ、映画作品に出演。W主演映画『恋に至る病』(10月24日公開予定)など、待機作も控える。

映画『ChaO』

世界的に有名なアンデルセン童話の一つである「人魚姫」をベースにしたオリジナルアニメーション。人間と人魚が共存する未来社会。船舶をつくる会社で働くサラリーマンのステファン(声:鈴鹿央士)は、ある日人魚王国のお姫様であるチャオ(声:山田杏奈)に求婚される。「二人の結婚は人間と人魚の友好関係のため」と騒ぎ立てられる中、周りに流されて結婚を承諾するステファン。純粋でまっすぐなチャオの愛情を受けるうちチャオに惹かれていくのだが……。新時代の人魚姫に会える、この夏のウルトラミラクルラブストーリー。8月15日公開。配給:東映

photography_ATSUKO KITAURA
styling_AKIRA MARUYAMA(鈴鹿さん)、MIKA ITO(山田さん)
hair & make-up_ AI MIYAMOTO[yosine.](鈴鹿さん)、CHIAKI SAIO(山田さん)
 
2025年mini9月号より

mini編集部

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