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【玉井詩織】初写真集が二作同時発売♡ スペシャルインタビューをお届け!【ももいろクローバーZ】

  • 2025.8.23

ももいろクローバーZの玉井詩織さんが芸能生活20周年、そして30歳を迎えたことを記念して二作の写真集をリリース。

ベトナムで撮影を行い、玉井さんの自然体な姿がたっぷり見られる『たまゆら』、脚本家・生方美久氏が描き下ろした三つのストーリーをベースに写真家・濱田英明氏が撮影した『しおどき』と、さまざまな姿が撮り収められた初の写真集についてお話を聞きました!

いい意味で少しずつ自分の殻が剥がれていっている気がする

ともに写真集『たまゆら』より/©SDP

――初めての写真集を出すと決まったときはどんな気持ちでしたか?

「芸能生活20周年というのはマネージャーさんに言われるまで気づいていなかったんですけど(笑)、節目の年が重なった奇跡的なタイミングに写真集を出させていただけることになって本当に嬉しかったですし、私自身にとってもプレゼントになりました。そしてこれだけの年数を活動できているのもファンの方々がいてこそのことで、受け取ってくださる方がいないと成り立たないお仕事なので、いつも応援してくださるみなさんに日頃の感謝の気持ちをこういう形でお届けできるのは本当に幸せなことだなと。それから、写真集の規模の大きさにも驚いていて。取材の量やセレクトの工程とか、撮る前よりも撮ったあとから写真集のすごさを実感して噛み締めているところです(笑)。こうやって二作同時に発売できるというのもすごく贅沢なことでありがたいですし、自分的にも大満足できるものができたので、多くの方に届くといいなと思っています」

――写真集ではドレッシーなスタイルからラフな部屋着までとても幅広い衣装を纏った玉井さんを見ることができますが、衣装でのこだわりは?

「ぶわ〜っとすごい量の衣装のなかから選んだんですけど、気になるものから自由に着ていいよ、という感じだったので、『写真集の衣装ってこんな感じで選んでいくんだ!』と最初はびっくりしました。自分のなかで明確にビジョンがあったわけではなかったので、着てみた感覚みたいなもので選んでいったんですけど、ファンの方たちに手に取ってもらう機会が多い作品だと思うので、黄色の衣装や、逆に普段あまり着ることがないものにも挑戦してみました。それにちょっとエレガントなワンピースとか露出が多めの衣装も、この年齢だからこそいやらしくならずに着られるのかなと思って、同性や同世代の方に可愛いなと感じてもらえるようなファッショナブルなものも選んでいきました」

――お気に入りのカットを教えてください!

「いくつかあるんですけど、『たまゆら』は花柄の水着で撮っている写真が好きですね。撮っているときからこれが表紙になるのかなと勝手に思っていました。無造作なヘアとかがすごく自分らしくて、等身大でお気に入りです。『しおどき』の“下北沢で自由に生きるフリーター” 鈴木詩帆のストーリーでの髪を切るシーンは、撮影しながらも10代のころに自分がバッサリ髪の毛を切ったときのことを思い出して。自分と全然違う人生だけど、重ね合わせられる部分だったのでグッとくるところがありましたし、見てくださるファンの方にも玉井詩織らしさみたいなのを感じてもらえる、ちょっとエモいカットかなと思います」

ともに写真集『たまゆら』より/©SDP

――写真集について、周りの方からはどんな反応がありましたか?

「普段活動している範囲からさらにもう少し外側にも届いているような感覚があって、いつもはそんなにリアクションがない友だちとか、お仕事で会った方から『写真集出すんだね』という言葉をいただいて、それだけ大きいことなんだなと実感していますし、割と女性からの反応が多くって、それは狙い通りで嬉しいです」

――メンバーのみなさんからの反応はどうでしたか?

「写真はまだ見せられてないんですけど、どう思っているんですかね。ベトナムのお土産を渡したときは『ベトナム行ってきたんだ!』『写真集撮るんだ!』みたいな反応でした」

――改めてご自身の写真集をご覧になって、自分の変化を感じたり、発見はありますか?

「撮影の仕方や作り方が違う二作なんですけど、両方を通して自分の好きと周りから見て似合うものは意外と違うのかなと思いました。客観的に見たらこういう服が似合うんだなと気づくいいきっかけになったし、写真のセレクトでも自分だったらこの表情は選ばないな、と思うものも、周りの方が見たらすごくいいものかもしれなくて、自分ひとりの判断だけだと意外と見落としてしまうところがあるのかなと思いました。あと、自然体でカメラの前に立てるようになりましたね。撮られているという意識が強くなると表情もバリエーションがなくなったり、ポージングもかしこまっちゃうんですけど、今回の写真集はポーズや表情を強く意識したわけではないからこそ、自分のなかでも新しい発見があって。年齢を重ねていくなかで、いい意味で少しずつ自分の殻みたいなものが剥がれていっているのかなと思っています」

20年経っても変わらないのは好奇心旺盛さ。これからも挑戦し続けていたい

ともにストーリー写真集『しおどき』より/©SDP

――普段のファッションやヘアメイクについては、今と昔で変化はありますか?

「イメージカラーはピンクがよかったり、可愛らしいものが好きだった時期もあったんですけど、それを経て割とカジュアルだったり、オーバーサイズのものが好きで選んでいたんです。最近は、体形を褒めていただくことが多いので、ちょっと脚を出すファッションにチャレンジしてみたり。年齢を重ねたからこそガーリーなものを合わせても甘くなりすぎずにちょうどいいバランスが取れることに気がついて、年齢に応じて少しずつ好きなものや取り入れるものが変わってきているなと思います。メイクではあまり流行りにのるタイプではないですけど、自然とその時代に合うものを選んでいるのかなと思います。日々いろんなメイクさんとお仕事をさせていただくので、そこでいろいろ学んでいます。基本的にはナチュラルで、今だったら夏に寄せたメイクだったりとか、ライブだったらステージ映えするメイクに変えたり。こうじゃなきゃいけないという自分の顔の作り方があるわけではないので、シチュエーションに応じていろいろ楽しんでいます」

――20年前と今とで一番変化した部分と、一番変わらない部分は?

「変わらないのは好奇心旺盛な気持ち。昔からいろんなことに興味があるタイプだったし、とりあえずやってみよう!みたいな精神がすごくあって。それが自分にとってもプラスに働いている個性だと思いますね。変わった部分でいうと、いろんなことを客観的に見られるようになったかな。昔はどうしても自分のことで精一杯というか、周りを見る余裕がなくて、こうじゃなきゃダメと思ってしまう部分があったんですけど、最近はいい意味で何も着飾っていないというか、自分をよく見せようと思うことが少なくなりました」

ともにストーリー写真集『しおどき』より/©SDP

――玉井さんが今一番気になっていることや興味があることは?

「興味があるのは栄養学です。自分のからだにとっていいものを取り入れることが気になっているんですけど、たとえばもし、ポテトサラダを作るとしたら、私はいろんなレシピをいっぱい見比べて、どれが今の自分にベストなのかを考えて作るんですよ。年齢とともに健康や肌について悩むポイントが変わってきて、肌のことだったら今まで外側からケアすることばかり考えていたけど、からだの中からケアできることも勉強できたら幅が広がるのかなと思っています」

――普段からお料理はよくするんですか?

「日常的にはなかなかできていないですけど、好きなので、時間があるときは作るようにしています。友だちにおうちに来てもらって一緒にごはんを作ったりしますね」

――玉井さんの夏の定番料理といえば?

「私、夏野菜が大好きなので、去年、一昨年は夏野菜の浅漬けみたいなものを作っていました。いっぱい野菜が摂れて美味しいんです。ゴーヤチャンプルーもたまに作りたくなるし、ゴーヤとツナのサラダは母が昔から作ってくれて私も大好きなので、夏になると食べたくなります」

――ここ数年でグループだけでなくソロでの活動もどんどん幅が広がっていますが、個人としてもっとモノづくりをしたい!と思ったり、新たにやってみたいことが見つかったりすることはありますか?

「楽しさとかやりがいはすごく感じますし、自分で発案したものが形になってお客さんに届いて、それを評価してもらえると達成感にも繋がって、またやりたいなと思ったりするんですけど、私は考え出すまでが本当に腰が重たいというか(笑)。始めてしまえばいろんなアイデアが浮かんだりするので自分でも新しい発見があるんですけど、じゃあ次に何をやろうかと考えるまでに時間がかかるので(笑)、すごくやりたい気持ちとなかなか取りかかれない気持ちと両方がありますね。でも、もともと0から1を作れる人にすごく憧れがあって。自分はそういうことがすごく苦手で難しいことだと思っていたんですけど、ソロコンサートとか企画したものが世の中に広がっていくことを考えると、たまに自分に負荷をかけてチャレンジするのも大事かなと思っています」

●PROFILE
玉井詩織(たまいしおり)/1995年6月4日生まれ、神奈川県出身。ももいろクローバーZのメンバーとして活動中。ドラマやバラエティへの出演など、ソロでも活動の幅を広げており、2025年5月には日本武道館にてソロコンサートを開催。音楽劇『謎解きはディナーのあとで』への出演を控えている。

●INFORMATION
玉井詩織(たまいしおり)の名前がタイトルに盛り込まれた“対となる二作のアニバーサリー写真集”が8月27日(水)に同時発売!

玉井詩織 1st写真集 「たまゆら」(¥3,300/SDP)

玉井さんがかねてよりその美しさに魅せられていた、ベトナム南部ホーチミン、そして離島・フーコック島にて撮影を敢行。芸能活動20周年、そして30歳という節目の年を目前に、等身大の魅力が詰まっている。

玉井詩織 ストーリー写真集 「しおどき」(¥3,300/SDP)

脚本家・生方美久氏、写真家・濱田英明氏との豪華タッグが実現。3つの物語の主人公を演じ、女優としての新たな魅力が引き出されたストーリー写真集。アイドルとしての顔とは異なる、女優としての新たな魅力が引き出された一冊。


text_SONOKO TOKAIRIN
edit_ATSUKO KOBAYASHI[mini WEB]

mini編集部

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