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トム・ホランド、ADHDとディスレクシアを公表

  • 2025.9.4
Deadline Presents Apple TV+'s "The Crowded Room"

トム・ホランドが、ADHD(注意欠如・多動症)とディスレクシア(文字の読み書きに限定した困難がある学習障害の一種)の診断を受けていることを明かした。遊びの大切さを訴えるレゴのショートムービーに出演したトムは、『IGN』のインタビューで「僕はADHDとディスレクシアなので、真っ白なキャンバスを与えられると、ちょっと怖気づいてしまうことがあるんです。役作りのときにも、そうした困難に直面することがあります」と語った。

国立特別支援教育総合研究所によると、ADHDとは年齢あるいは発達に不釣り合いな注意力、及び/又は衝動性、多動性を特徴とする行動の障害を指す。また国立成育医療研究センターによると、ディスレクシアは知的能力の低さや勉強不足が原因ではなく、文字の読み書きに困難を抱える疾患のことで、トムの場合は正しく言葉を綴ることが苦手なようだ。

トムは2023年7月に出演したポッドキャスト『On Purpose』で、7歳のときにディスレクシアと診断を受けたと明かしている。「スペリングが最大の難関でした。学校では本当に頑張った。特に成績が良かったわけではないけれど、両親は『最善を尽くせばいい』と言ってくれました」と家族のサポートに感謝していた。

なおトムは、『Never stop playing - 心が動く方へ。 | 創造力が、世界を変える』と題したレゴのキャンペーン動画で、宇宙軍の上官やサッカー選手、発明家、祖父と孫、経営者、長髪の芸術家と七変化を見せ、遊ぶことの大切さを説いている。新たな役に挑戦する際も、「恐れてしまうことがある」と話すトムだが、役作りにおいても遊びが持つ不確実性が役立っているそうだ。

「年齢にかかわらず、創造性を否応なく刺激し、既成概念を覆し、変化を起こすようなものごとに触れることはできる。それは、取扱説明書に載っているかもしれないし、載っていないかもしれないけれど、健全な創造性を育むことになる。そうした経験をすればするほど、より良い結果が生まれるんだと思います」

Text: Tae Terai

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