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ウィリアム皇太子夫妻、ジョージ王子が7歳になるまで国王になる“運命”を伝えなかった理由

  • 2025.9.4
The Prince and Princess of Wales Attend Wimbledon 2023 - Day 14

英国のウィリアム皇太子キャサリン妃は、長男ジョージ王子が7歳になるまで、いずれ国王になることを伝えなかったという。エリザベス女王らの伝記を執筆してきたイギリスの歴史家、ロバート・レイシーが『People』に明かしたところによると、プレッシャーに押しつぶされることなく、できる限り普通の子ども時代を送ってほしいという切なる思いからだったそうだ。

「ジョージ王子は、本当に普通の子ども時代を過ごしています。ウィリアムは、わざと(ジョージ王子が将来国王になるという)事実を伝えることをギリギリまで遅らせたのです。これは、特別な配慮と思慮深さを示しており、同時にウィリアム自身が王冠の重みをどう感じているかを表しています」「ウィリアムは、皇太子としての役割と同じくらい、未来の国王の父としての役割を真剣に受け止めています。これがカギです。彼が何より優先するのは、子どもたちが将来を恐れるのではなく、楽しめるようにすることです」

2023年、チャールズ国王の戴冠式。
Their Majesties King Charles III And Queen Camilla - Coronation Day2023年、チャールズ国王の戴冠式。

皇太子夫妻のこうした思いは、学校選びにも表れている。ジョージ王子は現在、妹シャーロット王女や弟ルイ王子とともに自宅、アデレード・コテージ近くにある男女共学のラムブルック・スクールに通っているが、王室に詳しいジャーナリストのサリー・ベデル・スミスによれば、これは画期的なことだそう。

今秋、小学校の最終学年に進級するジョージ王子は、来年の秋からウィリアム皇太子の母校である寄宿制の男子校イートン校に進学することが最有力視されている。一家は年内にウィンザー・グレート・パークにあるフォレスト・ロッジに転居を予定しているが、広くなることに加え、イートン校から近いという利点もある。

ジョージ王子はまだ12歳だが、チャールズ国王ががんの治療を受けていることもあり、将来に関する話題を避けることは難しい。万が一、ジョージ王子が学生のうちにウィリアム皇太子が国王に即位することになったとしても、皇太子の称号を授与するタイミングを遅らせる可能性もあるそうだ。

Text: Tae Terai

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