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『介護費用で困らない人』は日常的にやっている…無理なく続けられる“介護資金の積み立て”とは?【FPが解説】

  • 2025.10.11
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

介護にかかるお金の不安が増すいま、将来を安心して迎えるために何をすべきか悩んでいませんか?実は介護費用で困らない人は、無理なく続けられる積み立てを、こつこつと日常生活に取り入れています。

この記事では、誰もが実践できる介護資金の積み立て方法をご紹介。今から始めることで大きな安心につながる、その秘訣をわかりやすく解説します。

介護費用の実情とは…予期せぬ出費で家計がピンチに?

介護費用は、一般的に数百万円規模の大きな支出となることが少なくありません。公益財団法人生命保険文化センターの調査によると、車椅子やベッドなどの一時的にかかった介護費用は、平均で47万円です。介護費用の平均総額は約500万円となっており、長期になるにつれて、介護費がかさんでしまうケースも珍しくありません。

介護にかかる費用は、介護保険サービスの自己負担分だけでなく、介護用品や住宅改修、さらには医療費も含まれる場合があるため、予期しない出費となることもあります。こうした負担に備えて、計画的な準備が必要ですが、多くの人が漠然とした不安を抱えつつ、まだ具体的な積み立てや準備ができていません。

「将来的に介護が必要になった時に、具体的にいくら必要になるのか」「介護保険だけで本当に足りるのか」「いつから積み立てを始めるべきか」といった疑問が多く聞かれます。これらの疑問に答えるには、介護費用の特徴と自分のライフプランをしっかり理解することが大切です。

出典:公益財団法人生命保険文化センター 2024(令和6)年度生命保険に関する全国実態調査 https://www.jili.or.jp/files/research/zenkokujittai/pdf/r6/2024honshiall.pdf

毎日の生活に無理なく組み込む賢い積み立て術とは?

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出典:photoAC(※画像はイメージです)

では、具体的にどのような方法で介護資金を準備すればよいのでしょうか?FPが推奨するのは、無理のない範囲で「毎月一定額をコツコツ積み立てる」ことです。ポイントは、家計の負担にならない金額設定と、使い勝手の良い金融商品を選ぶこと。

例えば、給与振込口座から自動的に引き落とされる貯蓄用口座に、毎月1万円〜2万円を積み立てる方法。これなら「貯めよう」と意識せずに積み立てが続けられ、まとまったお金を準備しやすくなります。さらに、介護費用を捻出することを視野に入れた保険商品を活用するのもおすすめです。

具体例を挙げると、65歳までに介護資金として500万円を貯めたい場合、25歳から開始すると毎月約1万円で計画的に準備可能。逆に、50歳から始めると毎月の積み立て額が約3万円と負担が増えるため、早めのスタートが助けになります。

また、家計の無駄遣いを見直し、介護資金用の積立と並行して「医療費」の備えを厚くすることも長期的に安心感を高めます。

安心の備えを習慣化し、未来に笑顔を増やそう

介護費用は誰にでも起こり得る現実ですが、計画的な準備があれば心配せずに将来を迎えられます。

大事なのは「ちょっとずつでも良いから始めること」。続けることで積み立てが増え、急な介護費用に困らないだけでなく、心にゆとりも生まれます。日々の生活の中に無理なく積み立てを組み込み、家族も自分も安心できる未来を目指しましょう。


監修者:石坂貴史

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証券会社IFA、2級FP技能士、AFP、マネーシップス運営代表者。累計1,100件以上のご相談、金融関連の記事制作、校正・監修を手掛けています。「金融・経済、不動産、保険、相続、税制、教育」の6つのFP分野が専門。お金の運用やライフプランの相談において、ポートフォリオ理論と行動経済学を基盤にサポートいたします。


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