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ドイツの電車で「罰金1万円」号泣する女性、“まさかの理由”に「納得いかない」「ひどすぎる…」

  • 2025.9.17
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出典:Photo AC ※画像はイメージです

国ごとに独自の文化があり、日本とは異なる点も数多くあります。ときには、その違いに思わず驚かされることもあるでしょう。

ドイツにMBA留学中のゆりあ(@hiroseyuria)さんが、「ドイツの電車での驚きの出来事」についてTikTokに投稿し、「納得いかない」「ひどすぎる…」と注目を集めています。

いったいどんなことがあったのでしょうか?

気になる投稿が、こちら!

@hiroseyuria ドイツ人も問題視しているドイツの電車…🚃😱 最近経験したヤバいエピソードをご紹介します… 私は乗るたびヒヤヒヤしてます😭 #ドイツ #電車 #電車あるある #罰金 #違反 ♬ original sound - ゆりあ🇩🇪×🇯🇵

ウルムからフランクフルトまで、約2時間半の電車旅での出来事。途中で乗車してきた女性が「ヘッセン州で使える公共交通機関の無料パスは使えますか?」と駅員さんに聞きに行ったのだそう。

駅員さんは使えない旨を説明しましたが、説明している間に電車が発車してしまいます。女性はチケットを買いに行こうとしたものの、当然購入できません。

すると、駅員さんは「罰金約1万円」と告げたのです。それを聞いた投稿さんは「ひどい」と感じたといいます。

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出典:ゆりあ(@hiroseyuria)さん

というのも、ドイツの駅には改札がないため、事前にチケットの確認ができません。そのため駅員さんに聞くしかないのですが、しっかりと聞いたにもかかわらず「罰金約1万円」と請求されたのです。

その女性は理不尽と感じて号泣し、駅員さんは女性が泣き出したことに「ふざけるな」と怒り出したといいます。そんな経緯を見ていた投稿者さんは「ドイツの電車ではチケットを気を付けなくちゃ」と思ったとのこと。

日本では考えられない対応ですね。実は、他にもドイツの電車にまつわる驚くような話があるようです。

大学院でもドイツ語の先生が「ドイツ人は真面目だが、ドイツの電車のシステムはヤバい」と言っていたといいます。なんと、電車が道を間違えたことがあったそうです。

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出典:ゆりあ(@hiroseyuria)さん

投稿者さんは、初めは「あり得ない」と思いましたが、これまでの経験から「ドイツならあり得るかも…」と思ったのだとか。日本の電車との違いには驚くばかりですね。

ドイツと日本の違い

この時の様子や、ドイツと日本の電車の違いなどについて、投稿者さんに詳しくお話を伺いました。

---駅員さんの対応に驚きました!こちらの女性は、結果的に事前にチケットを購入せずに乗車したことになってしまった、という理由で罰金を請求されたのでしょうか?

はい。今回の女性は「事前にチケットを購入せずに乗車した」という扱いになり、その結果、罰金を請求された形になります。ドイツでは、電車が動き出してからではチケットを購入できないため、たとえ本人が買うつもりだったとしても、システム上「無賃乗車」として扱われます。

---それは辛いですね。罰金も1万円程度とのことでしたが、本来の運賃はどのくらいだったのでしょうか?

この場合、【一律で60ユーロ(約1万円)】の罰金が科せられます。通常、この区間の電車代は約1,700円なので、かなり高額なペナルティです。

さらに、距離や運賃にかかわらず一律60ユーロなので、例えば本来80ユーロのチケットが必要な長距離移動でも罰金は60ユーロで済みます。

そのため、極端に言えば「罰金の方が安い」という逆転現象が起きることもあり、制度自体が不公平だと感じる人も多いです。

---納得のできないのも頷けます。大学院の先生方や周囲のドイツ人の方々は、ドイツの電車について、ほかにどんなことをおっしゃっていますか?

ドイツ人の友人や大学院の先生方も、ドイツの鉄道システムについては常に不満を口にしています。

よく言われるのは、「2時間遅延するつもりでスケジュールを立てるのが安全」というジョークのような現実です。2時間は本来の移動時間に匹敵するので、日本人からするとかなり衝撃的です。

---2時間…それは驚きですね。

他にも、私が聞いた印象的なエピソードですと、線路上で動物が死んでいるのが見つかったとき、すぐに取り除いて列車を動かすのではなく、ドイツではまず警察を呼び、現場検証を徹底的に行います。その結果、列車は3時間以上も完全に運行停止になりました。

このように、「時間通りに運行を再開すること」よりも「手続きの正確さ」や「責任の明確化」を優先する文化があり、結果として遅延が長引きます。

---なるほど、優先順位の付け方の違いなのかもしれませんね。

突然の運休も多い!

---ほかにもドイツの電車で「よくあること」はありますか?

ドイツでは電車の突然の運休も非常に多いです。発車数分前にキャンセルされることもあり、たとえチケットを持っていても無効になってしまいます。払い戻しや振替対応はスムーズではなく、乗客が自分で別の電車を探して再購入しなければならない場合もあります。

さらに、発車ホームが突然変更されることもよくあり、変更が直前すぎて気づけず、乗り遅れるケースも多いです。

私自身は以前、ローカル列車用のチケットしか持っていなかったのに、誤って特急列車に乗ってしまったことがあります。そのときは罰金を払って済ませたかったのですが、車掌さんに強制的に電車から降ろされ、冬の知らない田舎駅に取り残されてしまいました。とてもショックな経験で、当時のことを動画で紹介しています。

@hiroseyuria ブチギレ乗務員に知らない駅で電車から降ろされ、ホームで大号泣😭 ハプニング中はパニックで全然撮影できず、前後に撮影した映像を使っています。 今までで1番やばかったドイツの電車旅でパニック状態になっていました。 #ドイツ #ice #号泣 #極寒 #乗務員 #激怒 #日#日常vlog#日常#日常をtikる#旅#旅vlog#海外 ♬ ショパン ノクターン第2番 ピアノ モノ - moshimo sound design
@hiroseyuria 1つ前の動画の後編です。前編を見ていない方は先にそちらをご覧ください🙇‍♀️ 今回の件がトラウマすぎてもうドイツ・ヨーロッパで1人旅はしません。 どうか同じ思いをする人が1人でも少なくなりますように… #ド#ドイツi#ice#号泣#極寒#乗務員#激怒#日常vlog#日常#日常をtikる#旅#海外#海外旅行 ♬ ショパン ノクターン第2番 ピアノ モノ - moshimo sound design

---とても大変な出来事でしたね。ドイツでも日本の電車のように、遅延理由のアナウンスがありますか?

遅延の主な理由は、車内アナウンスでも「技術的な問題(Technische Storung)」とされることが多いです。ただし、具体的にどんな不具合なのかはほとんど説明されず、乗客にはわかりません。

ドイツ鉄道は全体的に運営が雑で、管理システムも複雑ではないため、一つの電車の遅延が他の電車にも連鎖的に影響してしまいます。

遅延が発生しても、日本のように迅速な対応をするというよりは、復旧に時間がかかり、その間に遅延がさらに拡大していくことが多いです。

※編集部注:Technische Storungの「o」はトレマを付したoが正式表記

---なぜそのようなことになるのでしょうか?

背景として、ドイツ政府が20年以上前から鉄道への投資を怠ってきたことがあり、老朽化が進んでいることが考えられます。

さらに、ドイツ国内の鉄道はほぼ全てが「ドイツ鉄道(Deutsche Bahn)」という一社による独占運営で、競争がないため改善が進みにくい現状もあります。

---貴重なお話をありがとうございました!

ドイツの電車システムに驚きの声

こちらの投稿には、さまざまなコメントが寄せられていました。

ええぇ…発車前に聞いたのに、動いたから罰金になるなんて…本当に改札システム必要ですね…
チケットで引っかかってる人はたまに見かけますが、発車したから罰金は流石に。買いたいって、言っていたのであれば、買わせてあげれば良くないですか?と僕は思います。
ワイも、国は違うけどベネチアのバスで同じ目にあった
日本なんて特急券持ってなくて特急乗っちゃっても席さえ空いてればその場で買って解決なのに、これはドイツ行くの心配になってきた

日本との違いに驚く声が多数見られました。投稿者さんも注意していたように、ドイツの電車に乗る際は、十分に気を付けなくてはなりませんね。

取材協力:ゆりあ(@hiroseyuria)さん


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